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1st写真集がついに発売! SNS総フォロワー410万人超えの上海出身コスプレイヤー「yami」が語るアニメ愛と日本での生活

日本と中国を行き来しながら活躍しているコスプレイヤー・yamiが、ホリプロインターナショナルと電撃契約! アニメ愛が全面に溢れたコスプレイヤーとしての活躍をはじめ、圧倒的な美貌とプロポーションを活かしたグラビアでも数々の有名雑誌を彩っている彼女。そんなyamiのファースト写真集「yammy!」(講談社)が発売されることを記念し、リーズンルッカで取材を敢行。日本での生活とアニメ愛を語ってもらいました!

■「アニメの国」に来られて幸せです!

◯コスプレイヤー・グラビアアイドルyamiとは?

中国・上海出身のコスプレイヤー・yami。幼い頃から日本のアニメ、漫画、ゲームを愛し、初音ミクとの出会いからコスプレイヤーとしての活動も開始した。あどけなさの残る表情、T160 B90 W60 H90という抜群のプロポーション、そして何よりも本人のアニメカルチャーへの愛情が注ぎ込まれたコスプレは、中国及び日本でもすぐさま話題に。2018年以降、日本にもたびたび来日し、Anime Japanや池袋ハロウィンといったイベントにも多数出演。昨年11月、日本に移住し、ホリプロインターナショナル所属として芸能活動を開始。まずその名刺代わりとして発売されるのが、沖縄を舞台に“ありのまま”のyamiが撮影された、『yammy!』である。
 
――ホリプロインターナショナルに所属されてから早3ヶ月、待望の1st写真集『yammy!』が発売されます。コスプレではなく、大胆な水着カットが多数収録された内容ですね。
yami  発売できて、とても嬉しいです! はじめての写真集を、これまで『FRIDAY』などでお世話になってきた講談社さんとご一緒できて良かったです。今は完成をすごく楽しみにしています。
――しかも今回はコスプレなし、ありのままのyamiさんということで。
yami  はい。頑張りました。
――沖縄での撮影ということでしたが、その感想を聞かせてください。
yami  沖縄には、これまでに何回も行ったことがあるんです。でも、仕事で訪れるのは今回がはじめてでした。いろいろな場所で撮影しましたが、やっぱり海がすごくキレイですし、食べ物も大好き。仕事でもプライベートでも、またすぐにでも行きたいです!
――昨年から日本に移住されたとうかがいました。住んで見て実感する母国との違いはありますか?
yami  一番は、食べ物が違いますね。ただ、日本にはこれまで旅行やコスプレのイベントで何度も来ていますが、上海とはそれほど大きな違いは感じないですね。アニメも同じように観られるので。
――じゃあ、住んでみてあまり困っていることもないと?
yami  うーん、あまりないですね。
――はじめて日本に来たときの感想は覚えていますか?
yami  “これが私の愛したアニメの国だ!”と、とても幸せな、感慨深い気持ちになったのを覚えています。
――ちなみに、日本の中で訪れて楽しかったところはどこですか?
yami  この前、久々にユニバーサル・スタジオ・ジャパンに遊びに行くことができて、すごく楽しかったです。今行ってみたいのは、この前オープンしたばかりの『ハリー・ポッター』のテーマパーク(※)!
 
※6月16日にとしまえん跡地に開園した、『ワーナー・ブラザーズ スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター‐』のこと。

■コスプレで大事なのは、キャラへの愛

◯コスプレイヤー・yamiの誕生

yamiの代名詞と言えるコスプレ。コスプレイヤーを名乗りはじめた当初は、ボーカロイドの“初音ミク”や『ラブライブ!』のキャラクターにチャレンジしていたという。ただ、闇雲になんでもコスプレしたいというわけではないとyamiは言う。彼女にとって、あくまで作品やキャラクターへの愛を伝える手段・愛情表現としてコスプレが存在し、それは仕事になってからも不変の考えとなっている。
 
――そもそも日本のアニメやゲームにハマるきっかけは何だったのでしょうか?
yami  子供の頃、一番好きでアニメにハマるきっかけになったのは『ONE PIECE』でした。それからいろんなアニメや漫画にハマっていく中で、日本のアニメや文化全体にどんどん興味を持つようになりました。
――それがコスプレをやるきっかけにも繋がっていったんですね。
yami  そうです。コスプレをはじめたきっかけは初音ミクでした。最初は大好きなミクちゃんになりたい! という気持ちでした。上海で友人たちとコスプレをしたり、カメラマンと写真撮影をするようになったりして、そこからSNSでアップするようになりました。
――アニメや漫画、ゲームのキャラクターになり切るコスプレですが、yamiさんはキャラになり切るために、どのようなことに気をつけていますか?
yami  私がコスプレをするときは、キャラクターのディテールに注意を払っています。私自身が、きちんとキャラクターとして成り立っているかどうかがとても重要なので。そのためには、自分が抱いているキャラクターに対する愛を、コスプレという形で伝えなければなりません。
――アニメカルチャーに対する愛情表現のひとつになっていないといけないと。
yami  そうです。一番大事なのは、「yamiは本当にこのキャラが大好きなんだな」と思ってもらえること。それができていれば、そこからキャラクターを好きになってもらえたり、私自身に興味を抱いてくれたりすると思います。
――日本に拠点を持つ前から何度か来日していることもあり、日本のコスプレイヤーさんとも交流があるそうですね。
yami  はい。中でも昔から伊織もえさん(日本のコスプレイヤー、グラビアアイドル、ストリーマー)とはとても仲が良いです。来日してからも、けっこう頻繁に会っていますね。それはあまりSNSでは公開はしていませんが。
――なぜ公開されていないのでしょうか?
yami  それにはちゃんと理由があります。ふたりが会うときは“すっぴん”のままが多い(笑)。だから、あまり撮影もしないし、アップできる写真が少ないんです。でも、とても良い関係を築いているなと思います。
――ちなみに今回、日本で芸能活動をするにあたって、ホリプロインターナショナルを選んだのはどうしてですか?
yami  ちょうど日本で芸能活動をもっと増やしたいと思っていたときに、マネージャー兼通訳の方が「一緒にやらないか」と声をかけてくれました。それからいろいろ話をして、ホリプロインターナショナルに所属しました。
――日本で新たにチャレンジしてみたいことはありますか?
yami  今回の写真集のようなグラビアはもちろんですが、アニメに関わる仕事はすべてチャレンジしてみたいですね。

