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F1アブダビGP予選までを終えての感想

アルファタウリの状況

アルファタウリは最終戦にも関わらず来年の車のテストとしつつもフロアのアップデートを持ち込んだ。フリー走行では角田くんもリカルドもアップデートをポジティブだと話していた。

金曜日

今回のフリー走行はFP1は10人の新人が走りFP2は2度のレッドフラッグで23分間飲のみの走行と各チーム金曜のフリー走行の時間を失った形になっていた
土曜フリー走行
土曜のFP3は各チームがセッティングに取り組んでいたがロングランのシミュレーションは行われていないようだった。ただし、FP3と予選では気温差が10度ほどあり、この気温差に対して各チームがどうアジャストしてくるかというのが予選の1つの要素になっていた。

予選

Q1から角田くんの調子はよかった。トラックエボリューションもあるのでできるだけ後ろから出たいということもありピット出口は混在していたが、角田くんはピットレーン出口に近いこともあり、良いタイミングで出ていたしミスなく走っていた。
Q2も危なげなく突破し、Q3に進出1回目のアタックからトップ3の後ろにつける感じで期待をもたせてくれた。新品ソフトに履き替えた2回目のアタック、アルファタウリの車は直線が遅いため、セクター1は他の車に比べてコンマ2ぐらい遅い、これは想定内でセクター2セクター3を見守る、前にマックスが走っていたにも関わらず、ミニセクターでいくつかパープルを記録していた、ペレスの取り消しなどもあったが6番グリッドというのは十分実力を発揮した結果だと見て良いと思う。

決勝の展望

角田くんの恩師アルファタウリの代表フランツトストさんがこのレースで最後になる。トストさんとハグする写真が今回角田くんのヘルメットの頂点にに描かれている。これはレース後にトストさんに渡すんだと思う。この最終戦に賭ける角田くんの思いがここにも現れていると思う。いつものアルファタウリなら6番グリッドからでもズルズルと下がっていくのかなと思うところだけど、アップデートがかなりいいみたいだし2023年最終戦角田くんの走りに期待しつつ楽しみたいと思います。

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