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サステナブルにファッションを楽しもう!地球にやさしい素材って?

みなさんこんにちは。LemoのSatokoです。

以前【大量廃棄社会~アパレルの不都合な真実編~】という記事でアパレル業界の悲しい環境負荷の大きさをお伝えしました。

今回は洋服を買う際の、サステナブルな素材選びについて考えていきたいと思います。
洋服を買うときに素材は気にしない!かわいいかどうかだけで選ぶ!という方も少なくないと思いますが
エシカルなお買い物を心がけるなら、洋服に限らず"素材・原料"のチェックは欠かせませんよね!

アパレルの環境負荷を知ってエシカルな買い物を意識し始めてから、洋服を買いづらくなった・・という人もいらっしゃるのではないでしょうか。

素材基準で選ぶというのは、エシカルブランドでの買い物でなくても実践できるので、参考になれば幸いです!

サステナブルな素材を選ぶ

近年"サステナブル"というワードはファッション業界でトレンド、というか一部では時代の流れに乗って取り入れなきゃ…といった雰囲気ですよね。

"サステナブルファッション"と謳っているけど、詳しくみてみると
素材の一部がオーガニックコットンなだけだったり、ヴィーガンレザーという名のポリ製の合皮だったり(ヴィーガンなことは間違いないのですが、、)リサイクルプラスチックは結局ポリであることに変わりなくエコなのかという問題もあり、なかなか確信をもってサステナブルだといえないことも正直多いです。

もちろん一部のみでもエコ素材を取り入れている方がベターではありますよね。

今回はサステナブルな素材にフォーカスしていきますが、どれもポリが混ざってくると、逆にリサイクルしにくくなることもありますので、100%自然素材を選ぶことが必要になってきます。

サステナブルな素材 【1】オーガニックコットン

オーガニックコットンについてはたびたびお伝えしていますね!

コットンは生分解性が高い素材ではあるのですが、
綿花の栽培における水・農薬の大量使用による環境汚染、生産者の健康被害が大きな問題となっています。

なので、コットンを選ぶときはオーガニックコットンを必ず選びたいです。

その中でも安心して選べるのがGOTS認証を取得しているオーガニックコットン。

オーガニックコットンについてはぜひこちらの投稿を見てくださいね^^

サステナブルな素材 【2】リネン

リネンは亜麻科の植物で一般的に"麻"というとリネンが多いと思います。
ラミー(苧麻)も麻の表記になります。

人間がリネンを利用し始めたのはなんと1万年ほど前からだそうで、非常に歴史ある、人とつながりの深い繊維です。人類最古の衣料だそうです!

リネンは同じ天然素材であるコットンやシルクに比べ吸水・発散性があり、速乾性に優れています。
それゆえに特に夏になると多く見られる素材です。
使えば使うほど肌に馴染むのも素材として愛される理由です。

亜麻は栽培効率も高く、水を多く必要としない環境に良い植物で、サステナブルな素材です。

ただ糸にする過程が少し手間が必要で高価になりがち。
安価なブランドではあまり使われていないか、使われていても数%なのではないでしょうか。

サステナブルな素材 【3】ヘンプ

ここ数年で耳にする回数が増えたように思うのがヘンプ!
ヘンプは麻科の大麻からできています。
日本では古くからしめ縄などにも使われてきました。

ヘンプは非常に栽培効率の良い植物なので、サステナブルな繊維として注目を浴びています。
ヘンプは綿花の栽培で必要な水の半分の使用量で2.5倍の栽培が可能だそうです。
しかも農作物を育てるのに向かないような乏しい土でも育ちます。

通気性と耐久性にも優れていますが、こちらも麻と同様少し生地にするのに手間がかかり、まだ多くは使われていない素材といえるかもしれません。

サステナブルな素材 【4】バンブー

こちらも洋服に使われることが増えてきましたね!
サステナブルファッションで人気のバンブー繊維。

ご存知の方も多いと思いますが、竹は成長がとても速く、生産過程で農薬も必要とせず、水も人工灌漑は不要、雨水などだけで済むので
持続可能な素材として活用されることが増えました!

サステナブルファッションとしてよく使われるようになっていますが、
竹を洋服に使うために繊維にするにはもちろん化学的工程が必要になってきます。

なので竹の持続可能性を最大限に生かすには、竹のまま雑貨などで使用する方が環境負荷は小さく済みます◎
ただ竹は竹害も問題になっているので、どんどん活用していった方がいい原料ではあり、今後も様々なものに活用されていくのではないかと思います!

サステナブルな素材 【5】再生繊維

再生繊維とは、リヨセルやレーヨンといった植物繊維であるセルロースを取り出して化学的に繊維に再生されたもの。
化繊であることには変わりないのですが、石油由来の化繊と違い、
植物繊維であることから生分解性があり、サステナブルな素材とされています。

製造過程を加味すると天然繊維のほうが環境負荷が少なくベターですが、
サステナブルな選択の1つとして挙げられます。


素材を見てから洋服を買おう

サステナブルな素材を5つ選んでみました。
素材を見るだけではエシカルな生産背景かはわかりませんが、
やはり環境にやさしい素材にこだわっている服は生産過程にもこだわっているものが多いかと思いますし
エシカルな洋服選びの指標としては大事になってくると思います。
ぜひ買う前にチェックしてみてくださいね!

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Lemo オーナー プロフィール

Satoko

2020年頃から環境問題に興味を持ち始め、環境問題について発信をはじめる。
学生時代からファッションに関わる仕事をしていたが、甚大な環境汚染を引き起こしているアパレル産業に加担している自分と、美しい地球を守りたいという思いの不一致にジレンマを感じるようになり
2021年8月、環境にやさしい暮らしを広めるためサステナブルな日用品を集めたオンラインストアLemoをオープンさせる。
2022年1月エシカルコンシェルジュ修了。
2022年にはLemoが環境にやさしい暮らしを始めるきっかけになればという思いから、オリジナル商品の生産をスタート。
ゴミを減らし循環させる生活を広めるため、2023年よりLFCコンポストアンバサダーとなり、コンポストの普及にも努めている。

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