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病んだ時の対処法ルーティン

こんにちは、リリです。

前回までで夫とのざっくりしたなれそめが終わりましたので、今日は結婚後のエピソードでも書いてみようかと。

もともとこのnoteは、夫との優良な関係を築く為に日頃していることを明文化してみようと思ったからなんですが、それに関しては時系列というよりは思い浮かんだ話をその都度ポツポツと書いていこうかという次第でして、

その中でも今回書くのは、夫にとってはかなり厄介なやつ。

そう、私が病むときのやつ。

病んだ時はどうしたらいいのか?自分の気持ちの持っていき方と、夫への接し方を私なりに分析して今ではルーティンのように行うことで、以前よりも立ち直りが早くなったのでこれは是非書いておきます。

病む話で一番のターニングポイントになったのは、思い返すこと2年とちょい前のこと。

はじめましてから3か月で結婚を決めた私たちは、入籍してから初めて一緒に暮らすことになりました。この時点で出会ってから、約10カ月くらい。

A型の私と、O型の夫。

私はシフト制の仕事で、夫は土日休み。

慣れない土地、2人分の食事、結婚後の手続きのアレコレ。

同居開始後2週間で肌はめちゃくちゃ荒れるわ見たこともないような口内炎ができるわで、身体がまずボロボロ。

気付かないフリをしていたものの蓄積する気疲れでイライラ。

まぁ他人と暮らすわけですからそれなりに大変だろうとは想像していたものの、正直ここまでだとは思っていなかったのです。同居、ナメてた。

そんな中、様子を見に来た私の母と妹の言葉がさらに追い打ちをかけます。

「あんた、なんでそんなに夫くんに気を使ってんの?」

2人揃って言うもんだから、私もその場ではつい「そんなことないよ!まだ探り探りでやってる所は確かにあるけど、言いたいことは言ってるよ~笑」

なんて強がって返したけど、

ウソ嘘、大うそ!

めっちゃ気、つかってるよ~~~涙

当時の私の言い分としますと、
「まだこの人とのコミュニケーションの取り方は探ってる最中だから、言いたいことがあっても”いつ伝える?””どんな言葉や文章にして伝える?””どんな風に伝える?”を考えあぐねているうちにどんどん時間が経ってしまって言えなくなってしまうのよ~」です。

当時、仕事で人へトレーニングする立場にいたので、必要以上にコミュニケーションについて考えてしまっていたのだと、今になればわかります。

が、渦中にいる私はそんなに冷静になれませんから笑。日に日に「言いたいけど言えない」ストレスだけが静かに蓄積していきます。

そしてそのストレスは、ある日ついに大爆発を起こします。

その日は雨の日でした。

職場の方たちと野球観戦に行っていた夫から(日中は晴れてた)、そのまま、飲んで帰ることになったよ!という連絡が入ります。

はじめは、「了解。楽しんでね!」と返し、それで済んだのですが、時間が経つにつれ理由もなく深まる心の闇。「まだ帰ってこないの?」「何件行ってるの?」「私は今日何時間一人にされてるんだろう」「どうして途中で連絡寄越さないの?」「私はこんなに寂しいしつまらない気持ちなのに夫は今頃楽しんでる」「こっちの気持ちも知らないで」…エンドレス、闇、病み。

気付けば私は、真っ暗な寝室で、結婚指輪を外し、壁にもたれて数時間泣いていました。(ホラー)

帰宅した夫も、さぞかし怖かっただろうと思います笑

夫は、帰宅するや否や只事じゃない雰囲気を察知し、暗闇で泣く私に寄り添って、涙と鼻水でぐしゃぐしゃの顔を拭いながら、私が話しだすのをずっと待っていました。

数十分してから、嗚咽しながら先の自分の考えを話しました。

話したい事、言いたいことが色々あるけど、どう伝えればいいかわからなくて、話ができない。そうこうしてるうちに時間が経って、ますます話せない。

すると夫は言いました。

「傷つけないようにって、考えてくれてありがとう。でもね、俺は、話してくれないとわからないんだよ。

ハイ。至極真っ当です。ぐうの音もでませんです。

この当たり前な事をするのが怖くて(こうしてほしいとかこれが嫌とか伝えたら彼に嫌われるんじゃないかってね)、なんやかんや「察してちゃん」になっていたのかも、と、鼻水を拭きながら妙に冷静な頭のどこかで納得したのを覚えています。

