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特攻隊は、いま何を思う。


終戦の日が近づき色々思います。
太平洋戦争の末期、特攻隊が編成されました。
特攻隊の若者を思います。
家族に宛てた肉筆の遺書、
残された最後の肉声の言葉、

靖国神社の遊就館で読んだり聞いたりした記憶がよみがえり、ガラにもなく心にグッときます。
「行ってまいります!」と力強く書くのは、覚悟を超えた心境であったのでしょう。
志願したのですが、本来の志願とは違うのは当然です。
故郷への想い、志願しないわけにはいきません。

当時の様々な資料がありますよね。そこから当時の状況を想像します。
出兵する時も、村中で送り出し、本人も家族も心に秘するものは有れども、隣組制度や村八分を恐れ堂々と振る舞っていたのでしょう。
当時は米国の国力軍事力なぞ国民は知らず、政府の方針に疑問があれど、反対する材料も空気もないでしょう。
戦後になって「知らなかった」、戦犯の責任を追及するなどという声があります。


…。

何か、デジャヴのような感覚がします。
ワクチン接種後の体調などによる双方の声があります。
「知らなかった」(大本営発表)
「なぜ大きな声で止めてくれなかったのか」
「(お国のため)大切な人のためにと言われた」
「断われる空気じゃなかった」(隣組制度)
「打たせた責任を追及したい」(A級戦犯)
「自分で同意書にサイン(志願)した自己責任」

特攻隊の若者の気持ちを考えると、
どの意見も否定できる気持ちになれません。


戦前に朝日新聞が開戦を煽り、責任逃れの為に戦後は態度豹変してます。
何か変な未来を想像してしまいます。
これもデジャヴになるのでしょうか?

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