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240409 朝の会と帰りの会は何のために?

限られた時間の朝の会と帰りの会
その目的はなにか?そして何をするのか。
やもすると何をするのか、したいのかが如実に現れ
「何のためにしているのか」が見えないことがある。

学校の活動の多くは 目的を見失ったままの
前例踏襲が多いのかもしれない。

学級開きから間も無く 毎日の営み
朝の会と帰りの会のプログラムを相談した

前年度 どんなプログラムで進めていたか
ついでに言うとさらに前の学年のものも出る
一旦黒板に全部書き出してみて 立ち止まる
「朝の会と帰りの会って 何のためにしてるんだろうね?」

朝の会については「チェックイン」という
捉えがいちばん腹落ちしていた
さて これを子どもたちにどう伝えようかと考え
「クラスの仲間と1日をスタートするため」の時間と伝えた

では 帰りの会は?
個人的には帰りは会というほど執着もなく
朝が「チェックイン」というなら
帰りは「チェックアウト」になる訳だ

ボクにとっての「チェックアウト」は
「振り返りジャーナル」でのふりかえりの共有で
その時間の捻出のために
全てのプログラムを取っ払ったことさえある

だけどそれはどう意義づけるのか?
朝の会と対比した帰りの会として
振り返りを大切にしたいことも伝えた上で
ふとひとりの人がつぶやいた

「明日もまた来ようって思うための時間?」

その言葉がじわじわと染み入ってきて
納得に何度も頷いて噛み締めた言葉

それを受けて 今年の教室では帰りの会を
「次また来たいと思うための 振り返りの時間」と
みんなと決めて書いてみた

とても素敵な言葉をもらったなと思う
大切にその目的を 書き残しておこう
朝の会は「クラスの仲間と1日をスタートするため」
帰りの会は「次また来たいと思うための 振り返りの時間」

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