留学3年目、やっと追いついたような気がした
18年日本で暮らした後に海外に出る。その選択の意味を知ったのは、あまりにも遅すぎたのかもしれない。高校3年生の夏休み、受験勉強はしていてもやりたいことがわからない私に、軽い気持ちで勧められたのが海外大進学だった。「専攻を後から決められる。」「専攻に縛られずに好きなことを勉強できるリベラルアーツ教育。」その魅力に惹かれて留学することを決めたのは、その時の私にとっては自然な選択だった。もちろん金銭面なんかではハードルは大きかった。でもそれを越えさえすれば、それ以上のハードルなんて