見出し画像

好きな事をお仕事にすると言う選択肢

こんばんは。

遅い時間にすみません れふとで御座います。
ふと、以前に天職の事について話題になった事を思い出しました。

好きな事だったりやりたい事だったりを天職と言う方が私が思うよりもとても多くて、
調べてみたら確かにそんな感じの意味合いで書かれていました。

私は意味も調べずに天職とは と言う事について自身の見解が出来てしまった為、
皆さんとはだいぶ違う捉え方で考えていた事がわかりました。

人に批判をされてもしたいと思えるお仕事、お給料や待遇に関係なくやりたいと思えるお仕事 みたいに書いてあったのですが、それが
お仕事として成り立たなければ天職とは呼べないのではないかと思っていました。

少ないお給料でも心が充実してやりがいがと思えるのであれば天職なのかもしれないのですが、
誰からも求められず、何の生産性も生み出せないのでしたら
それは天職じゃなくてただの趣味だと思うのですよね。

私が思っていた天職とは、生まれつきの天性的な部分で向いている事、
しっかりとアジャスト出来て成果を生み出せるお仕事だと思っていました。

音楽をしていた頃の私は人見知りですし人と関わらずに、黙々と形にないものを
絵画だったり音楽であったり、または匂いであったり。
五感で感じられるようなものにアウトプットする事が天職だと思っていました。
生産性は当時はわかりませんでしたが、とても得意だったからです。

でも、実際は今のお仕事がそうなのですが真逆で、
人と関わって、相手ありきのお仕事が天職だと言われます。

実際今のお仕事に就いてからは言われてきた言葉の意味がしっかりと理解できるくらい大人になりましたし、
最も向いているのであろうお仕事は人と関わる事で、人の為に、誰かの為に一生懸命になる事が私の天職なのだろうと思えるように、最近なりました。

やりたい事とは異なるかもしれませんが、本気になれる事ではあるからです。

そして、それは音楽にとっても同じなのだと感じました。
聴いてくれる人の為、応援してくれる人の期待に応えたいとか、そう言った心で音楽を作るようになってから
軌道に乗ってきたように思います。

ぎゅっとまとめますと

天職と思うそのお仕事って、天職かもしれないですけど、
向いてないかもしれない

と言う事なんですよね。

私は結局やりたいお仕事では結果を出せず、やりたいとは思っていなかった今のお仕事が、
今ではやりがいを感じられるようにもなりましたし、天職だと思うと言ってもらえる事も増えました。

大好きな事は仕事にしたくないと言う方もいますし、
その逆に仕事になった上で大好きでそのお仕事を続けられる方もいらっしゃるかと思います。

私は完全な前者だったのだと思いますし、
私と同じように、前者タイプであるにも関わらず後者的な意味合いでご自身の天職を探されている方、
悩んでいらっしゃる方もたくさんいらっしゃるようにお見受けします。


聴いてくれる方、期待して待ってくれる方の為に良い音楽を作り続けたいと言う気持ちや、
閃くアイデアをアウトプットして形にしていく楽しさや充実感、達成感。

そのようなものは、お金が絡んできた事で徐々に霞んでいき、結果リタイアしてしまいました。

今、自分の天職は何だろうと思っている方には是非、頭の片隅に置いておいてほしいのです。

好きな事をお仕事にするのはとても素敵な事ですが、
それがあなたにとって正しい選択ではないかもしれません。


好きな事にはお金を払ってでも楽しんで、
好きな事を存分に楽しむ為に、好きではないかもしれませんが向いてる事、
成果を上げられる事をお仕事にすると言う選択が正しい場合も、あるかと思うのです。

私は結果大失敗をしてしまいましたが、そのおかげで今のお仕事を全力で行う事ができています。
考え方次第で今も、未来もどうとでもなる部分ってありますから


どうかご自身の可能性を、未来を、
ご自身で潰してしまうことのないようにして欲しいなと
心から思うのです。


それでは、良いクリスマスをお迎えくださいませ。
お休みなさい。良い夢を。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?