見出し画像

【遊戯王】変な「罪宝クシャトリラ」をCSで使ったお話

⒈はじめに

○お知らせ
※2024/04/09現在、なんと1万ビュー超えを記録いたしました!!
これを記念してMDでも使えるようになった私の【罪宝クシャトリラ】の2024年4月新制限版構築の項目を追記しました!!
1度見ていただいた方もよろしければ是非!!

☆宣伝☆
Twitter(X)やってます!!
・デッキに関する質問
・デッキ制作の相談
・noteの表記ミス   などなど

DMやリプ欄などへの
コメント是非お待ちしてます!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓   

○本編
おひさしです。きりみです。ファンデッカーです。暑いです。
今回は7月、8月と地元で開催された145CSで使用した《黒魔女ディアベルスター》入りの【罪宝クシャトリラ】デッキについて思ったことや使ってみての感想など色々と書いていこうと思います。

デッキ解説というよりは個人的な振り返り、小ネタの保存場所として書いていきますので、あまり過度な期待はなさいませんように。
ちなみに予選落ちです。

今回、突貫で書いたのでいつにも増して書式文体がとっ散らかってますのであらかじめご了承ください。

クシャトリラ遍歴

とりあえず前置きをすっ飛ばしたい人は
はじめの目次から→デッキレシピへ

⒉何故今クシャを握ったのか?

当初145CSに参加するにあたって、予定では〈姫様〉こと【ラビュリンス】を使用する想定で準備を進めていました。同時並行する形で環境や対面の予想、それらをメタれるデッキも選択肢として検討を重ねていました。

ところが第一回大会前夜、調整も兼ねて参加した公認で、当時の最新構築である【ラドン型罪宝レスキュー】と対面、デッキパワーを見せつけられ、それまでのデッキ検討が白紙に戻りました。
個人的な予定もあり、新弾発売後の公認に出れていなかったため、直接ラドン型を目にするのはその日が初めてで、その分受けた衝撃は大きかったです。

デッキを再検討する上で念頭に置いたのは
環境へのメタ
145CSの分布
の2点です。

前者に関しては筆頭の【R-ACE】と【ピュアリィ】、他にも【ティアラ】や展開系のデッキを警戒していました。
個人的な希望としては《ディメンション・アトラクター》をメインから積みたかったのですが、なかなか良いデッキが見当たらず、1度断念していました。
後者に関して、145CSはかなり分布が細かく分かれるという予想を立てていたため、環境・非環境を問わず幅広い対面を見れるデッキが理想的でした(海、魔妖、六花、御巫、空牙団、アマゾネスetc...1つとして想定しないわけにはいかない魔境のメンツ...)

帰宅後、悶々とデッキ検討をする中で前日に参加したフリー調整会で一瞬話題にあがったデッキ名が頭をよぎりました...【クシャトリラ】でした。


〜回想〜
「Q.フェンリルいなくなったけど、クシャどうします?」
「A.ティアラ増やして回してみてる」


そんな会話があったなぁと、アトラクター入るかもだけど、流石に付け焼き刃のティアラじゃ無理だわぁ...と、なんとなく一昨日の荷物を漁るとフリーついでに剥いた箱からでた《黒魔女ディアベルスター》が目に入る......

(1箱から2枚出てやったね!で忘れられてた)


............君、フェンリルじゃね?(夜23時)


すぐさま始まる脳内会議


「Q.クシャトリラどう思う?」

「A.以下のようになると予想されます。
・全除外は流石に【R-ACE】もキツい
・おまけで【ピュアリィ】も【ティアラメンツ】もキツい
・改定後より墓地利用増えてるから刺さる
・《ディメンション・アトラクター》入る
・使用者ほぼいない」



ウチの〈姫様〉のお留守番が決まった瞬間でした。

⒊デッキレシピ

左 第一回大会/右 第二回大会

3-1.デッキについて

○【クシャトリラ】の変化
みんな大好き《クシャトリラ・フェンリル》君が7月1日よりちょっと長めの旅に出ました。
個人的には1月改訂の《クシャトリラ・フェンリル》と《クシャトリラ・ユニコーン》が制限になった時点で事故率があまりにも高くなりすぎて握るのを諦めてしまった過去があり、さらに追い討ちをかけるような改訂で流石にもう使う機会はないと内心諦めモードでした。
完全1枚初動の喪失、誘発受けの悪さ、安定感の欠如、フェンリルの代打で急に出勤を要請されるオーガ...かなりキツいと言わざるを得ない状況です...。


○【罪宝】ギミック採用
そんな中颯爽と登場した《黒魔女ディアベルスター》という期待の新星。

比較の図

フェンリル!なんだフェンリルじゃないか、こんなとこにいたのか!!最近見ないと思ったら...そのなんだ、随分可愛くなった...わね...?

