【銭湯めぐり23 COCOFUROかが浴場＠王子】

約30年前の学生時代に花見に来たことのある飛鳥山公園に行きつつ、東京最新のリニューアル銭湯である「かが浴場」に行くプラン。

ＪＲで普通に王子には行けるが、やはりここは大塚から都電 #さくらトラム で。おかげさまで飛鳥山の停留所から公園には直結。

大河ドラマが苦手な自分にはそんなに思い入れがある訳ではないが、ここ飛鳥山公園は渋沢翁のテーマパークと銘打たれているだけのことはある感じ。子供向けの遊具、水遊びの場所だけでなく、親が喜ぶ場所はそれなりにあり、まずまずの人気。

平成10年に完成した3博物館 #北区飛鳥山博物館 #渋沢記念館 #紙の博物館 に行こうと思ったが、小腹が空いたので、まずは  #おやつ屋mymemine の常陸野ネストビールのだいだいエール（IPA）とクロワッサンでごまかす。

続いて飛鳥山の3博物館に訪問。飛鳥山博物館が意外にもかなり見応えあり。縄文期前後の100メートル以上の海面上下動の説明に、温暖化悪者説に基本的には立っている自分も少々心を揺さぶられる。

#かが浴場 は5月にリニューアルオープンしたばかりのピカピカ銭湯。サウナ料金が200円と安く、若手のサウナーがとても多い。お風呂は薬草風呂と奥飛騨の湯の花を入れた風呂が中心で、やや温度も低めで、泡風呂もなく、若干風呂オンリー人間にはキツく感じました。ただ、風呂上がり生ビール380円があるのは、やはりCoco Furoチェーンの良いところ。

続いて、王子駅前で立ち飲みで引っかかったのが #平澤かまぼこ 。ネパール出身の10年ほど前から日本に来ている店長が良い味を出している。一見さんにもかかわらずYouTubeを活用して「津軽海峡冬景色」をアカペラで歌う女性＆同棲中の彼氏のカップルなど、なかなかの面子が揃っていたせいか、元北区のお酒「丸眞」（夕方から3合頂いてしまう…）を含め、十分持ち味を活かせた感じ。近所の常連さんとも井戸端会議を展開。

今回の旅のお供は、「忘れられた日本人」（宮本常一）という民俗学を色濃く打ち出す作品で、意外にとても面白い。昔は、男女関係も、旅人を泊めさせることも、小学校での飲酒（！）などに対してもいきなり叱らずにとてもおおらかな感じ。今の日本人が忘れたもの色々思い出させる本になるだろう。

※2023年6月の訪問です。