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【銭湯めぐり48 旭湯@新小岩】昭和感残る地元客のための憩いの銭湯

【銭湯めぐり48 旭湯@新小岩】

しばらくランもスイムも休んでいたが今朝から再開。朝ラン後、今日も先週に続いて江戸川区の銭湯が目的地。12/17まで江戸川区内銭湯のスタンプラリーを実施しており、まんまと乗せられた形。

以前2度小岩駅には行ったが、新小岩駅は未体験。駅周辺が葛飾区で、少し南に行くと江戸川区という位置関係。昼過ぎに新小岩に到着し、まずは北口側で軽くと思い、 #神田屋新小岩店 へ。酎ハイなら最大10杯飲める1000ベロセット(立ち呑みオンリー)に強く惹かれつつも、普通にカウンターでゆっくりすることに。

見た目に騙されてはいけない
どじょうが!!
どじょうとふぐ
イワシもイケてる



目の前に水槽に入った活きのいいどじょうがいたので、どじょうのフライとフグのヒレ酒から始める。こういう格安店には珍しいメニュー。日本酒もなかなか渋い品揃えで、山口の五橋、奈良の春鹿をいただくことに。イワシの塩焼きは、卵も美味しく、イワシ?と思うようなハイクオリティ。チェーン系侮るべからず。

その後、炭水化物を摂ろうとうろうろ。北口から南口に移動して、アーケード付きでかなり立派かつ人通りが多いルミエール商店街へ。この辺りに共通しているが、アジア系(中国、台湾、韓国、ベトナム、インド、ネパールなど)の食材店や飲食店が多い。魚屋や惣菜屋もしっかり残っている。そうこうしているうちにベトナム系のバインミーやフォーが食べられる店 #バインミーゴンゴン新小岩店 が目に入る。サイゴンスペシャルビールと、人気らしいブンボーフェ(ベトナムの牛肉ピリ辛素麺)をいただく。ベトナム料理なので、ピリ辛と言っても、許容範囲で、大変美味しくいただけた。フォーとはまた違った良さ。一つ驚いたのが、豚の軟骨の骨部分が柔らかくなるまで煮たものが入っていたこと。自分の圧力鍋料理の中で結構出番が多いもので、妙に親近感。

肉肉しいベトナム風素麺


まだ銭湯の開店まで若干時間があったため(というか商店街で目をつけてたため)、酒屋の2階の広〜いスペースの角打ち(立ち飲み)の #呑み処酒喜屋 へ。ノーマークだったが、これまたすごい店を見つけてしまった。今日は、3軒目だったので、軽くロ万3種飲み比べセットのみにしたが、ぜひ再訪したい店リストに入れておこう。福島のロ万は初めて頂いたが、純米大吟醸、純米吟醸、「裏ロ万」純米吟醸いずれも素晴らしい出来。特に裏が良かった。なかなか出回っていないと思われる。ウラロマン💕って名前だけでなんか笑。

酒屋の2階です
大きめのお猪口3杯で700円!!



いよいよ #旭湯 へ。建築も内装も昭和期のスタイルを留めた形。地元の高齢者中心の常連客とともにやや熱めの熱湯をいただく。脱衣所においても年配の女性同士の会話は男性よりよほど元気で聞こえてしまう。どうやら健康のために豊島区の歩こう会に入ったが、かえって歩き過ぎて脚が痛くなったとか、豊島だけに年増しかいないとか、なんとかかんとか。でも番台のお姉様もしきりに相撲やサッカーの話を男性客としている。こういう何でもない会話って、今はネット空間の方が増えているのかもしれない。

今日の旅のお供は、唐澤太輔氏の『南方熊楠 - 日本人の可能性の極限』。真偽不明の伝説も多い知の巨人だが、考えが極端から極端へ行ったり、学校や図書館のルールからははみ出して追放されたり、全く凡人とは異なるタイプだったんだろうと想像。海外在住や外国人との交流がその後の自信と失望に繋がったことを窺わせ、親近感を覚える。

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