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歌、ヒトの声が届けるもの

昨夜、近くの障害者施設カフェで開催されたオペラコンサートに行ってきました。

Gallery&Caféあるあーるdeつなぐふれあいコンサート2023 情報No.1 ...

Posted by 音楽をつなぐプロジェクトin寒河江 on Thursday, August 31, 2023

2023年度の3回目2月15日、プロのバリトン、大学院生のソプラノ、そしてピアノテーマは『歌!唄!うた!』
オペラはとっつきにくいと思っていましたが、シューベルトの野ばら、ロッシーニのセヴィリアの理髪師など情感を伝わる楽曲は言葉の壁を超えて伝わってくるものがありました。
二部では歌謡曲、ちょっと高め年齢層の聴衆に合わせて筒美京平の「また会う日まで」や懐かしの歌を歌いあげてあっという間の時間でした。

じもとで本物のオペラが聞くことができる貴重な機会を満喫(^^♪

私は最初に聞いたオペラは小学校のころ、「オネーギン」で、学校行事で意味も分からず、暗い雰囲気に二が定期市が強くなりました。
チャイコフスキーの「オネーギンは拗らせ系の青年が、好きな人を好きと言えず人間関係を台無しにして結局は本当の愛がつかめずに絶望する」
これを小学生に見せた学校もナゾです。
両親、特に母はオペラに目がなくて、パヴァロッティとかトウーランドット、とか騒いでいましたが、一緒に行くことはありませんでした。

ところが、父のお祝いの席で音楽大学の先生が、プッチーニ「蝶々夫人ある晴れた日に」を歌ってくださったのです。
そして、先生が好きが曲だからと話し父もとても嬉しそうでした。
仕事とゴルフばかり、そして本を読むだけと思っていた父が、母に付き添って行っていたオペラや舞台を楽しんでみていたのを知りました。

それから10年以上経ちました。
オペラはヒトの営みを歌で、ヒトの声で表現するアートの一つで、私の近くにありました。
地元で活躍する方たちを応援しています。また聞きに行きますね。

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