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【慶応SFCのAO入試】みんな焦る!出願の注意点と評価者に依頼する際のポイント

慶応SFCのAO入試・一般入試指導5年目のレイです。
(シレっと前回の投稿から1年経っていることに気づいた人はすごい洞察力!きっとSFC合格ですね♡)

この記事では、AO入試の提出間際に揃いも揃ってみんなが焦る点について、以下の内容を中心にお伝えします。

・みんなが焦る!出願書類の注意点
・評価者に依頼するときのポイント
・志望理由書、勘違いしている人が多すぎること
・任意提出資料は何個で何ページがおすすめ?
・任意提出資料、ここだけは気をつけて!

今まさに慶応SFCのAO受験中の方や受験を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

なお、このNOTEは、SFCの卒業生(一般英語受験)で現在は仕事の傍らAO入試や小論の指導などをして5年目の私が、これまでの自分の指導経験から慶応SFCに特化して、AO入試や小論などの具体的なアドバイス、合格を勝ち取る方法をお伝えしていきます!

★AOと一般どちらを受験すれば?と悩んでいる人はこちら
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AO受験時に用意すべき出願提出書類は?

以前の記事「慶応SFC AO入試とは?」で説明したように、SFC AO入試の受験の条件は、

高卒または同程度(または見込み)でヤル気があって日本語か英語が話せればOK!

でしたが、これは受けるための条件であって、当たり前ですが、合格するためにはまだまだ必要なものが「山ほど」あります!

まずは受験の際に提出しなければいけない書類を見ていきましょう。
✅マークが付いているものは、注意点を後述していますので、必ず確認してください❗️

オンライン申請するもの

a.応募試験基本情報
b.志願者に関する履歴等
c.志願者評価 ✅
d.活動報告 ✅
e.志望理由・入学後の学習計画・自己アピール ✅
(①文章(2000 字以内)および②自由記述(A4 サイズ 2枚以内))
f.任意提出資料 ✅
g.前回の出願との変更点を説明する書面【再出願者のみ】
※必ずご自身で確認をお願いします

慶応SFC AO入試案内より一部抜粋

郵送で提出する書類

h.入学志願票(2 枚)
i.「調査書」等,成績・卒業に関する証明書類(厳封されたもの)✅
j.宛名ラベル(郵送で提出する書類を送る封筒に貼付)
(k.以降は該当者のみ)
※必ずご自身で確認をお願いします

慶応SFC AO入試案内より一部抜粋

もちろん、この記事を書くにあったって、私も調べて書いていますが、AOを受ける時期や年度によって書類や規定が変わる場合もあるので(特にコロナ禍を挟んでいるので微妙に変わってる書類もありますので)しつこいですが、必ずご自身で募集要項を確認してください。

さらに可能であればご両親などにお願いして、提出書類が一式きちんと揃っているのか一緒に確認してもらいましょう。

せっかくやったのに提出書類が不足していて不合格になるのが一番悲しいですからね。。。

SFCは一般受験の小論もそうなのですが、色々と細かくルールを定めて来ます。過去の出題傾向から「問題を詳細まできちんと読んでいる緻密さ」も合否見極めの一つなのでは?と思っています。

※なお一次試験免除という人も中にはいると思いますが、それだけの実力のある人たちは、自分が要件に足りているかどうかは、ぜひ、自分で調べてみてください。
免除の要件がある人も「研究テーマ」がないとなかなか合格には繋がりません。「研究テーマ」に関しては、別記事でまたご案内しますので、引き続きチェックしに来てくださいね。

出願書類に関する注意点

まずは、オンライン出願システムでアカウント(ログイン ID)を作らないと何もできないので、まだの人は今すぐ申請しましょう。

書類に関する事項も、必ずご自身で募集要項を確認して欲しいのですが、以下では毎年間違えてしまったり、ギリギリになって焦る人が続出する項目に関して注意点をお伝えします。

✅志願者評価

志願者評価に関しては3つ注意点があります。
①評価者にもオンラインで申請してもらう必要がある。
②評価者の入力が完了しないと出願ができない。(評価者がギリギリだと最悪の場合、出願ができなくなる可能性がある)
③訳あって評価者を変更する場合は直接事務局に電話する必要がある。(ギリギリだと対応ができない場合がある)

評価は、自分を客観的に知る立場の2名に入力してもらわないとなりません。(2親等以内の親族は除く)
だいたい、担任の先生や学年主任、部活顧問など、自分をよく知る人物にお願いしているケースが多いです。

それ以外の大物(例えば政治家や大企業の社長など)とお知り合いなら、お願いしてみる価値はあると思います。大物だから受かるということはないと思いますが、その大物に依頼をし、自分の考えに賛同してもらって、評価を書いてもらえる「あなた」が評価されることはあるでしょう。

ただ、ここで注意が必要なのは、意外に入力する項目数や文字数が多くて、かなり踏み込んだ内容まで入力してもらう必要があることです。
↓こちらから入力してもらう項目を確認できます。
https://admission.sfc.keio.ac.jp/keio/top/show_pdf

評価者は、選択式の評価のほかに最大2200文字を入力しなければなりません。
差し障りのないことを書いてもらうこともできますが、これまでの受験生を見ていても、大学でやりたいことなどを評価者に理解してもらった上で、関連したことを評価に入力してもらっている方が合格率が高いです。

志願者評価だけが理由ではないかも知れませんが、合格している受験生の中には、評価者に依頼する際に、自分の志望理由書と、さらに評価書に書いて欲しい内容(高校生活で頑張ったことやそれがSFCでやりたい活動とどう繋がっているかなど)を別紙にまとめて渡している受験生もいます。

志願者評価で一番気をつけなければいけないことは。。。?

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