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「書く力」を身につけるために始めたこと② 〜ジャーナリング〜

こんにちは、あーるぐれいです。

  • 毎日の生活を「見直す」

  • 違和感に「気づく」

  • ささいなことから「工夫する」

この3つのポイントから見つけた、自分の心を整えるための「チルタイム」を書き留めています。

今年から「書く力」を身につけるために、さまざまなことに取り組み始めました。
noteもその1つです。

今回は、「書く」というテーマを追っているうちに見つけた、「ジャーナリング」について書いていきたいと思います。


「ジャーナリング」をご紹介します

参考にしたのはこちらの本です

最初に、今回参考にしている本をご紹介します。

「心を整え、思考を解き放つ」というキャッチコピーに惹かれて読み始めました。

ジャーナリングとは「書く瞑想」

「ジャーナリング」とは、一定時間、あるテーマについて書き続けることです。
それでは、ジャーナリングがなぜ「瞑想」になるのでしょうか。

まず、「瞑想」が指し示す内容について、この本では次のように説明されています。

「今、この瞬間に起きていること」をあるがままに観察することで気づきを得ていく瞑想法(仏教を源流とし、とりわけ禅の影響が大きいものです)

「手で書くこと」が知性を引き出す 心を整え、思考を解き放つ新習慣「ジャーナリング」入門

ジャーナリングでは、1つのテーマに対して、自分がどのように感じたのか、どのように考えるのか、など、自分自身の内面をただ「書く」という行為で見直します。
内面を飾らずに書くことで、感情や思考に振り回されず、自分自身を観察することができ、また「今、ここ」に意識を向けるようになります。

また、「今、ここ」に集中することで、自分の現在の状況を客観的に見ることができ、自分に必要なものが何かを自覚できるのです。

この本の中では、「トラウマや動揺した出来事」をテーマにジャーナリングをした人々が、心身ともに健康になっていったという例が挙げられていました。
また、ストレスに対する回復力や、社会への適応力を高める効果もあるとされています。

パソコンではなく手書きのほうがベター

この本では「ジャーナリング」は手書きが良いと紹介されています。
その理由は、手を動かすことによって、「何が大事なのか」ということを脳が認識しやすくなるからです。

脳には、多くの情報から大切なものを選択するRASという部分があり、手を動かすことで活性化されると言われています。

キーボードを打つときよりも、手を動かして書くときの方が、より指先が繊細な動きをします。
そのため、手で書くことはRASの活性化につながり、脳の集中をうながすことになるそうです。

また、手を動かすと、リラックス状態を示す脳波であるアルファ波が高まるとの実験結果も紹介されていました。
アルファ波はリラックス状態を生み出し、創造性が発揮されやすくなると言われています。

次からは、私が実際にジャーナリングワークをしてみて感じたことをご紹介していきます。

「5分間ジャーナリング」を20日続けてみての感想

まずは1日5分間からスタート

今回ご紹介している「「手で書くこと」が知性を引き出す 心を整え、思考を解き放つ新習慣「ジャーナリング」入門」では、実際にジャーナリングワークをするためのお題が20問以上掲載されています。

大体のお題が5分間の設定で、1日1題5分間ジャーナリングをしてみました。

5分間無心で書き、その後、自分が書いたものをフィードバックとして見直し、自分なりのコメントをしていきます。

フィードバックで発見がたくさん

最初は5分間書くことが楽しかったのですが、少し慣れてくると、書いた後に読み直すことが面白いことに気づきました。
書いたものを読んでいると、あまり普段の会話では出てこない言葉が出てきたり、「え、そんなこと考えてたの?」と他人事のように驚く内容が書かれていたりします。

逆に、「この前もこの言葉書いている」というものもあり、それは多分自分のキーワードなのでしょう。

それから、本の中で「現状に合わないお題もある」と説明があったのですが、書くことで納得しました。
合っていないお題を書いていると、筆が進まないというか、同じことをぐるぐる書いているという感覚になります。
実際、ジャーナリングの中で「自分にあってないような気がする」と書いたお題もありました。

書くことがただ楽しいと思える

ジャーナリングをしていると、「とにかく書く」ということに集中できるので、書くことへの気負いが減っているような気がします。
自覚して意識しているわけではないのですが、普段書いていて「こんなくだらないことを書いても意味ないのかも」と迷いが生まれてブレーキになることがあります。

しかし、ジャーナリングでは、決められた時間内にとにかく書くことに集中しているので、「こんなことを書いていいのか」ということは全く忘れています。

ジャーナリングは「書く瞑想」だと先にご紹介しましたが、私にとっては、ちょっとしたジョギングのようです。
腕はちょっと疲れているけど、頭はリフレッシュしている感じがします。

「ジャーナリング」は私にとって「準備体操」

私にとって、ジャーナリングは、今のところ心を整えてくれるとともに、書くための準備体操みたいなものなのかなと思います。
書くことに集中することに意識を向け、心を落ち着かせてくれる存在です。

一旦、お題が全部終わったら、自分にとって気になるお題にもう一度取り組んでいこうと思います。

「ジャーナリング」、もし興味がある方は、ぜひご一読ください。

ここまでご覧くださってありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。

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