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伝説のツイードチャンプがここに。Catalinbread Formula 51!


シンプルな構造だから高い表現力を持つ。Fenderの長い歴史上作られたギターアンプの中で、最もシンプルなモデルの1つ。Champ。
Catalinbread Formula 51は、そんなChampの中でもツイード時代のトーンを小さなペダルの中に捉えました。

オリジナルChampはVolumeノブしかありませんが、Formula 51は4つのノブで音色をコントロールします。
ChampのVolumeにあたるのがGainで、小さなスピーカー特有のミッドがあふれるクリーントーンから、スピーカーやキャビネットが震えるあのジリジリとした美しい歪みまでをカバー。そして、Formula 51のVolumeコントロールがマスターボリュームとなることで、オリジナルChampでは大音量でないと作れなかった歪みも好きな音量で楽しめます。

このペダルの中で最も特徴的なのがSAG。4つのノブの中央にトランスが描かれていますが、このトランスの電圧を調整するのがSAG。古いボロボロのChampのトランスから、新品当時のようなトーンまで、このSAGで調整できます。

最後にTONE。これは、アンプマニアの間で広まった、ツイードチャンプのモディファイを再現。それはFramus CobraというアンプのMidコントロールを移植するモディファイで、ツイード特有のトーンがまるでブラックフェイスのトーンへと変わるように音色を調整できます。そのサウンドや操作性を再現したのがTONEコントロールです。

9-18Vで駆動。18Vだと、さらに“アンプらしい”音色を楽しむことができます。SAGノブは、特に18V駆動に合わせて設計されています。9Vで駆動させると敏感なノブとなります。SAGノブで実際に“使える”範囲は、インプットシグナルの強さによって異なります。トランスの劣化を制御するノブですので、トランスの動きが鈍くなると、本物のアンプのトランスのように、音が悪くなることもあります。

Catalinbreadでは、VOLUME以外を最小に設定するところから音作りを始めることが多いです。好みのサウンドに近づくまで、GAINをゆっくりと上げて、TONEを接続しているアンプに合わせたサウンドになるよう調整します。
次にSAGをゆっくりと上げていきます。もし、常時ONのドライブペダルを使用している場合、その後ろにFormula 51を接続し、SAGを調整してみてください。