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表銀座コースを歩いてみる

夏山ラストは燕岳〜常念岳までを2泊3日で縦走しました。
燕岳〜槍ヶ岳までのコースは表銀座コースと登山界隈では呼ばれていますが、その一部分を歩きました。

醍醐味は何と言っても鋭鋒、槍ヶ岳を常に見ながら稜線歩きが出来ることです。最終的にその槍ヶ岳に登るのが表銀座コース。
今回は途中から常念岳に向かうコース(表銀座パノラマコース)なのですが、槍ヶ岳の勇姿を絶えず拝みながらの絶景堪能は登山者の憧れです。

昨年こんな水彩絵を描きました。

表銀座萌ゆ

憧れやイメージから想像で作り上げた絵ですが、実際はこんな感じでした。

写真だと槍ヶ岳が遠くに見えますが、実際はもっと迫力があり迫ってくる感じです。カメラを通すと見た目とは違った絵になります。
つまり水彩で描いた絵の方が近いイメージなんです。
写真をそのまま絵にしても実際のイメージとは違ってしまう。
絵はイメージを優先して描くべきだと思うので、やはり実際に現場に行く事はとても大切だと感じました。
山岳絵画はやはりそこが原点なのかな。

水彩絵のような風景はもっと槍ヶ岳に近づけば写真でもこんな感じになるかと思います。
また来年以降、槍ヶ岳目指してこのコースを歩けたら色々な発見がありそうです。
槍ヶ岳には登りませんでしたが、登山の醍醐味を存分に味わえた旅でした。幾ばくかの登山経験がないと難しいですが、表銀座パノラマコースは難所もなく、美しい稜線歩きが始終楽しめます。

  • 表銀座コース(燕岳〜大天井岳〜槍ヶ岳)

  • 表銀座パノラマコース(燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳)

お時間がありましたら是非挑戦してみてください(^^)。

月を呑むイルカ岩
大天井岳への稜線
常念小屋からの御来光
中房温泉〜燕岳〜大天井岳〜常念岳〜一の沢 25時間 距離24km  累積標高差2500m

もりのこえ


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