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真犯人フラグ 12話 考察

篤斗の夜の病室に忍び込んだ二人

菱田(桜井ユキ)VS バタコ(香里奈)

いきなりバッチバチの戦闘モードの格闘となって凄かったです。😮

ふたりとも自衛隊出身ですか?


菱田の「あっちゃん、おくちチャックだよー」
からの

バタコの「あ?」




大柄なバタコの方が戦闘能力が高そうですが、
菱田は整体師なので身体の急所を知り尽くしているためピンポイントで反撃します。

ずっと見ていたかったけど、(あっちゃんが怖がっていることは忘れてた)

看護師の声が聞こえてバタコは掃除用具室へ
菱田は非常扉の外に出て、はーはー息切らせながら

誰?

と同時に言うのです(笑)






二宮瑞穂(芳根京子)が運動真剣抜群なのは
アルティメットで実証済み。

瑞穂が参入して、三つ巴の戦闘シーンがあれば面白そうですね✨


♥️♥️✨✨✨✨✨

今回、一番皆さんの関心が高かったのは
凌介(西島秀俊)のキッチンから林殺しの包丁が見つかったことだと思います。
 
流れを書いておきます。

光莉の監禁動画が拡散されました。

光莉は「全部お父さんがやりました。私もお母さんも家に帰れません。お父さんを殺してください」と訴えます。

すると凌介の行動は、正義という名の元に一部の民衆に監視されるようになり、
ついに歩道橋から女子高生により突き落とされます。

凌介の身を心配して後をつけていた二宮瑞穂と橘一星が、犯人の女子高生を捕まえます。

女子高生の母親は自分が夫からDVの被害を受けているため、娘が父親と凌介を混同したと土下座します。

凌介は例の人の良さから事件性にしないどころか、二人の身を保護してもらえるよう願い出るのです。

しかしこんな考察ツイートを見つけました。


凌介を突き落とした女子高生と母親が、カルト宗教の信者とそっくりだというのです。





上の2枚が犯行を行った親子。

下の2枚がカルト宗教の信者です。

似ている😮❗

私はこういう画像からの考察をしないタイプです。

脚本や人物の心情、行動からのみ考えます。

画像を見ていく考察はそういうのが好きな方のをたまたま見つけた時、ヒントにさせてもらいます✨

✨✨✨✨✨✨✨

凌介を一星(佐野勇斗)と二宮が送っていきます。

 
凌介に部屋に誘われ、一星は入りたがります。

遠慮する瑞穂に
「意識してるの?」と一星。

瑞穂をからかうことで中に入ります。

一星は瑞穂の凌介への恋心をからかう感じで

「初めて彼氏の家に来た人みたいな感じだけど?」

瑞穂は軽くムキになる感じ。「あん?」


まもなく菱田がりんごをたくさん持ってきます。


瑞穂は出前かと思ってドアを開けます。

瑞穂が整体院に来た時、偽名を使ったことを菱田は批難します。

もめている二人の様子を見に来る凌介。

この時、一星はキッチンで一人です。


菱田はキッチンへ行きます。

一星は立っていました。


菱田「あー光莉ちゃんの彼氏さんだ!」

菱田「(凌介に)身体ぶつけました?」

凌介の身体の歪みにすぐ気づいてととのえます。




一星「毒リンゴじゃないよね」
瑞穂「毒味する?」
一星「むいてくれたら」
瑞穂「今どき女の子に何でもやってもらおうなんて」
一星「できないならやるけど」
瑞穂「ちゃうって」

なんだか一星は瑞穂の扱い方のコツをつかんだようで、からかうと瑞穂はムキになって、一星の思い通りになるのです。

そして瑞穂は手前の包丁をつかんで、みんなの驚きの視線が集まります。

林を殺した凶器の血だらけの包丁だったのです。

✨✨✨❗✨✨✨✨

まず、気になることが2点

①  なぜ菱田が一星のことを「光莉ちゃんの彼氏さんだー」と知っていたの?

② 一星はキッチンで一人になったけど、殺人で使った包丁を置いたのは一星?