結果、制限だったフェンリルが禁止になったことでデッキにフェンリルが6枚投入できるようになりました(錯覚)

真面目な話、【罪宝】ギミックは継続的に☆7と2500打点を供給できる点が【クシャトリラ】と相性が良いと感じています。
もともと《クシャトリラ・アライズハート》登場前の☆7GSみたいな時代から【クシャトリラ】を使っているため、個人的には必ずしも「クシャトリラ=アライズハート」という印象はなく、EXにマクロコスモスを忍ばせられ、エクシーズしなくても十分戦える高打点ビートとして自分の中では位置付けられています。

《クシャトリラ・アライズハート》ありきで考えている人からすると《雷仙神》と大差ない、と感じるかもしれませんが、私としてはかなり使い勝手の良いカードでした。
(使い勝手に関する細かい点は後から小ネタに記載します。)

3-2.構築の変遷

○第一回145CSの構築(7/30)

第一回大会使用構築

基本的に以前使っていた構築の穴に【罪宝】ギミック6枚を突っ込んだ形にしました。

○使用してみて
モンスター単体としてのパワーは依然高く、地雷デッキポジションということもあり、刺さりはなかなかよかったような気がします。
先攻1本目からEXやデッキトップのピーピングで対面を把握して立ち回れるなど、普段とは違い知らない人と戦う上で情報アドバンテージ面の有利を取れるのは大きかったです。
また、しばらくぶりで忘れていましたが《クシャトリラ・ライズハート》のおまけ3枚裏除外がシンプルにキツかったと対面に言われたことも多かったです。

メインの《次元の裂け目》はピン刺しですが、実際幅広いデッキに刺さりかなりいい仕事をしてくれました。
《死者蘇生》は対面の《黒魔女ディアベルスター》をパクる、投げられた誘発娘を蘇生して《フルール・ド・バロネス》を立てる、シンプルに4枚目の《クシャトリラ・バース》として考えるなど単体でも十分なパワーを見込めるため試しで採用してみました(個人的な趣味なので必須ではないです。)

サイドの《皆既日蝕の書》は《ティアラメンツ》、《御巫》、《ホルス》などを想定した採用でしたが、実際後手から《ティアラメンツ》の最大盤面の無力化に成功するなどなかなか強かったです。
今話題の《カイザーコロシアム》もニビルケアに加えそもそもクシャトリラと相性がいいので便利に使える1枚です。

○反省点
まず一つ目に《ジ・アライバル@イグニスター》の「4000打点完全耐性」という選択肢が弱かったこと。対面不明の先攻でクシャトリラ展開が伸びない時に《No.42スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》(以下トマホーク)から展開し一旦置物として時間を稼ぐ予定でしたが、【ピュアリィ】対面で相手の《エクスピュアリィ・ノアール》の成立を許してしまう、そもそもサロスなどで突破されやすい、ジリ貧で負けると言った欠点が目立ちました。
EXを練る時間がなかった点がかなり裏目に出ました。

もう一つはドローソース系の問題。
【罪宝】ギミックは毎ターンサーチできますが、【クシャトリラ】パーツの供給や誘発、汎用札がトップドロー頼みになりがちで「キルまで1手足りない」「盤面に変化が起きない」といった場面も少なくなかったです。

○第二回145CSの構築(8/26)

第二回大会使用構築

ニューロンデッキコード→「77xyhb7」

第一回の反省点を活かした変更点は以下の3点

①《トマホーク》リンク展開に伴うEX変更
②《スケープ・ゴート》採用
③《反逆の罪宝ースネークアイ》採用


1点目は反省にもあげた《ジ・アライバル@イグニスター》の代替案です。
最終盤面として先攻では《デコード・トーカー・ヒートソウル》+相手ターン《S:Pリトルナイト》を構え、継続的なドロー+2妨害を構えつつ返しのターンで5300の《アクセスコード・トーカー》で4面除去+クシャトリラの打点で殴るという明確なキルプランを用意しました。

