見出し画像

【銭湯めぐり26 戸越銀座温泉@戸越銀座】人気商店街にあるビル銭湯

【銭湯めぐり26 戸越銀座温泉@戸越銀座】

大阪で長さを誇る商店街と言うと天神橋筋だが、東京ではちょっと趣きは違うが、戸越銀座だ。

以前マンション探しでこの辺りも探索した思い出があるが、それ以来の訪問。

まずは美味しいおにぎりで有名な #戸越屋 でブランチ。鶏唐揚げ、味噌汁等と一緒になったセットを頼む人が多いようで、1000円越えでちょっと高めかなと思いつつ食券購入。味的には特にびっくりすることはなかったが、水泳前に心地良い満足感。

戸越屋のおにぎりセット



日曜は朝風呂をやっている #戸越銀座温泉 へ。大きなビルで受付は1階、普通の風呂が2階で、何と浴場内に上る階段があり、露天風呂は3階。元は20度程度のようだが、城南ならではの黒湯がメイン。ジェット&バイブラが黒湯なのは初めて。サウナもあるが、11時台という時間帯が良かったのか、サウナー軍団はそれほど多くなく、広めの浴場に丁度いい人数。高齢者は少なかったが、若者と壮年層の比率はいい感じ。お風呂自体は銭湯にしてはぬるめで、ゆっくり入れる。

プールの開始時間まで若干の隙間生じたため、コロラドでコーヒータイム。静かに読書できるひととき。

入浴後に区立戸越台中学校の温水プールへ。これが中学校プールとはとても思えない素晴らしい施設。そもそも中学校自体が高層ビルで特養との合築施設。誰もこれが区立中だとは思わないだろうなという外観。プールもそれほど混んでおらず、快適にガシガシ泳げたのは良かった。しかも350円。

とても区立中学とは思えない


運動で腹を空かせて呑み屋を探すが、当初目を付けてた蕎麦屋は一旦15時までなので断念し、ぶらぶらしてて見つけたもつ焼き屋さん #でん へ。カウンターのみのこじんまりした店だが、中途半端な時間でもどんどん客が出入りする人気店。

ハツ、ハラミの旨いことよ


焼き場前は暑いので避けて座らせてもらう。ハツ、ハラミ、シロも安定の旨さだったが、際立っていたのはレバ。レバー嫌いでもきっと美味しくいただけると思う。豚軟骨の煮込みは自分で作る時は軟骨がトロトロになるようにするが、ここは鶏軟骨焼きとかと似た感じで、カリコリ感を残したまま、薄切りにして食べやすくする形。新鮮。最近マイブーム(死語)の黒ホッピーは、ナカがみぞれ仕立てで、若干少なめ。お代わりは1杯が通常だが今日は2杯に。いずれにしても、1〜2人呑みにはなかなかいい場所。

旅のお供は、先日渋沢史料館で購入した渋沢栄一の「渋沢百訓」。こういうマニュアル本的な書物は必ずしも好まない(本人も出版に積極的でなかったとのこと)が、繰り返し登場するテーマ(商工業・私利と道徳・公益は相反しない)に関しては、昨今の大物経済人がどう考えているか問うてみたいところ。明治末期には、広く国家・社会の行末を真剣に考え続けた人物が実業界にも政界、官界にもいたのではないか。令和の今、目前の些事に囚われないよう自戒。

※2023年7月の訪問です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?