その後、「今度からはとにかくなるべく話すように心がける」と約束し、外していた結婚指輪もはめ直し、なんとか落着。雨音と自分の鼻を啜る音が響く中、長い時間私を宥めていた夫の姿は今でもよく覚えています。(ゴメンネ)

❁❁❁

その一件以降、私は「とにかく溜めない、話す」を心掛けるようになりました。その時の「伝え方について」は普段から心がけてることがあるんだけど、それはまた別記事で。

まぁ一番病んでたのはその初同居の時期で、なにかあるたびによく泣いてましたね。泣いてはなぐさめられ、時には困らせ、、、自分でもこんなこと繰り返しているのが嫌で、なんとかしたい!ともがき、私が導きだした今のところの病んだ時の解決策が、こちら。

1.自分は自分の味方をする。

「私は今こういう状況で、こんな気持ちになっている。それじゃ、泣いて当たり前!つらいと感じて当たり前!」と、病んで落ち込んでいることを正当化します。どんなに自分勝手な状況だろうとも。そうすることで、必要以上に自分を追い込まなくて済むようになります。「そっか、今辛いと感じるのは当然なんだ、泣いて当たり前なんだ」と思えると、ふと開き直ることができて、そこまで深く闇に落ちずに済むようになりました。私はもう、「〜〜だから、つらい!泣きたくもなるじゃん!」って声にだして言っちゃいます。

2.夫にはありのままを伝えて、してほしいことも言う

昔の自分なら「ウザがられたらどうしよう」と悩んできっと一人で泣いていましたが、今の自分は違います。「今、こういう事があって、こういう気持ちになっていて、泣いている。つらい。しんどい。」と、まずは今の自分のありのままを伝え、さらに「電話できるなら少しでいいからしてほしい」「帰ってきたら話を聞いてほしい」など、夫にしてほしいことも伝えます。(勿論これは夫の都合も鑑みた上でですが。)そりゃあ、何かわからんけどスゲェ泣いてるよ〜ってよりは、こうだ!こうしてくれ!って言われた方がラクよね。夫も、仕事の合間をみてほんの数分だけ電話をくれたりします。(ありがとうね)
これをすると、「一人じゃないや」って思えるのが、一番大きいかな、私の場合は。

3.涙はこらえない、思い切り泣く

最後はこれに尽きます!もーね、我慢しない!大人だって、嫌なものは嫌!しんどいときはしんどい!!声をあげて、タオルやティッシュびしゃびしゃにして、嗚咽して、汗だくになるくらい、泣いたっていい!!その時におすすめなのが、「自分はなんで今こんなに泣いているのか?何がしんどいのか?」を声に出しながら分析すること。1.とほぼ同じことなんですが、しんどい理由がわかると、少し冷静になれます。直近の私で言うと、「今日だって結局夫くんは休日出勤なのにこんなに遅くまで帰ってこないじゃん!子供が生まれてからもそうなのかなって思ったら不安になる!それに、出産の手続きとか、市役所の調べ物だって、全部私がやったじゃん!なんで一人で全部やらなきゃないの!一緒にやってほしい!不安!寂しい!も~一人で全部やるのしんどい!!!」と“泣きじゃくり分析”をし、夫が帰宅する頃には大方泣きやんでいました。まぁその後ガンガン気持ちは聞いてもらいましたけども。

❁❁❁

以上が私が病んだ時の対処法です。
順番的には1&3→2になるのかな?

まずは自分の味方をする、そして何がそんなにつらいと思っているのか考える、それも自分で認めてあげる。その上で泣きたいときは思い切り泣く、パートナーや周りにして欲しいことも我慢せず伝える。

最後のがハードル高いと思われるかもしれませんが、案外、「話してくれてありがとう」「そんな風に思ってたんだね」ってなることが多いです。黙って病まれてるより、話された方が、向こうも対応しやすいのかも。

人って、話さないと伝わらないもんね。


これから始まる子育てで、きっとまた私も病む回数が増えるんだろうけど、「その時はよろしく」「俺も病ませないように頑張る!」って笑って言える位には、今の私たちは良好です。

病みたい時には、前向きに病みましょう。


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