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中南米旅行初心者がアルゼンチンから始めるべき理由5選 (1)

本日の記事は

  • 中南米に興味があるけど、治安やスペイン語に不安があるので一歩が踏み出せない

  • まずはどこの国から行くのがおすすめか知りたい

  • アルゼンチンの詳細、旅行情報を得たい

と悩んでいる人におすすめです。

約5分ほどで読める記事ですが、最後まで読んで頂きますと

  • 中南米へある程度安心して旅行へ行くことができる

  • まずアルゼンチンから旅を始めるべき理由がわかる

  • アルゼンチンの魅了をたっぷり知れる

といったメリットがあります。

前回の記事では、中南米初心者の方はアルゼンチンから旅を開始することをオススメする旨ご説明しました。本日からその詳細を深堀していきます。

1. 中南米の国の中で比較的治安が良いから

政情不安や貧困と相まって中南米は日本と比較にならない程、犯罪が多いのは事実です。

自分が経験した"ヤバい国々あるある!" は午後7時を過ぎて辺りが薄暗くなると街から人がサァーと引いて、一気に人通りが少なくなってしまうこと。その時間からの一人歩きはドキドキ、バクバク。早歩き&後ろから誰かつけて来ていないか後方キョロキョロ必須。

なので私の概念の中では治安とは、夜何時まで安心して一人歩きできるかです。

アルゼンチンはラテンアメリカの国々の中では比較的治安の良い国です(勿論地区にはよりけり)。

KIOSCOと呼ばれるコンビニは深夜まで開いていることが多く、夜間の人通りも比較的多いイメージ。

アルゼンチンはシエスタ(昼寝休み)を採る企業未だ多く夜遅く(夜10時)まで働くのが一般的。

そのため夜ご飯は夜10時過ぎが当たり前なんです!!

 サッカーアルゼンチン代表の親善試合もキックオフが22:00に設定されていることが多いです。日本の19時が向こうの22:00のイメージですね。

22時のゴールデンタイムに合わせてレストランやバーは営業。深夜まで開いているので遅くまで人通りが絶えないんですね。

あくまで私個人の経験ですが、学生時代、社会人になってアルゼンチンを訪れて怖いと思ったことはありませんでした。

とはいえ、夜はタクシー、または集団で移動したほうが無難であるのは間違いないです。

2. 観光資源が豊富

アルゼンチンの国土は世界で何番目に大きいでしょうか?

なんと、、、



なんと、、、



世界第8位なんです。日本の約7.3倍。

その為、亜熱帯から冷帯気候まで様々な顔を見せます。ちなみに大都市のブエノスアイレス、コルドバ、ロサリオは日本と同じ温帯気候です。ただし、南半球なので日本と季節は真逆です。

広大な領土、多様な気候を活かしてアルゼンチンは豊富な観光資源を有します。筆者の厳選オススメ観光地は4つ。

A.  パタゴニア​

あの有名ブランドPatagoniaの由来となったとも言われる超人気観光地です。南極に近いため、基本的に旅行できるのは夏季限定です。

以下写真がPatagoniaのロゴの基と言われているEl ChaltenのMt.フィッツロイです。

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↓ ロス・グラシアレス国立公園

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ロス・グラシアレス国立公園へは最も近くのEl Calafateという町が旅行の拠点になります。El CalafateのホテルやHOSTALへ泊まって旅行会社の手配するシャトルバスへ乗って国立公園まで行くという運びになります。

El Calafateは観光客の聖地で"白夜?"も重なって夜22:00頃まで夏季は明るいです。その為治安は良く、レストラン、バー、旅行代理店、銀行など多くあり世界各国からのバックパッカーで活気にあふれています。その分物価は高かったと記憶しています。

B.  イグアスの滝

パラグアイ、ブラジルと国境を接するアルゼンチンの北東の果てミシオネス州に位置するイグアスの滝。亜熱帯気候特有のスコールを感じたり、どこか開放的な雰囲気にドはまりすること間違いなし。ただ滝を鑑賞するだけでなく長時間のコースを歩いたり、トロッコにのったり、ボートで滝へ近づいたりとにかく何時間居ても飽きさせません。

拠点となるPuerto de Iguazuという町もどこかレトロで憎めない街です。ブエノスアイレスやコルドバ等の都市部からはとにかく距離的に遠くバスだと確か24時間以上かかったと思います。

イグアス
イグアス2

C.  ブエノスアイレス

ラテンアメリカ屈指の大都市ブエノスアイレス。

Tango, サッカー、食文化、ファッション....等  とにかく文化・政治の一大拠点です。

ブエノスアイレスっ子はポルテーニョ(男性)/ポルテーニャ(女性)と呼ばれ誇り高いキャラクターを有することで有名(良い意味で)。なぜかというと世界的に有名なTangoの聖地で、ボカジュニアーズ、リーベルプレート、サンロレンソ等世界有数のビッグクラブを偏に抱え込む都市だから。

アルゼンチンはイタリアに深い影響を受ける国です。なぜなら19世紀後半に政府の移民政策により大量のイタリア人が移住してきたからです。その為、後ほど詳しく述べますがイタリア料理(ピザ、パスタ)は本場さながらの上質なものを食べることができます。

又、イタリアのカフェ文化が根付いておりブエノスアイレスには数えきれないくらいの数のお洒落なカフェが所狭しと店を構えています。そこで、ブエノスアイレスっ子達はそれぞれ贔屓のカフェで美味しいコーヒーを飲むことを誇りにしているのです。

カミニート(ボカ地区)

ブエノスアイレス mod

D.  サルタ・フフイ

最後に、サルタ、フフイをご紹介させていただきます。

サルタ、フフイはアルゼンチン北部に位置する都市です。サルターフフイ間は比較的近い(バスで2時間ほどの)為、地理的な観点からまとめて紹介されていることが多いです。フフイまで行けばボリビアとの国境も射程圏内になります。

サルタ、フフイは地理的な事も相まってか先住民系・非白人系のアルゼンチン人の方の人口割合が多くなっている印象です。Artesaniaと呼ばれる可愛い民芸品も多く販売されています。

世界遺産に登録されているプルママルカの7色の丘は人気絶大です。ダウンタウン(スペイン語でCentro)の街並みもかつての植民地時代の名残である、教会や役場独立記念碑、石畳の街道など植民地時代のまま残っているのでノスタルジーな雰囲気に酔いしれることができます。

アルゼンチンのソウルフードにエンパナーダというものがあります。アルゼンチン全土でよく食べられるファーストフードです。どういうものか詳細は次回書きますが、このエンパナーダの本場がサルタです。食にうるさいアルゼンチン人もサルタのエンパナーダには一目置いているのです。

アルゼンチンのソウルフード、エンパナーダ

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サルタのサンフランシスコ教会

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プルママルカの7色の丘

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Artesaniaと呼ばれる民芸品店

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アルゼンチン、中南米の魅力を次回以降もわかりやすくお伝えします。


何かコメント等あれば次回作成の糧になります。今後ともよろしくお願いいたします。

3. 食事がおいしい
4. 国民の教育レベルが高い
5. 交通網(バス)が発達している
続編も公開中です。是非ご覧下さいませ🙇‍♂️




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