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【マリノス】GS第6節サガン鳥栖戦レビュー【ルヴァンカップ2023】

ルヴァンカップグループステージ第6節
サガン鳥栖とホームで対戦。
結果は6-1と大勝。
大量ゴールでグループステージ1位突破。

フォーメーション

リーグ戦の先発から半分ほどを入れ替え。實藤吉尾植中村上といったメンバーが控えに入った。

試合展開(得点経過)

1得点目 前半24分 西村 拓真(マリノス)

西村のシュートが相手のハンドとなりPKを獲得。これを西村がしっかりと決めて先制点を奪う。

2得点目 後半4分 西村 拓真(マリノス)

ヤンマテウスが左サイドを突破してグラウンダーのクロス。これにゴール前の西村が合わせて追加点を奪う。

3得点目 後半22分 宮市 亮(マリノス)

吉尾からのパスを左サイドの宮市が受けるとそのままカットイン。左斜めからシュートを放つと見事な弾道のシュートがゴールに突き刺さる。

4得点目 後半23分 植中 朝日(マリノス)

上島のスルーパスに反応した植中が相手の最終ライン裏に抜け出すと、最後はGKをかわして無人のゴールにシュートを流し込む。

5得点目 後半27分 吉尾 海夏(マリノス)

ゴール正面からの植中のシュートはGKにはじかれるも、詰めていた吉尾がヘディングシュートでゴールに押し込む。

6得点目 後半44分 植中 朝日(マリノス)

松原からのスルーパスに反応した植中がまたもGKと1対1となる。冷静にGKをかわして無人のゴールに流し込む。

1失点目 後半48分 鈴木 大馳(サガン)

ビルドアップのボールを奪われるとそのまま鈴木にシュートを打たれ、1点を返されてしまう。

気になったこと3つ

1.大量得点でグループステージ突破

6得点は今季最高記録、しかも途中出場の選手が4得点とレギュラーへ向けての意気込みを感じた。また、内容的にも試合をコントロールできており、ここ最近の試合の中では内容と結果が伴った快勝と言える。

グループステージ突破を決めていた消化試合とはいえ、見に来てくれた観客にとっては満足の行くゲーム内容だっただろう。

2.結果を出した植中朝日

負傷の影響もありなかなかリーグ戦ベンチ入りできなかった植中だがここでようやく結果を出した。GS第2節で加入後初ゴールを記録していたが、今日は2得点とようやく本領を発揮しつつある。

後半戦に向けてルヴァンカップだけでなく天皇杯やACLもあり、ロペスの負担を減らす意味でも植中の台頭は歓迎だ。杉本健勇とともにCFの座を争って切磋琢磨してほしい。

3.負傷者や警告による欠場者など

この試合マルコスが頭部を打ち脳震盪らしき症状で途中交代。大事には至らなかったようだが、次の試合は出場を見送る見込み。また、永戸が退場したことによりこちらも次の試合には出ることができない。山根も試合前に急遽交代、ヤンマテウスも筋肉系の痛みがありそうにして交代するなど、次の試合へ向けて心配は多い。

特に気になるのが左サイドバックだ。ここまで永戸が得点やアシストに絡む活躍で牽引してきた。小池龍太角田が負傷中のため代わりに出場する可能性が高いのは小池裕太。昨年の加入後は永戸の後塵を拝する形でなかなか思うようなプレーができていないが、ここから巻き返せるか。

全体感想

ルヴァンカップグループステージを控えと若手を中心にしたメンバーで勝ち抜いたのは大きな収穫。運の要素もあったが結果的にはチーム全体にとって大きな自信となった。

今季のマリノスはお世辞にも2チーム分の戦力を擁しているとはいえない。ただ、このグループステージや天皇杯を通じて戦力の底上げは徐々に進んでいる印象。

また今季のルヴァンカップはサンフレッチェ、ヴィッセル、フロンターレなどの強豪が軒並みGS敗退。久しぶりのカップ戦制覇のチャンスかもしれない。マリノスがルヴァンカップを制したのは2001年が最初で最後。2018年は決勝に進出したもののベルマーレに敗れている。チームにとってあまり縁のないタイトルと言えるがそれだけに久々のチャンスを逃したくはない。

次の試合に向けて

次は6月24日(土)にサンフレッチェ広島とアウェイで対戦。サンフレッチェは直近5試合で2勝3敗。前半戦の調子の良さにやや陰りが見えてきている。

マリノスは永戸が出場停止のため←サイドバックが誰になるか注目。後半戦最初の相手として苦手なサンフレッチェを攻略することができればさらに勢いに乗れそうだ。

それではこの辺で失礼します。

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