一星が光莉の彼氏だと公表したのはサロンメンバーと投資してくれた人限定です。

ぷろびんのユーチューブでも凌介を守ろうとしたキラキラクソ野郎として紹介されていますが、
光莉の彼氏とはバレていません。 

これについては下記のように3通りの可能性があると思います。


しかし、なんだか殺人事件の包丁が見つかる流れが出来すぎなのです。
(もちろんミスリードの可能性もある)

菱田がリンゴを持ってこなかったら、凌介は包丁なんてしばらく使わなかったかもしれません。

そして菱田がリンゴを持ってきて、瑞穂に偽名のことで難癖をつけ玄関でゴタゴタしたせいで、
キッチンに一星が一人きりになったのです。


一星と菱田が共犯じゃないか?と疑う理由はもうひとつ。

一星の会社(プロキシマ)のメンバーが光莉の監禁動画を分析し、下記のことがわかります。


撮影事、光莉は狭い箱のようなところに入れられていたこと。

スマホで光莉を撮影していた人物が光莉の瞳に映っていて、女性らしく見えたこと。

至上の時のメンバーは菱田を疑いますが、
一星は「真帆さんですよ!」と力説します。

「30秒ください! いったん真帆さん大好き組の方は黙っててもらっていいですか。俺たちはずっと間違えていたんです。犯人を捕まえるどころか、もっとひどいことになっています。取り返しのつかないことにならないように、先入観とか感情とかお願いですから捨てて下さい」

この演説に「わかった」と返すのが凌介なのです。
後述しますが、凌介は篤斗と自分のDNA鑑定で親子関係が0%だったことで、妻の真帆(宮沢りえ)への信頼は揺らいでいると思います。

話を戻すと、なぜ一星は真帆を疑うのか?

一星の推理通りなら、真帆は母親なのに娘や息子を監禁して苦しめていることになります。

恋人の光莉から真帆との揉め事を聞いていたのなら話は別ですが、
そんなことを聞いていたなら、至上の時のメンバーに話しても良いと思います。  


なので一星がなぜ真帆を疑うのか、さっぱりわかりません。  

菱田をかばった?

光莉の動画を撮ったのは菱田(桜井ユキ)?



光莉が本木(生駒里奈)に「あんた誰?」と言いました。

本木は光莉の普段の管理はしていなくて、初めて顔を見せたことがわかります。


本木は光莉の採血して「ただの葬儀屋ですよ」と言います。

光莉の監禁動画を撮影した女性は誰でしょう?

母親の真帆がそんなことしますか?

リンゴを持ってきた菱田が怪しくなってきました。  


それとも菱田にリンゴを送った人が一星の共犯という線もあります。

菱田はつねに凌介の家を気にしているので、
リンゴをもらった日に来客の騒々しさがあれば
リンゴを持ってくる可能性は高いです。

菱田にリンゴを送るのは意外と簡単で、整体師の菱田のお得意様であれば、いつも身体を整えてくれるお礼という名目で、リンゴを送っても不思議ではありません。
 
菱田か、リンゴを送った女(本木と瑞穂以外)が共犯で、一星は包丁を置いたのかもしれません。

包丁については菱田が来る前と後で数が変わらないと画像を見て言う人がいます。

一方でこんなツイートも。

 


