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ひつじさんのライフはもうゼロよ

宅トレを当たり前の世の中に

 何が起こっているかよくわからないが、いま東京は未曾有の大災害の渦中である。
 デルタ種というウイルス量もCOVID-19を引き起こす力も、それまでの従来種と比べて格段に高い型が日本で猛威を奮っているのだ。
 運が悪いとしか言いようがないのか。日本は春からコロナワクチンの接種が始まり、そして7月半ばから東京オリンピックを控えていた。その5月に、インドでデルタ種のウイルスが猛威を奮った。デルタ種はたちまちに全世界に広がり、各地で拡大している。7月には東京でもデルタ種への置き換わりが増加し、第5回目の緊急事態宣言が発出されたにもかかわらず、感染抑制の要である人流は思うように減っていないようだった。
 更に、千駄ヶ谷会場で行われたオリンピックの開会式は、感染抑制のための無観客が選ばれたにもかかわらず、会場外に多くの人混みを生んだ。また、マラソンなど沿道で行われる競技にも観客が押し寄せたという。オリンピック関連の連休では、海やプールにも人出が多く、感染は爆発的に増えた。
 しかし、感染が記録的な勢いで増加しても、少しも人流は減らない。
 理由はよくわからない。ワクチンの接種が同時に進んでもいるので(東京は人口も多いためかなかなか比率が上がらないのだが)、免罪符を得たごとき気持ちでそれまで我慢していた事をやる人達がいるのだろうか。
 こういうのは、検証が終わって後々にならないと、因果関係も何がどう動いていたのかもわからないものなのかも知れない。
 一節では、「オリンピックを開催しているのに緊急事態宣言だから自粛とは、矛盾したメッセージである」という解釈で、反発した人々が外出をしているという説。そろそろ我慢の限界というのもわかる。わかるが、無鉄砲すぎないか。
 7月末には東京の病床は空きがなくなった。救急搬送も出来ない。軽症者どころか中等症1まで原則自宅療養という政策まで一時は飛び出した。オリンピックやっておいてなんだそれは、と、私も思う。
 そんなこんなのうちに、病院が麻痺状態で通常の診察さえ病院での感染リスクが上がる状態。病院にかかるような怪我や病気も感染リスクになった。
 まして、買い物さえも感染リスクが高くなっていて危険だという。
 疲れた。
 食材の買い物を調整するのが本当に疲れた。
 幸いにして、わが街のスーパーは24時間営業なので、早朝や深夜に買い物に行けば人は少ない。それも可能だが、献立を考えて買い物本当にめんどい。疲れる。愚痴って悪いが疲れる。
 まして我が家の冷蔵庫は一人用を二人で使っているので収納力が高くはないのである。まあ、私一人で買い物に行くと運搬力にも限界があるんだが。
 感染が危ないのでジムも習い事も行きづらく、運動は結局家の中か近所を歩く程度になる。
 そして、「宅トレを当たり前の世の中に」がテーマのまりなさんのYouTubeチャンネルが助かるのである。ありがとう、まりなさん。

何か書きたいがもうもう

 新型コロナウイルスは変異するので、または流行状況も変化するので、更には医療も進歩するので、日々の行動の仕方の変化が目まぐるしい。原則は公的情報から情報収集するものだが、公的でまかないきれない時は暫定で新聞や報道のソースも見る事になる。
 ちょっと前に何らかのソースを参考に書いたこのブログ記事も少したつと間違いばかりでダメだという事になる。そっと下書きに戻す。
 結局、Twitterに流れ行く日々の思うことをちまちまと放流する事になる。


とても気持ちの悪い二重性

 滅入るのは、災害レベルのパンデミックと、街中の愉快な雰囲気との二重性だ。救急搬送ができない状態は相当深刻なのだが、街中では友達同士が連れ立って笑いながら道を歩き、カフェに入り、お喋りしている。平和な日常だ。暑いせいかマスクを下げている人も増えている。

 流されそうになる。旅行にも行きたくなるし、帰省も久しぶりにしたくなる。でも、ニュースでは病院の満床や治療ができない状況という悲痛な話が聞こえて来る。お互い別の次元で生きているかのようだ。

 オリンピックのせいなのかなんなのか、さっぱりわからない。何もわからないまま、ワクチンの接種はどうしても1日の達成数の限界があり、それは日本中どころか感染爆発地点の東京の人口を賄う規模では到底ない。

 感染症は本当にわかりづらい。ウイルスは変異するので、それまで問題のなかった行動が問題になる。そして、流行状況によってリスクの高い行動とそうでない行動も変わる。外食や買い物のリスクが変動する。それも見ていかなくてはならない。大変な労力だろう。まして、家族でさえ一人ひとり考え方は異なるので、複数人で同居していても同じ対策で連動できるとは限らないだろう。そして、一人住まいの人はそれはそれで不安だろう。
 最悪の自体だな、パンデミック。身に染みる。
 1日も早く、平和が戻りますように。

 
 

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