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コーチング@自動車教習所

12月2,3日山形で行われた第46回日本高次脳機能障害学会に参加しました。

脳損傷者の車の運転のシンポジウム

『高次脳機能障害者の自動車運転:運転行動上の特徴』
教習所の方の発表で、高次脳機能障害者、高齢者に運転の危険をわかってもらうのに必要なのはコーチングと話していました。

あなたの運転のここが危ないという指摘はうけとめられないと。

運転に同乗して、危険運転がある場面を動画記録した様子をたくさん紹介してくれました。
危険運転への気づきは
運転した高齢者、障害者にどうやれば理想の曲がり方、走り方か教えてくださいと質問する。
そうするとその答えは正しい立派な言葉。
教官の質問により、自分で運転の危険性に、そして正しい運転法に気づくようなやり方です。

元来教習所は伝える、教えることが中心でした。
そこを質問して答えてもらうに変換するのは教官も慣れていないとのこと。

これから、教習所の教官にコーチングの考え方「答えはその人の中にある」が広まれば、若い人が免許を取るためだけではなく安全な車社会をつくるために教習所に通う日が来るかもしれないと妄想しています。

コーチングの時代来てますね~

シンポジウムの他の方の発表は、机上の検査で十分に合格点でも実車運転だと危険な時もあるという発表が主でした。
車メーカーさん側からの安全対策の話も聞きたかったです。

この学会はオンラインでオンデマンド参加できます。興味を持った方のためにリンク貼っておきますね。


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