私は画像で考察しないので、包丁の数が変わったのか変わってないのかわかりません。

もし変わってなかったとしても、リンゴをむくことで凶器の包丁を発見させることに意味があります。

一星がキッチンで一人の時に包丁を取り替えた可能性は高いと思います。

もし菱田が共犯なら、菱田に取り替えた包丁を階下の自分の家に持って行かせることも可能です。

そのくらいなら警察が来る前にできると思います。

もちろん真犯人なら家族から奪った鍵を持っているので、事前に凌介の留守に忍び込んで、包丁を仕込むこともできますが、

警察や団地の住人に見つかったらアウトなのでリスクは高いと思います。

それに一星はふざけたり面白がるのが好きな性質っぽいので、

もし一星が黒幕なら事前に取り替えるなんてつまらないことより、自分がターゲットの目の前でスリルを味わったり、驚く顔を見たいんじゃないかと思います。



✨♥️✨♥️❗♥️✨♥️

もう一人、真犯人として疑っている人物がいます。

二宮瑞穂です。

【黒幕二人 別々説】と考察しています。

その理由は真犯人フラグ10話考察に書いています。



【黒幕二人 別々説】

一人目の黒幕は 一星

二人目の黒幕は 二宮

二宮による篤斗誘拐の計画を知った光莉が一星に話し、一星は便乗して光莉と真帆の監禁を企てる。

光莉は最初は一星に協力していた可能性も。

二宮瑞穂は篤斗の監禁後に、光莉や真帆まで消えたと知り一星を疑うように。

一星と二宮は共同戦線をはりながら、心の中ではキツネとタヌキの化かし合いと考察しています。


そして二宮瑞穂の心の葛藤、複雑さがドラマの考察をわかりにくくし、かき乱していると思っています。

端的に言えば、二宮瑞穂は真犯人であり、
ターゲットで主人公の凌介(西島秀俊)を
本気で好きになってしまったと思います。

これはけっこう自信があります♥️

凌介や瑞穂たちが通うバー至上の時は文学好きなオーナー日野が経営し、
純文学の本がたくさん並んでいます。

純文学の世界というのは、人間の心の複雑さを
多面的な光をあてて描くのです。

矛盾した精神性にもがくのが人間です。

二宮瑞穂を演じる芳根京子さんは
「瑞穂がこんなところにもいた。こことも繋がっていたとわかってきます」
と言います。

凌介といつも一緒にいたようであり、一人の時間にはいろんな動きがあったということです。

芳根京子さんはなんだかはしゃいでいて、
女優としてやりがいのある役なんだろうなとわかります。

二宮瑞穂が最初から最後まで凌介を心配する部下で終わったら、変化が無さすぎて女優としては
あくびが出ると思います。

変化があるから役者としてやりがいがあるのです。

二宮瑞穂が犯人のわけないと信じたい方々も、
実は心の奥では彼女の多面性を待ち望む部分があり、矛盾を抱えているのかもしれませんね。

「他人の悪意に負けたくない」

二宮の言葉がキーワードで、過去に闇があると思います。

もし二宮瑞穂が真犯人で、凌介に悪意の感情のみあり良い人ぶっているだけという単純な人間性だったら、
単に驚かせたいだけの質の悪いエンタメということになるので、
私は最終回を見終わった後、録画を消します。

二宮瑞穂が真犯人で葛藤があり、凌介への恋心があるからドラマに深みが出ると思うし、
その表現が秀逸だったら名作になる可能性があると思います。


✨✨✨✨✨✨✨

二宮瑞穂がバタコと繋がっているんじゃないか?
クレーム電話は暗号じゃないか?
と私も過去の考察で書きましたが、

こんな鋭い考察ツイートがありました。


バタコ(香里奈)は飼っていたフグを殺して毒を取り、病院で話しかけて親しくなった凌介のお茶に盛りました。


倒れた凌介を見下ろし、「本当の子供じゃないのに」とバタコは呟きます。

なぜバタコは知っている?

それは二宮瑞穂が喋ったんじゃないかという考察ツイートです。

確かに二宮瑞穂は今回、篤斗が凌介の子供じゃなかったことを知りました。
(凌介は刑事から聞かされて知ったばかり)

警察から戻ってから様子がおかしい凌介に何があったのか聞く二宮。

凌介は篤斗の運動真剣の良さが自分と似ていないことを苦しそうに話します。

全てを察した二宮瑞穂。

「言わなくて大丈夫です」

二宮は凌介の苦しい心情に寄り添ってそう言うのです。


雰囲気のある叙情的なシーンでした。

凌介は二宮の深くて温かい言葉に救われるのです。

しかし、二宮はその後バタコに

「篤斗は凌介の本当の子供じゃないよ」

と伝えたのでしょうか?

瑞穂ちゃんのスパッとした切り替え。

暗躍ぶり。

二宮を疑っている私も、叙情的なムードにひたって騙されてしまいました。

二宮瑞穂ちゃん、さてはチクったのかな?😰

けれどフグの毒はバタコの暴走だと信じています。

鋭い考察のもふ鍋さんはこんなことも。


これも二宮瑞穂がバタコに言ったんじゃないかと考察されています。

確かにマスコミと同時に情報を嗅ぎつけるなんて、至上の時メンバーの誰かに聞いたんじゃないと無理っぽいですね。

✨✨✨✨✨✨✨✨


バタコから、かがやきの土が送られて二宮が望月と亀田運輸の敷地にまいて、キンセンカの花が咲きましたよね。


二宮瑞穂は「課長の家族が帰ってきますように」
と願います。




望月(坂東龍汰)はきっと二宮瑞穂のしていることに、ある程度は気がついていると思います。


バタコと対決した菱田の息子の清明に、望月は電話番号を渡して接近します。

「怖いことってさ、人に話すと怖くなくなるんだよね」


清明は優しい配送の望月お兄さんに何か話そうと電話しますが、菱田ママに見つかって止められてしまいます。

この望月がいいヤツなのか悪いヤツなのかで、
清明の運命が変わってくるでしょう。

冷凍遺体の少年も、氷詰めの篤斗も、残業中の凌介と二宮の元に運んできたのはいつも望月でした。
共犯の可能性もあると思います。

二宮と望月の会話からは共犯ぽさは全く無いのですが、
黒幕は顔を見せずに指示している可能性もあり、わからないところです。

望月くんは子供の味方の優しいお兄ちゃんでいてほしいとは思います。

でも、そうなると知り過ぎた男となるわけで命が危ないかな?






