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老いるということ

姑は昨年の夏亡くなりました。
その後一人暮らしをしていた舅の具合が変です。

朝起きてこない。
ご飯が食べる量が減った。
日中も椅子に座りながら寝ている
同じことを何回も聞く
待つことができない

一人の自立していた生活は2週間で崩壊しています。
昨日はベッドの購入と居室の変更を決めたばかり。
それを決めて疲れたのか転倒してベッドサイドで一晩過ごしたらしい。
なんとか床から起き上がってもらって、1日中寝ていた。
オーバー95歳ともなると1日1日の変化が速い。
いわゆるスープの冷めない距離にある我が家から一式夕食を運んで一緒に食べました。
あまり食欲はないけれど、小さな声で「ありがとう、ありがとう」を繰り返す舅です。

近くで変わっていく舅を見ていると、だんだん衰えるのは悲しいところもあるけれど
体力、気力がぐっと落ちてまた戻ってを繰り返して生きていくのが自然の成り行きを感じます。
さあ!もう一息元気になってもらいますよ、とこちらは空元気の鬼嫁です。

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