実際これがかなり強く
・往復で3ドロー
・《S:Pリトルナイト》で2妨害
・今引きの誘発で動きを阻害

と妨害が手厚くなりました。
ここでのドローとの兼ね合いも考え、《無限泡影》は減らし《朔夜しぐれ》を採用しました。

また《S:Pリトルナイト》で《デコード・トーカー・ヒートソウル》を逃すこともできるため《拮抗勝負》を受けても返しの《アクセス・コード・トーカー》が成立しやすく、かなり好感触でした。

今回の《トマホーク》展開は先攻用、後攻用それぞれの動きを用意できたため、EXの使用枚数に見合った成果を上げてくれました。
また最終盤面がリンクモンスターのみなのでサイドの《皆既日蝕の書》をタイミングを気にせず気楽に打てる点も噛み合いがよかったです。

〈展開の流れ〉
動画はTwitterからご覧ください↓


2点目は《スケープ・ゴート》の採用についてです。使用方法は基本的に相手のエンドフェイズに発動し、次のターンにリンク素材にするというもの。《トマホーク》展開の簡易版で主にバウンスやドローを含めながら5300《アクセスコード・トーカー》と3面除去を1枚で成立させる目的で採用しています。
使用するEXを《トマホーク》と共有できるため、ランク7を立てられなくても一瞬の隙を突いて1枚でキルまで強引に持っていけるポテンシャルを持っており、セット後の1ターンをクシャトリラが稼いでくれたりするところも噛み合いがありました。

発動条件としてそのターンに一切の召喚行為を行えない制約もありますが、《クシャトリラ・シャングラ》や《クシャトリラ・プリペア》、「フォトンハイパーノヴァ」組のクシャトリラ二種以外に制約と喧嘩するものもなかったため思い切って採用しました。
クシャトリラに妨害を受けた後の《フルール・ド・バロネス》+セットエンドのような一見相手からすれば妥協したように見える盤面から、いきなりゲームエンドに持っていけたこともありこちらもかなり活躍しました。
最低限壁として使い捨てにしても、残ったトークンから《S:Pリトルナイト》になれるため比較的腐りにくい印象でした。

3点目は《反逆の罪宝ースネークアイ》の採用についてです。枠としては3枚目の《"罪宝狩りの悪魔"》と入れ替える形で採用しました。
《裏切りの罪宝ーシルウィア》も検討したのですが、《黒魔女ディアベルスター》から即使用できる点、単体で機能するため後手のトップで引いても腐らない点からこちらを選択しました。《次元の裂け目》《ディメンション・アトラクター》適用下でも使用できる点も選択した理由です。

結論として、かなり強かったです。
ほとんどの耐性を無視して確実に相手の妨害や壁をどかせる点、魔法罠ゾーンに押し込むため再利用を抑制できる点、即使用できる=即《"罪宝狩りの悪魔"》でドローできるため、除去をしているのに手数が減らないと言った印象を受けました。

仮に1点目で触れた《トマホーク》展開の素材に《黒魔女ディアベルスター》を含めていた場合、次のターン確定で《反逆の罪宝ースネークアイ》に触れられるため
・ヒートソウル最大3枚ドロー
・S:Pリトルナイト2妨害
・通常ドロー1枚
・黒魔女ディアベルスター2500打点
・反逆1除去
・罪宝狩りの悪魔1枚ドロー

と往復でここまでの手数が約束されます。
あとは召喚できるモンスターを1枚でも引けていれば5300《アクセスコード・トーカー》で4面除去と合計8000以上の打点を容易に確保することができました。

不足していたドローの問題を《デコード・トーカー・ヒートソウル》+罪宝ギミックでかなり補えるようになったこと、むしろ壺を打ったことによりドロー系のギミックが阻害されると考えたため、今回の構築では壺が不採用となっています。EXにもう飛ばせる枠が残っていなかったのも理由の一つです。

○4月制限適用(2024.4.1〜)new

2024.4.1制限適用

先日発表された2024.4.1〜適用の新制限にてついに《罪宝狩りの悪魔》が制限カードに指定されてしまいました。とうとう罪宝ギミックにも規制という名のメスが入ってしまった訳です。が、逆にいえばこのデッキ、なんと半年も調整なしで遊べていたんですね笑
近頃忙しくて、ろくに新しいデッキも組めていなかったのでふとした機会に遊戯する時、めちゃくちゃ重宝してました。
さて、ここからは「新制限における影響」と「1〜3月期にかけての使用感」についてお話ししていきます。

