人間は必ず間違う事を前提にしないと、安全を確保することは不可能です。
ちなみに、安心と安全は一緒にしてはならないものと私は思っています。

自動車を考えてください。
人間が運転を間違うから、交通事故が発生するのです。

交通事故が発生したとき、乗車している人を守るため、シートベルトやエアバッグ、それから衝撃に対抗する車両構造になっています。
人間をどれほど教育したとしても、運転を間違える事は避けられません。

人間は疲労が原因で判断力や行動力を失います。
また、勘違いもあるので、疲労がない状態でも間違った判断や行動をすることもあります。

だから、安全対策は人間の感覚に頼らない方法が必要なのです。
何か事故があると、事故に関連した人を悪く言う風習がありますが、人間が間違えることを前提にしていない事が問題だと思います。

事故に関連した人を責めるのではなく、事故を防ぐための技術が安く求められている事を訴えて欲しいです。
必要は発明の母ですから。

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