頑張れ、おれ

昨日から大部屋から個室に移動した。
これで、面会時間も伸びるし、付き添いもできる

今日は朝まで付き添うけど

かなりメンタルがやられる


点滴の麻薬をしてるけど、

それでも痛がる

「お願い、痛い」

「お願い、食べたい。飲みたい」

お願いばかり伝えてくる

だけど、

痛みを止めることはできない

食べる飲む力がないから、口の中を少しの水分でスポンジブラシで拭うしかできない

何もできない

「大丈夫、俺がそばにいるから」

「一人じゃないやろ、寂しくないやろ」

手を握って、体をトントンして

その程度

できないことが多すぎる

今まで行きてきた中で、一番つらい状況だ

だけど、きっと多くの人が親の死は辛いだろうし

乗り越えれるはず


きっと、このnoteを見返すときがあれば

自分自身に120点満点の花マルをおくりたい


ほんと、お前は良くやってるよ

おかんががんってわかってから

色々悩みながらも、手助けしたいって思って看護師になって

看護師で忙しい時も、

すっと、おかんのそばにいて

一緒に介護福祉士の試験も連れて行って

コロナの中でも、両親を大切にして

肺炎でおかんが死にそうになったときも、冷静に判断して、

在宅で生活が難しくなってきたら、

仕事場まで実家の近くに変更して、

昼休憩に母親のおむつ交換したり、

パートナーと一緒に過ごす中でも、母親のおむつ交換や面倒を見るために時間を作って


今、命の火が消えそうな母親のそばで
涙をこらえながらサポートして


ほんとに、我ながらお前は良くやってるよ。

パートナーも家族も大切にして


闘病生活16年の母親を本気で支えてきた


お前はこれからもっと幸せになるべきやろ


ほんまに、おれは俺自身を

褒め称えたい


だから、

あとすこし

あとすこし母親のそばで大切な時間を過ごして欲しい

頑張れ、

頑張れ


頑張れ


俺!



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