1点目「新制限における影響」

今回の該当は2枚

まず、先に触れた《罪宝狩りの悪魔》が制限カードとなり2枚⇒1枚へとこのデッキも枚数が変わりました。この点についてはこのデッキを組んだ半年前の時点である程度予見していた改定なので被害は軽微と言えます。
理由としては、このデッキにおける罪宝ギミックの役割が
【罪宝】ネームであること<<汎用☆7を出力できること
となっているためです。つまるとこ本命である《黒魔女ディアベルスター》が3枚続投できるためデッキ全体としてはさほど影響はありません。言うてまだ《クシャトリラ・フェンリル》4枚体制です。本来より4枚多いです。
とは言え《罪宝狩りの悪魔》で使いまわせる《叛逆の罪宝》が1回までになったり《デコード・トーカー・ヒートソウル》のドロー前にデッキから《黒魔女ディアベルスター》をサーチしてドローの質を上げにくくなる+後続の《黒魔女ディアベルスター》を構えにくくなるなど細かい変更点があるのは事実です。回し方である程度のケアが必要かもしれないです。

次に《カイザー・コロシアム》ですがもともと2枚です。終了!

2点目「1〜3月期にかけての使用感」

大きく分けますと紙のOCG環境とマスターデュエルのランク戦その両方で使っておりましたのでそれぞれで思ったことを掻い摘んで説明します。

・OCG
実戦の回数は少なかったものの流行りの【スネークアイ】や【粛声】などと闘うことができました。
【スネークアイ】対面では《ディメンション・アトラクター》や《次元の裂け目》などを強く使える点、それらにより中長期戦に持ち込むことで《クシャトリラ・オーガ》のデッキ除外をより強く使える点(いわゆるオーガビート)がとても強かったです。

【スネークアイ】はデッキからのサーチ・展開を主軸としているため、サーチ先、リクルート先をあらかじめ取り除くことでデッキの機能不全や息切れを引き起こすと言った戦い方が有効です。
また魔法カードも多用してくる都合上《クシャトリラ・バース》のトリガーを踏みやすく、墓地リソースを削りに行く戦法も有効です。
リンク値を伸ばさせない、最終的な着地点をあらかじめ摘んでおく、これらを意識することで、あとは下級を打点で殴って勝つというシンプルな勝ち筋にたどり着くことができます。
1点だけ相性の悪い点を挙げるとすれば、《反逆の罪宝ースネークアイ》の永続魔法化が効きにくい点が挙げられます。
他のデッキについては実質半永久的な除外として使えますが、本家【スネークアイ】だといくらでも再利用されてしまいますので、あまり過信できなかったです。

これが本当に強い(使われても)


続いて【粛声】対面です。
こちらも儀式召喚前に《宣告者の神巫》のギミックや《粛声の竜賢姫サフィラ》を使う都合上除外は刺さりやすかったです。
しかし、新規の《粛声なる祝福》が登場したことによりなんと除外からの回収手段を手に入れてしまったため、除外で与えられる痛手がだいぶ軽くなりました.....。

除外から回収しないでもろて....

こんなに強いデッキが除外からの回収手段を手に入れて良いのでしょうか......。
こうなってしまっては、私たちに残された遊戯王最後のユートピア(裏側除外)の力を借りなければやっていけません。
魔法カードをよく使いますので運良く《クシャトリラ・バース》の効果で相手の墓地のローを裏側除外できたり、《クシャトリラ・オーガ》の効果で必須のパーツを引っこ抜いたりすることでメインギミックを腐らせる動きが狙えます。マストなカードがわかりやすいので的確に裏除外し続けることで投了させられます。
一度《粛声なる守護者ローガーディアン》と罠の妨害を立てられるとやや厳しくなりますが、こちらも無駄に手数が多いためブラフをチラつかせながら《No.28タイタニック・モス》でダイレクトアタックし《天霆號アーゼウス》で対象に取らない除去が狙えます。 

・マスターデュエル
使用していた構築はこんな感じです↓

MD4月改定に対応済み
ユニ:バース=3:1→2:2

OCGの構築との違いは
・リトルナイト→ユニコーン
・フェンリル1枚使用可能
・ユニコーン2枚(3枚)
・バース2枚(1枚)
・ライズハート2枚
・ティアクシャ0枚
・六世壊他化自在天0枚
・罪宝ギミック枚数
・一部サイドカードのメイン投入 など

