見出し画像

AudiiSion SP ~ 小型ステレオ・スピーカーひとつで立体音響


AudiiSion SP とは


イヤホン独特の狭い音場(頭内定位)を解消する技術である AudiiSion EP

このたび、これをスピーカーに応用し、小型ステレオ・スピーカーひとつで広がりのある音像を再現することができるようになりました。

「小型ステレオ・スピーカー」とは、主に横幅 20 cm 程度のポータブル・ブルートゥース・スピーカーなどを想定していて、ノート PC、スマホ・タブレット、パーソナル・テレビ等も含みます。

これらは左右2つのスピーカー・ユニットを持つ「ステレオ」であるにもかかわらず、スピーカー間隔が狭いためほぼ「モノラル」のように聞こえ、「いかにもそこから音が出ている感じ」がする場合が多いかと思います。


AudiiSion SP は、スピーカーの存在を忘れさせるような、自然で広がりのある音場を再現します。


ソースは、モノラルでは効果が得られません。

モノラル・ソースを擬似的にステレオにするのではなく、元々のソースが持つ音像定位や音質を保ったまま、音響空間を大きく広げます。


スピーカー間隔やその構造、視聴距離等によって調整が必要ですが、ひとつのパラメーターで最も広がりを感じる値を選ぶだけなので、ユーザーが簡単に行うことができます。システムごとの事前の調整は不要です。


デモ動画


このデモ動画は、ユニット間隔 15 cm 前後のポータブル・スピーカーを、視聴距離約 80 cm で聴く場合に最適化した例です。


こちらのデモでは、スピーカー設定を10種類変えています。


この中に、あなたのシステムに合った設定があるかもしれません。

iPhone(横持ち)ですと、6~7 辺りが最も広がるのではないかと思います。


仕様


AudiiSion SP は、AudiiSion EP の一機能として提供されます。


演算量は、最新の AudiiSion EP と同じく、固定小数点演算で 10 MIPS ~ 程度(48 kHz サンプリング時、オーバーヘッドを除く)です。

AudiiSion EP 自体、よりシンプルな構成で従来以上の効果が出せるようになったため、以前より演算量が減っています

96 kHz ~ サンプリングにも対応可能です。


今後もブラッシュアップさせていきますので、ご期待ください。


お問い合わせ先


お問い合わせは以下までどうぞ。

AudiiSion Sound Lab.
オーディージョンサウンドラボ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?