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【Wacci】別の人の彼女になったよのお話。

こんにちは。

これまたれふとで御座います。

優先順位を上からやっつけていって、
やることが無くなった時の箸休めにでもご覧頂けると幸いです。

私は何度でも言うのですが音楽が好きです。
聴くのも歌うのも、奏でるのも好きです。
もう、最近は聴くばかりですが…。

やっぱり音楽というだけあるので、音を楽しむところから入るタイプの私は、
初見で歌詞は聴いていません。
歌詞も大切なんですけど、歌詞も発音する音の一つ一つとしてまずは楽しむタイプです。
譜割りがバチっとハマっている曲に出会うとそこのメロディーだけ狂ったように聴いてしまいます。

歌詞は聴いていないと言うのも失礼に聴こえるかも知れませんが、
聴いていくうちにスーッと入ってきますからそれでいいと思っています。


そう言った意味では秋元康の作る歌詞は耳障りとしては好きになれません。
譜割りのセンスを全く感じないのです。
実際のところ、内容的には読んでみると素晴らしいものもたくさんあったので、
詩人ではあっても作詞家ではないのかなと感じています。



さて、前回Adoちゃんの記事を書いたところ、
ただただ好きなアーティストを褒めちぎっているだけの記事になってしまったので、
最早それでいいんじゃないかと開き直りました。

わざわざ嫌いなアーティストの嫌いな理由を記事にするよりも、
好きなアーティストの好きな理由を記事にした方が絶対にいいと思いますしね。

と、それらしい理由をつけて自分に納得したいと思います。

もしまだご覧になっていない方は是非、合わせてどうぞ。

今回はWacciの「別の人の彼女になったよ」と言う曲です。

なぜこの曲をチョイスさせていただいたかと言うと、
職場でアンジー(仮)が、この曲に対して言った一言が決め手でした。

「つまりどう言う事?この女ただの最低女じゃん。」

と言う言葉でした。
音楽の面白さってそこにもあると思います。

聴く子のその時の思い出や心境とリンクしたり、
たまたま刺さったり、たまたまその時は刺さらなかったり。

歌詞の意図する答えについても、正解は聴き手の中で生まれるもので、
みんなと同じではなくても構わない
と、言うところもまた音楽の面白さだと思うのです。

この曲の歌詞については女の子から男の子へ向けた歌詞になっているので、
個人的には男性目線で聴くのが受け取り側としての心で、
女性目線で聴くのは共感性として感じる心のように感じました。

そして、実際はそれを男性が熱く歌い上げていらっしゃる。

もう既に構図からして面白いですよね。
笑顔で別れの曲を歌うとか、いろんなパターンはありますけど、
曲が始まる前の時点で既にもうギミックは仕掛けられているような感じがします。

歌詞の内容は皆様ご存知かと思いますので、省略しまして
私の見解はこうだと思いました。

1コーラス目では新しい恋人が出来て当時の「あなた」と比較して今の彼の素敵なところを述べています。
私は良い人と出会えたから、だから早くあなたも良い人を見つけてね と、思わせる内容。

わざわざ元彼に言う?と思わせるような入りになっていると感じる人もいらっしゃったかと思います。

2コーラス目では今の彼の現実的な面が描かれていて、
自分らしくいられないところがあると言う愚痴っぽいところが出ています。

そして個人的にポイントだと思ったのが、大サビ前の
「あなたも早くなってね だけど私はズルイから」
と言う、部分です。

別の人の彼氏に と言う1コーラス目で歌っていた歌詞を端折っています。
ここに彼女側のとても強い気持ちが現れていると感じました。

きっとこれは譜割りだけの問題ではなく、意図して描いていると思います。

だけど私はズルイ と言う心が、別の人の彼氏に と言う言葉を覆っている
そんな風に、私には感じられました。

ああ、グッときますね。

そして大サビでもう会いたくなってしまったと言う本音がダイナミックに歌い上げられています。

ここで1コーラス目で言っていた「早くなってね 別の人の彼氏に」と言う歌詞の本意が現れてくるのがまたおかわりポイントだと思います。

ハイボール3杯くらいいけますよね。
…ね。


私は良い人見つけたから ではなくて、本当はまだ好きだから早く誰かと付き合って、早く諦めさせてね。
と言う意味合いにも聞こえてきます。

アンジーが最低女じゃんと言ったのは、女の子にも関わらず彼氏目線でこの曲を聴いたからだと思われます。

なので、それはそれで正解でもありますし、
女の子目線で聴いてみると「わかるぅっ…」と、
キュンキュンした子も後を絶たないと思います。

ハマりやすく飽きっぽい私…あ、違いますね。
熱し易く冷め易い私はどっち目線でもなく、結構客観的に聴いていたところもあって、その後を考えさせられました。

きっと、自分らしくいられる「あなた」とは楽しくもあり喧嘩もあり、
喜怒哀楽がたくさんあるけれど、
結婚をするなら「あなた」では不安な面が事実あって、
堅実的な方とお付き合いすることにしました。

…みたいな。

付き合うならこんなタイプがいいけど、結婚するならこんな人が実際いいよね〜

…的な。

きっと「あなた」は夢もあって一緒にいて楽しいけどちょっとダメなところもあったりして、
実際問題お金もないし、将来考えると楽しさと不安と年齢と、現実と…
いろんなものを天秤にかけてしまったような、そんなニュアンスも感じられたりします。

もちろん、異なる見解の方もたくさんいらっしゃるでしょうし、それがまた歌詞の面白さではないかと思いました。

”歌詞の意図する答えについても、正解は聴き手の中で生まれるもので、
みんなと同じではなくても構わない”

と、冒頭で挙げた通り、それぞれの解釈があって、
ああでもないこうでもないって会話が盛り上がるような歌詞。

さすが読書家の方が作られた歌詞ですよね。


なんだかんだでオリジナルのCDって一番ベストな状態として作られれていると思うんですが、
この曲に関してはTHE FIRST TAKEで歌われているYouTubeが私は好きです。
ギター1本で、シンプルに声と歌詞が届きますし、声のニュアンスもまたガツンと届いてきます。

是非改めて聴いてみてくださいませ。
聴いて損はさせません。
何故なら私はなんの責任も持たなくて良いからです。

ただ、この歌詞で歌われている「あなた」。

他人事には思えないのです。

それでは、またいつか思い立ったら褒めちぎりたいと思います。
ご静聴ありがとうございました。

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