大きな違いは《六世壊他化自在天》が0枚になっているところ。
実はポイントが足りず無駄なカードを生成したくなかったため、まず0枚で回してその後1枚ずつ生成するため様子見をするつもりでした。
しかし、なんと普通に回ってしまい特に不便もなかったため《クシャトリラ・フェンリル》(本家)で十分では?という結論に至ったのが理由です。
実際過去に盤面を返された次のターンのトップドローで《六世壊他化自在天》を引き、動けずサレンダーということも多々ありました。
展開にエクシーズ縛りがつくためシンクロやリンクをしたいこのデッキでは使える場面が限られてしまうのも痛手でした。
入ってて当たり前だと思っていたカードが、意外に減らせるという珍しい気づきを得ることができました。

【罪宝】ギミックではOCGで採用していなかった《死の罪宝ールシエラ》を採用しています。《次元の裂け目》や《ディメンション・アトラクター》適用下で発動できない《裏切りの罪宝ーシルウィア》に対しこちらは発動が制限されない点と《ディメンション・アトラクター》を打った次のターンに発動すれば、《黒魔女ディアベルスター》が除外されないというちょっとしたかみ合いの良さもありました。

2024.4.1〜構築のまとめ

この項目の冒頭と同じ画像です

結論から言うとあまり変わってません。
制限改定に則った変更に加え、先ほど触れた《六世壊他化自在天》の使用感の問題で1枚採用に変更、余った枠をメイン《カイザー・コロシアム 》に変更。それに伴って40枚構築の
すっきりした形になりました。
実質的なドロソが減った分デッキも減っているので±0な感覚になりました。
このデッキともまだまだ一緒にやっていけそうでうれしいです。

3-3.小ネタ

【罪宝】ギミックや新規カード関連などで使えた・使えそうな小ネタ置き場です。よかったら何かに役立ててください。

①《反逆の罪宝ースネークアイ》で邪魔な自分のモンスターを押し込んで、クシャのss条件を満たす。

②無効系誘発、《月の書》を受けたクシャトリラを墓地に送って黒魔女をssし、送ったクシャトリラをバース等で蘇生して攻撃宣言時効果を使用。

③同じ状況下で、黒魔女ss墓地に送ったクシャトリラを使用して手札からスケクシャ、ティアクシャss

④《六世壊他化自在天》でユニコーンss、バースサーチしてユニコーン墓地に送り黒魔女ss。バースでユニコーン蘇生して攻撃とEXピーピング効果を使用。

⑤《S:Pリトルナイト》のリンク召喚時効果で墓地の《六世壊他化自在天》、《六世壊根清浄》を除外して除外時の効果を使用する。

⑥ 《S:Pリトルナイト》の②効果で相手の自分のクシャトリラを除外し、バース、プリペアの帰還効果で自分だけ先に帰還させる。

⑦ 《S:Pリトルナイト》の②効果で除外した相手モンスターを《クシャトリラ・アライズハート》の素材にする事で、実質完全除去。

⑧オーガ、ユニコーンでサーチしてきた余分なカードが黒魔女ssのコストにちょうどいい

3-4.小ネタ②

☆決まり手一覧☆

vsエクソシスター
先○→スケゴ...だった記憶
後○→カイコロオーガビート

vs烙印
後×
先○→スケゴ
後○→ギャラトマ→次ターンアクセス

vs鉄スプ
先○→Gツッパディアブロほぼデッキデス
後○オーガビート

vsエクソシスター
後×
先○→ギャラトマ→次ターンアクセス
後×

vs結界像ビート
先×
先○→ライズハートビート
後○→ライズハートビート+ギャラトマ→アクセス

vs六花
後×
先○→アライズハート
後ET×

vsHERO
先○→スケゴ
後×
先○→ディアベルビート

vsセンチュリオン
先○→タイタニックアーゼ→打点で押しきり
後×

こうしてみるとアライズはあまり使用しておらず(CS0回、公認1回)先攻のトマホーク展開や突発的なスケゴアクセスからのキル、オーガなどのハイビートが主な勝ち筋となっていることがわかります。