■最近ハマっているのはアニメ『推しの子』。もう、全部大好き!

◯仕事でもオフでもアニメに触れたい

yamiのアニメへの愛は、彼女のSNSでの発信や、ファンコミュニティ「yami Official Fan Club -yamiに病みつき!-」などを見ればすぐに理解できる。Webメディア『Bezzy』でも、「月刊yami-Ani!-編集長yamiはアニメ愛を伝えたい-」という連載を持っており、毎回、ひとつのアニメ作品をしっかりと掘り下げている。アニメとコスプレ、そして芸能活動――彼女の現在の生活について掘り下げてみた。
 
――仕事がオフのときは、どんなことをして過ごしていますか?
yami  今から家でスマホのゲームをすること、それからアニメと漫画を見ることですね。どこにいてもそれはあまり変わらない(笑)。
――趣味としてはじめたいことは?
yami  今はプールで泳ぎたいですね。体を動かしたいです。
――スイミングはスタイルを保つためにも必要?
yami  いや、自分のプロポーションを保ちたいとかはではく、夏になったら暑いし、ただ泳ぎたい(笑)。
――では、普段からプロポーションを保つためのルーティーンなどは?
yami  基本的になにか特別なことはしていません。
――にわかに信じがたいです(笑)。
yami  本当にない、ないんです(笑)!鍛えたり、食事制限をしたりすることはないですね。 唯一、撮影がある前の日は食事を抑えるくらいですかね。
――ちなみに最近、ハマっているアニメや漫画はありますか?
yami  アニメだと最近は『推しの子』です。
――アイドルの世界をリアルに描きつつ、サスペンスの要素もある本クールでもっとも話題のアニメですね。どういうところが好きですか?
yami  どこというよりも、全部。全部が大好き(笑)。もちろんアイとかルビーとか、キャラクターのコスプレもやりたいなと思います。
――ありがとうございます。では最後に、今後の活動の展望を教えてください。
yami  まずは、『yammy!』という写真集が発売されます。この写真集は、出版社の人たちとみんなで力を合わせて作ったものなので、ぜひ手にとってもらいたいです。日本が拠点になって、ホリプロインターナショナル所属にもなったので、より深く、面白くアニメに関わる仕事を続けていくことができれば嬉しいです。将来的には、日本語もうまくなって、声優にチャレンジできたらな……と思っています。応援、よろしくお願いします!

【リーズンルッカ’s EYE】yamiを深く知るためのQ&A

Q.日本の食べ物で衝撃を受けたものは?

A.好きな食べ物は明太子です。食べてびっくりしたのが、納豆とゴーヤですね。チャレンジしたのですが、食べられませんでした(笑)。

Q.ハマっている漫画は?

A.アニメでも放送されていた、サッカー漫画の“青い監獄”――『ブルーロック』ですね。中でも好きなキャラクターは、凪誠士郎です。

<編集後記>

台風の影響でとてつもない強風が吹き荒れていた日に行われた撮影と取材。ですが、写真を見ていただければおわかりの通り、yamiさんの華やかな笑顔が曇天模様を吹き飛ばしてくれました。今回は、通訳さんを介しての取材でしたが、質問の内容はほぼ聞き取れていた様子。これからメディア対応も多くなりそうですが、その笑顔はどんな場所でも周囲を幸せにしてくれそうです。

<マネージャー談>

日本語も一生懸命勉強中です。
とっさに出る日本語で、日々ちゃんと勉強してくれているのが分かります。
また、ファンの方々を大切にしようとする姿勢がとても伝わってきます。
日本や世界のファンの方々にちゃんと伝わるかを気にしてくれているのが良く分かります

【プロフィール】
yami(やみ)
中国上海・出身のコスプレイヤー、タレント、モデル。日本のアニメ、漫画、ゲームにハマったことをきっかけに、コスプレイヤーとしての活動を開始。中華圏のみならず、日本を含めたアジア圏でも人気を獲得。そのプロポーションと美貌から、「神バスト」「神カワ」「“最強”美少女」といったキャッチフレーズがつけられた。SNSの総フォロワー数は増え続け、現在は約410万人。6月24日に迎える誕生日の3日前、ファースト写真集『yammy!』が発売される。
Twitter (@chanbaekkailu1)
Instagram (@real__yami)

取材・文/森樹
撮影/持田薫


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