シグナルをパラレルで出力して、2つのアンプを使ったり、ラインとアンプに分けたりするシステムに欠かせないのが、スプリッターです。Musontekより発売となりましたAdjudicatorは、そんなシステムに対応できるスプリッターです。
スプリッターは、基本的にバッファが組み込まれています。バッファを通さずにシグナルを単に2つに分けると、音が薄くなったり弱まってしまうためです。AdjudicatorにもMusontekならではのハイクオリティバッファを内蔵しています。

そして面白いのが、Output Bに適用することのできるFor Fuzzモード。2台のアンプのうち片方にファズをかけたい、しかしシグナルをスプリットするのにバッファを通るとファズが思った音色ではなくなってしまう、そんなジレンマを克服できるモードです。ファズのために調整されたモードです。

Shapeトリムポットで、このFor Fuzzモードの音量の調整も可能。

さらに、内部スイッチでFor Fuzzモードにかけるケーブルシミュレーターを0m、3m、6m、12mから選択できます。そして写真右側にあるFlavorスイッチで、音色を少し変えることもできます。
まさに超マニアックなスプリッターです！