はじめまして。ななと申します。
田舎で大学生してます。もうすぐ卒業するんですけどね。就職も田舎でする予定です。

左利き歴は22年です。生まれながらの左利きで、保育園児時代は先生や親に毎日鉛筆を右手に持たされましたが、意地でも左手に持ち替えていたくらいの頑固者でした。

そんな私でも一時期右利き生活を強いられた時がありました。高校3年生の球技大会で怪我をしたんですよね、右手の親指。
種目はドッヂボールだったんですけど、ボールを取り損ねちゃったんです。最初は突き指かと思ったんですけどなんか違くて。

剥離骨折でした。

骨が折れかけて、ささくれみたいになるやつ。割り箸割るときに失敗しちゃって、箸の途中から木が割れてトゲみたいになっちゃうやつ。軽度の骨折。

全然痛くなかったけど、曲げ伸ばしができなかったので箸も持てないし鉛筆も持てませんでした。この時左利き人生を貫くことを諦め、右手で生活することにしたのです。偉大なる決意。

ほんとは愛するママにご飯食べさせてもらいたかったし頭とか洗って欲しかったけど我慢しました。18歳はもうおとなのおねえさんだと思っていたので。

兎にも角にも、利き手が使えない生活不便だった。この一言に尽きます。骨がくっつくまで時間がかかって、数週間右利きさんの生活を続けたけれど、全く慣れなかった。
学校の予習とかしなくちゃいけなかったんですけど、特に漢文は地獄でした。

超頑張りました。
貧しくてもそのなかに楽しみはあるものよ。

こういった経験を経て、左手しかつかえないというのは将来何かあったときに不便だと痛感したのです。それでなくても左利きって不便だし。道具もまだまだ使いにくいものが多い。
将来改善されるのかもしれないけどそれまで待っていられないということではじめます。

利き手矯正。

明日から右手で字を書くし右手でご飯を食べるのだなあと思うと感慨深いです。これを機に正しいお箸の持ち方とか疲れない鉛筆の持ち方とか身につけられたらいいな。
見守ってください。m(._.)m