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One Control Caiman Tail Loopの”MIDI”と”FS”はどう使う?

ペダルボードに設置しやすいコンパクトかつ多機能なプログラマブルスイッチャー、Caiman Tail Loop
このCaiman Tail Loopは、5つのエフェクトループを備えたスイッチャーです。そして、エフェクトループに加えMIDIとフットスイッチの機能を搭載しています。これらの機能を組み合わせることで、Caiman Tail Loopがもっと深く使えるようになります。

例えば、このように2台のCaiman Tail Loopを接続すると、片方のCaiman Tail Loopを操作するだけで合計10のエフェクトループの操作が行なえます。操作する方のCaiman Tail Loopのプログラムと同時にMIDIを送信し、2台目のCaiman Tail Loopのプログラムも切り替えることができます。

また、One ControlにはMIDIで操作するペダルがあります。例えばこのMIDI Dual Loopを組み合わせれば、Caiman Tail Loopに2つのエフェクトループを追加可能。Caiman Tail Loopの5つのループは直列で接続されていて、セパレートループがありませんが、このように機材を組み合わせることで、例えばアンプのエフェクトループ用のセパレートループとして使うことができるようになります。

もちろん、MIDIで操作できるエフェクターの制御も可能。例えばこれらのTime LineやPreamp LiveをMIDIで操作すれば、Caiman Tail Loop自体のエフェクトループに接続しなくても、ON/OFFを制御することで追加のエフェクトループのように使うことも可能。さらにPC#とCC#を送信できるので、プリセットに合わせたパラメータの設定も可能です。(接続先のエフェクターがPC#とCC#に対応している必要があります。)

そしてもう1つ、Caiman Tail LoopにはMIDIに加えてフットスイッチが2つあります。FS1とFS2。この2つのスイッチは物理的なフットスイッチではなく、外部フットスイッチとして動作するスイッチ端子です。ラッチスイッチおよびアンラッチスイッチとして動作させることができます。
BJF-S66アンプのように、ラッチスイッチで機能を制御できるアンプや、リモートスイッチで制御できるエフェクターもあります。それらを活用してプリセットに設定することで、エフェクトループのON/OFFに合わせて追加のエフェクトをON/OFFしたり、アンプの設定を切り替えることができます。

コンパクトなプログラマブルスイッチャー、Caiman Tail Loop。5つのエフェクトループを持つプログラマブルスイッチャーとしての動作はもちろん、MIDIやフットスイッチ端子を組み合わせることで、より大きなシステムや複雑な制御もできます!
使い方はそれぞれ。Caiman Tail Loopをこの機会に是非お試しください!