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使い方いろいろ!4CMやMIDI、アンプスイッチも!One Control Minimal Series Junction Box 4M!


ペダルボードのインプットとアウトプットを作るジャンクションボックス。シンプルに使い勝手の良いミニタイプに加え、より複雑なシステムにも対応するよう作られたのが、Pedal Board Junction Box 4Mです。

Pedal Board Junction Box 4Mには5系統の入出力端子があります。そのうち1と2はモノラルで、筐体を含めてグランドが接続されています。
3、4、MIDIのグランドはリフトしていて、3と4はステレオTRS端子も接続できます。

最もシンプルなのは端子1と2です。これはモノラルTSケーブル用端子で、一般的なペダルボードの入出力にご使用いただけます。

Pedal Board Junction Box 4Mの端子3と4も、エフェクターのインプットとアウトプットとして使うことができます。これらは端子1・2とは異なり、グランドがリフトしていますので、例えば端子1・2はアンプ前のエフェクト、端子3・4はアンプのエフェクトループというようにご使用いただくこともできます。

そして、端子3と4はステレオケーブル対応。つまり、端子3「だけ」を使ってアンプのエフェクトループ専用とすることもできるのです。(ステレオ→モノラル×2ケーブルが必要です)
では、そこまでして余らせた端子4をどのように使うかというと……

例えばこのように。アンプのフットスイッチです。このフットスイッチはFender Twin Reverbのものですが、このスイッチのように端子がステレオTRSとなっているスイッチをPedal Board Junction Box 4Mを通して接続することもできます。
つまり、アンプのフットスイッチをペダルボードに固定してしまっても、全く不便なくつかうことができるというわけですね。アンプ前のインプットとアウトプット、そしてアンプのエフェクトループ、さらにアンプのフットスイッチまで、Pedal Board Junction Box 4Mだけで接続ができました。

あとは……

MIDI端子ですね。


Pedal Board Junction Box 4MのMIDI端子は、パッシブのMIDIスルー端子です。パッシブのため、この端子を通すと一般的なMIDI THRU端子を1つ通した程度のシグナルの減衰があります。
しかし、アンプだけでなくラックや外部機器を同期させるため、MIDIをペダルボードから操作したい。しかしMIDIケーブルを毎回付けたり外したりするのは大変、という場合にも便利です。
例えば、ラックの裏に回らないと接続できないMIDI端子。そのMIDI端子には長めのケーブルを付けたままにしておき、ステージでのセッティングの際にPedal Board Junction Box 4MのMIDI端子につなぐだけ。
ペダルボード上にあるMIDIコントローラーからのケーブルは、Pedal Board Junction Box 4MのMIDI端子に最初から接続されている…としたら、MIDIケーブルの抜き差しが1回だけで済みます。

ステージ転換の時短にも、セッティングをスムーズにしたり、ペダルボードを美しく組む上でも必要なジャンクションボックス。
Pedal Board Junction Box 4Mは、様々な用途をカバーできる、シンプルで電源も不要なジャンクションボックスです!