特にこのデッキの《トマホーク》展開は、他のデッキに比べて展開が通りやすい傾向にあり、強力です。
理由として相手が《エフェクト・ヴェーラー》《無限泡影》と言った無効系誘発を《クシャトリラ・ユニコーン》や《クシャトリラ・オーガ》、《黒魔女ディアベルスター》に対して優先的に打ってくるため、《トマホーク》に対して投げられる妨害が残っていないことが多いためです。

対戦相手としては《クシャトリラ・アライズハート》につながるギミック、初動を無視できずかつ《灰流うらら》では【クシャトリラ】の効果を誘発させてしまうため、必然的に無効系誘発を使うことを強要されます。
特に《クシャトリラ・バース》をサーチされるとは毎ターンのアドバンテージを与えてしまうため相手はユニコーンを見過ごすことができません。
その後、こちらはサーチが不発したとしても、《黒魔女ディアベルスター》の特殊召喚から《トマホーク》をX召喚、トークン生成を行えます。
仮に相手に《灰流うらら》が残っていても《幻獣機アウローラドン》の様に展開の途中にデッキからのリクルートを含まないため、こちらへの致命的な妨害とはなり得ません。
よって、かなり展開が通りやすい傾向にある、と言えるでしょう。

《スケープ・ゴート》に関しても《クシャトリラ》相手に疲弊したリソースを1枚から一気に刈り取るという点において《トマホーク》展開の恩恵に近いものを受けていると考えられます。

⒋まとめ

○個人的に良かったと思った点
・《ディメンション・アトラクター》《次元の裂け目》を無理なく積めるため環境を広くメタれた。
・【クシャトリラ】本体に無効系誘発が飛んでくるため《トマホーク》展開が通りやすく、妥協展開として十分強い。
・「ヒートソウル+リトルナイト」が強い。
・「クシャトリラ=アライズ&封鎖」のイメージが先行しているためアクセス等で初見殺しできる。
・《スケープ・ゴート》で意識外からキルが取れる。
・反逆の罪宝がまだそこまでメジャーではないのでいきなり1妨害捲れる。
・「オーガ+カイコロ」だけでも十分強い。

○個人的に良くなかった点
・試行回数が圧倒的に足りなかった(第一回大会)
・ダイスが信じられないほど弱かった。2個振りで3、2。1個振りで1と下から3つを記録(第二回大会)
・アトラクターが今回に限って来てくれなかった(第二回大会)

→どちらも予選は突破できず「2-1-1」と「2-2」という戦績に終わりました。

ざっくり言うなら「デッキは頑張ってたが乗り手が弱い」これに尽きる感じでした。

自分の技量の浅さからデッキに対して申し訳なさを感じるところもありましたが、第一回大会の結果を受けて出来上がったデッキの形には満足しています。

⒌終わりに

いつにも増して読みづらい文章をここまで読んでくださった方にまずは感謝を。

次回の145CSは10月と言うこともあり環境も動くことが予想されます。
環境が変われば次はクシャトリラを握ってはいないかもしれない、そんな風に思ったのがきっかけで今回突貫でこのnoteを書きました。

一度は手放したクシャトリラというデッキ。
普段通り公認に顔を出すだけであれば、あえてまた使おうとは思わなかったかもしれません。
こうして再びクシャトリラと大会に出ることができたのは紛れもなく145CSのおかげだと思います。

初のCSで勝ちたい、そのために自分が握るべきデッキは何か?必要なギミックは何か?
自分なりの答えが第2回大会で使用した【クシャトリラ】デッキです。

お世辞にも綺麗とはいえない歪な形、奇怪な構築になっているかもしれませんが、今まで握ったどの【クシャトリラ】よりも手に馴染む構築に出会えたと思います。

CS主催・運営、対戦のお相手、調整に付き合ってくださった方々に心から感謝です。

最後、宣伝になりますが、大人気の145CS第三回大会は2023年10月15日(日)開催の予定とのことです!サブイベも充実していて1日楽しく過ごせるCSなので気になった方は是非X(旧:Twitter)から#145CSで検索を!!

この記事をきっかけに、【クシャトリラ】デッキを組んでみたい、《トマホーク》の展開面白そうと少しでも思っていただけたなら本望です。
クシャトリラに幸あれ。

※類似するレシピ、展開ルートを事前に考案、使用していた方がいた場合、当記事にその方のオリジナリティを否定する意図はありません。

この記事が参加している募集

夏の思い出

フェス記録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?