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寝顔を見て思い出をつくる介護の時間

先月から母の寝る時間は長くなっています。
レスパイト入院で嚥下力が低下した母は年末から嚥下は回復して米飯を食べられるようになっています。
ふりかけをかけたご飯が食べられるのは大したものなのです。

でも寝る時間は長い
食事の途中でも寝ています。

ほんの少しの間、ウレシイネ、アタリマエジャナイ、ハハハと笑ったり話したりしている時間が貴重です。
目を瞑っている時間も手を握ったり、肩を動かしたり。
足をさすると気持ち良さそう。
会話がなくてもその時間が私にとっても楽しい時間。

離れて暮らしている娘息子ができることは、近くにいてお世話してくれる家族が自分の時間が作れるようにすることと、私の場合は母のところにいる時間は用事がないので、会話をしなくても寝ている体を触れたり、何となく話しかけたりのんびり過ごしています。
いずれ、こう過ごしたなあという思い出を自分に作っている感じです。

この次はないかもしれないという気持ちと共に
母の手を握ります。



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