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30分で何品できる!?真鯛は今が旬!福山康平が丸々1匹捌いて、和洋折衷豪華ディナー

今が旬の鯛。丸々1匹捌いたら一体何品できるのか!?忙しい夜でもたった30分でできるメニューを、福山康平に実践形式で提案してもらいました。

■材料はこちら。手軽に豪華!今夜のメニューは鯛で決まり!

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丸々一匹の天然の真鯛(兵庫県淡路産)を築地で仕入れました。

粋の良い魚の見極め方
・目が濁っていないこと
・顔が小さくて体が丸く大きく広がって、尻尾で細くしぼんでいること

今回使う材料
・あさり(熊本産)
・大葉
・レモン
・生姜
・ミョウガ
・ニンニク
・かいわれ大根
・三つ葉
・万能ネギ
・ミニトマト
・大根
・昆布

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果たして全て使えるのか…!?

下準備
・氷水をボウルに作る。
・お湯を沸かしておく。
・お米をとぐ
・野菜を切る
 大葉→細切り
 カイワレ大根→2〜3cm
 ミョウガ→細切り
 ニンニク→みじん切り
 ミニトマト→半分
 三つ葉→2〜3cm
 万能ネギ→小口切り
 レモン→くし切り
 生姜→皮を剥いてスライス

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■鯛の捌き方 

1、下処理として、エラ、内臓、鱗を取る
2、胸びれと腹びれを結んだラインに包丁を入れて頭を落とす
3、背中側は背びれの上、お腹側は臀(しり)びれの上にそれぞれ包丁を背骨に沿って入れる
4、お腹側から背中側に包丁を通して、右手を追い越すように尻尾を左手で持ったら、尻尾の方から頭の方に包丁を動かして骨の接着を外す
5、骨のある方の身を裏返して同じことをする

コツはゆっくり丁寧に包丁の刃先で背骨を感じることです!

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これが三枚おろし

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■鯛のカマの塩焼き

1、鯛のカマを外し、両面にサッと塩を振る

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2、魚焼きグリルに入れる
3、中火で10分焼く
完成!

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■鯛のあら汁

1、だし汁を作る
※今回は市販のほんだしを規定の量で水にときましたが、本来は昆布だ       しを作っておくと良いと思います。鯛から良いお出汁が出るので、昆布とかあっさりな出汁がおすすめな気がします!
2、骨がついた真ん中のアラの両面にサッと塩を振る
3、魚焼きグリルに入れる
4、中火で10分焼く
5、煮たったら焼いたアラを入れる
6、沸騰したらとろ火にして万能ネギを入れる
7、醤油と酒を少々入れ煮立てる
8、アラとだし汁をお椀に注いだら
完成!

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■鯛のアクアパッツァ

1、別の大きい切り身に塩と胡椒を振る
2、フライパンに多めのオリーブオイルを入れる
3、弱火にして刻んだニンニクをふたつまみ入れる
4、オリーブオイルにニンニクの香りが移ったら鯛を入れて両面焼き目がつくくらい焼く

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5、焦げたニンニクを取り出す
6、あさりを大量に入れる

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7、白ワインをふた回し入れる
8、切ったミニトマトを入れる
9.蓋をして中火で5分蒸し焼きにする
10、あさりが開いたら火を弱めて5分さらに蒸す
11、皿に最初に鯛を中央に乗せ、周りにあさりやトマトを盛り付けていく(あればバジルなどを載せる)
完成!

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■鯛のカルパッチョ

1、鯛を薄く切って、皿に盛り付ける

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2、かいわれ大根を盛り付ける
3、タレ
レモンを絞る
塩:少々
胡椒:少々
オリーブオイル:大さじ1
をかけて

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完成!

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■鯛の胡麻和え

1、耐熱容器に
 醤油:大さじ2
 酒:少々
 みりん:少々
 砂糖:少々
を入れラップをしてレンジで3分チン
2、すり胡麻大さじ5くらいを大量に入れる
3、混ぜてしばらく冷ます
4、ぶつ切りにした鯛を入れて和える
5、ミョウガを添えて
完成!

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ご飯に乗せてお茶漬けにしてもおいしいです。

■刺身(お造り)

1、真ん中の血合い骨を落として、鯛を柵状にする
2、刺身包丁でお腹側の身の皮をひく

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3、斜めに1cmくらいの厚さでカットして

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完成!

■刺身(松皮作り)

1、皮をひかずそのままにする
2、皮めに3~4本包丁で切れ目を入れる
3、まな板の上に鯛を皮を上向きにして乗せ、キッチンペーパーをかける
4、上からお湯をかけ、皮目が縮んだタイミングですぐ氷水に入れ30分冷ます

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5、取りあげたらキッチンペーパーで余分な水分を取る
6、斜めに1cmくらいの厚さでカットして
完成!

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普通のお刺身よりプリッとするのでおすすめです。

■鯛めし

1、腹骨を取る
2、身を斜めに包丁を入れて2cmくらいの厚さで切っておく

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3、ボウルに半分の量の鯛を入れ、
 醤油:大さじ2
 みりん:大さじ2
を入れて10分ほど漬けておく
4、研いだ2合のお米に鯛と漬け汁を全て入れる
5、あら汁をお米を2合炊く量まで入れる
6、炊けたら軽く混ぜて

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完成!

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30分でなんと全9品が完成!

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■動画でドタバタ解説

全てを30分!?でやり切った福山康平のドタバタはこちら。

■魚を捌くキッカケは父親

父親の趣味の釣りに、ベビーカーの時から連れられて行っていた福山は、「釣りができる人がみんな捌けるというわけではなくて、捌き方も父親に教えてもらいました。子供の頃から捌いてはいましたが、自粛期間にYouTubeをとりあえず全部見漁って、ワンアップしました。実家で刺身を作ると父親も喜んでくれます。」と包丁を研ぎながら話してくれました。
「釣りは3ヶ月に1回くらい行っています。小学生の頃は毎日友達と、近所の川にちっちゃい鮎や、釣竿にパンを着けて大きい鯉を釣りに行っていました。小学4年生の誕生日プレゼンには刺身包丁をお願いしたこともあります。テレビを見ていたら家の包丁とは違う刺身包丁が出てきたので格好良くて。親は心配して、ゲームも買ってくれました(笑)。砥石で研いでだいぶ短くなりましたけど、未だにその包丁は使っています。」
最近、日本将棋連盟公認オンライン将棋ゲーム「将棋ウォーズ」で二段を目指して勉強中という事。その様子もYouTubeで公開しているので是非ご覧ください。

【プロフィール】

福山 康平(ふくやま こうへい)
1998年3月13日生まれ、東京都出身。2013年、ピアノの発表会に出たところをスカウトされる。2015年、映画「予告犯」で物語の鍵となるヒョロ役をオーディションで射止めデビュー。映像や舞台で精力的に活動中。
YouTube「どうも、福山康平です。」
Twitter

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写真・文/富永綾花



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