望月は二宮瑞穂のことが好きなんでしょうね。

好きな人を疑って、好きな人に殺されちゃうとしたら切なすぎるなぁ。

♥️✨♥️✨♥️✨♥️✨

次は強羅(上島竜兵)

強羅は篤斗をさらった白いバン(カルト宗教の関係の車)と似た車に乗っていますが、ナンバーが違うことがわかっています。

私は強羅はこっちの事件に関わっているわけではないと考えています。

強羅は二宮をひき殺す勢いで車を飛ばしてきて、
凌介が二宮を助けます。



運動神経が悪いと言っていましたが、凌介はやっとかっこ良いところを見せました。

逆に運動神経が良くて勘の良い二宮がぼおっとしているなんて、さては凌介が篤斗の父親じゃないことを聞いたばかりだったので、

凌介の悲しみに寄り添ったり、バタコに話そうかと思ったり、矛盾を抱えて忙しく考えていたんでしょうか?


強羅が呟くのです。

「やっぱりあの子か」

二宮瑞穂と過去に何らかの関係性があったことがわかります。  

二宮瑞穂の家族のことで自殺幇助したのかもしれません。

瑞穂は「他人の悪意に負けたくない」と言っていましたね。
(母親はラインが来ていたので生きています。)

そして、それをわざわざ確認しにきたということは、現在誰かに依頼されて二宮に近づいてきたことが予想されます。


強羅への依頼によっては、二宮瑞穂は命の危機があるかもしれません。 

二宮が知りすぎていると判断した企業か宗教の組織っぽいですね。

二宮瑞穂が黒幕なら、最後は死ぬのかもしれませんね。

滅びの美学です。 



♥️✨♥️✨♥️✨♥️

太田黒部長(正名僕蔵)


てっきり二宮瑞穂が好きで、凌介への嫉妬から
ぷろびん(柄本時生)にリークしたと思ったのですが、
よく考えると変なんです。


もしかしたら太田黒部長の目的は、亀田運輸の闇を外に出すことかもしれません。

亀田運輸はカルト宗教と繋がっているんだと思います。

本社の重役はまんまヤクザみたいに柄が悪かったですね。

まあ太田黒は二宮に下僕的な好きが溢れているので、二宮のことを好きなんでしょうが。

✨♥️✨♥️✨♥️✨♥️

ところで亀田運輸にかかってきた目撃証言の電話が変でした。


上記のような目撃証言でした。

課長に伝言。「負けないで下さい」とのことです。

縁もゆかりもない目撃者が、凌介の人柄も知らないのに、なぜ信じて応援するのかわかりません。




凌介を元気にするために、二宮が誰かに頼んで電話した可能性もあると思います。

「負けないで下さい」

なんて二宮が凌介に言いそうな言葉ですね。



✨♥️✨♥️✨♥️✨♥️


警察が見つけた失踪当日のドラレコの映像。

篤斗が白いバンの助手席に乗っています。



これもおかしな点ですね。

白のバンはカルト宗教の関係の車です。

篤斗は嫌がらず乗っている感じです。


✨♥️✨♥️✨♥️✨♥️

葬儀屋の本木陽香(生駒里奈)は光莉に「あんた誰?」と言われていましたが、予告では本木は誘拐犯と紹介されていました。

あんた誰?

本木は顔を見せていないので、これまでは別の人物が光莉の監禁における世話をしていたということになります。

一星でしょう。

一星と陽香(はるか)は年齢も同じ。
名前からも双子ではないかと言われています。


一星のお母さんはシングルマザーで、一星は父親を嫌っていたので、それぞれ別の親に引き取られた双子の可能性もありますね。

光莉は「あんた誰?」なんて言えるくらい元気な感じで、これまでは一星との監禁ごっこだったのかもしれません。

凶暴な本木とバトンタッチしたのでしょう。

予告ではぐったりした貧血っぽい光莉を前に、
誰かと(一星?)電話して

「大丈夫。まだ死んでませーん」

なんて、ふざけたことを言っていました。

一星の犯行動機はこんな感じでしょうか?




光莉の動画の矛盾
(凌介が犯人なら自分を殺すように言わせる動画を撮るわけない)

民衆は気づかず、茶番の動画に乗せられている
雰囲気が描かれていて、
脚本家は民衆なんてそんなもんって思っているのかもしれないと思いました。





一話からずっと考察を書いています。

次回も楽しみに見て書きたいと思います。

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