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娘の高校受験⑥公立高校

なんとか第1希望の私立高校を合格した次は、公立高校です。

第1希望は偏差値71の高校。
有名模試や、塾の最後のテスト会でD判定。

第2希望は偏差値70の高校。
有名模試や、塾の最後のテスト会でC判定。

この二つの高校は学力は変わらないけれど、第1希望の学校は、校風や立地条件で人気があり、学生が集まるから倍率が高くなります。

第3希望は偏差値62の高校。
有名模試や、塾の最後のテスト会でB判定。
第1希望の私立高校が不合格の時に受験を検討した学校です。

ちなみに、有名模試と塾の最後のテスト会、中学校最後の懇談での適正校は偏差値65の高校です。

中学1年時の塾の最初の懇談で、今すぐ受験するとすれば、偏差値65の高校と言われました。

塾は、入塾の時点で数年後の子どもの学力がわかるのですね。

私は、学校や塾の成績から、娘の勉強に帯する熱意は高くないと思っています。

そして目標に向かって努力ができないのに、自分の学力より偏差値の高い学校の受験を希望していると思っています。

私は、娘の選択に納得することができません。

控えているとはいえ、マンガを読んで、YouTube を観て、ピアノを弾いて、イラストを描いて、テレビを観る。
何をするにものんびりダラダラしていて、時間にルーズ。
時間はみんな平等に流れているから、勉強をせずに捨てている時間は目標に向かって努力をすることに使わないといけないのに。


目標に向かって努力できないなら、好きなことに時間を使って、自分のライフスタイルと学力に合った学校へ進学してほしいと思いました。

娘は、塾の公立高校入試対策の履修を希望しました。

私の判断は、今の学力に合う公立高校を受験するなら履修する、手の届かない高校を受験するなら履修しないというものです。

専願で私立高校に入学させようと思っていた夫の判断は、履修を許可し、娘が望む高校を受験させるというものでした。

私は、夫の判断に従うことにしました。

公立高校対策で取り組んだ過去問の出来はよくわかりませんが、高い点数をとったときは報告をしてくれました。

しかし、ほとんどが志望校別の目安の点数をとれていなかったと思います。
受験後に、大量の塾のプリントを娘と一緒に捨てていたときに見つけたのですが、偏差値67の学校の目安点数はクリアしているけれど、70,71の学校の目安点数には届いていません。

学力が足りない事が明白で、自身が一番よくわかっているはずなのに、偏差値の高い高校を受験したがるのは、塾のカリキュラムに流されて、自分の本質を見失ってしまっていたのかもしれません。

みんなと違う方向を向くことができず、やめる選択もできなかったのかもしれません。

娘には、進学塾はあわなかったのかもしれません。

受験公立高校を決める塾の懇談では、過去の塾生の実績をもとに行われました。

偏差値71の学校は、倍率の都合、合格者もいれば不合格者もいるグレーゾーン。
でも、合格ゾーンに限りなく近いので、合格の確率は高い。

偏差値70の学校では、合格ゾーン。

第3希望の偏差値62の学校と、適正校と言われている偏差値65の学校は、今の学力ではもったいない。

狐につままれたような、懇談でした。

学校の懇談後、希望があれば再度懇談の時間を設けてくれるとのこと。

私は塾の懇談で、
偏差値71の学校が不合格だったら、70の学校を受けておけば良かった、と後悔するのでは?
と娘に伝えると、
塾は、
偏差値70の学校に合格しときに71の学校を受験しておけば良かった、という後悔もある、
と話してくれました。

学校の懇談では、偏差値71や70の学校の合格は5割を切ると言われました。
適正校は偏差値65の学校です。

判断の根拠を聞くと、地域の中学校のデータでした。

私は、学校の指導にとても納得できました。

受験校の決定を、懇談で行わないといけなかったのですが、ギリギリまで延ばしてもらいました。

娘の希望は、
適正校である偏差値65の公立高校にいくなら、合格している私立高校に通いたい!
というものでした。

私の、塾の公立対策を履修する条件と反しますが、娘の人生です。
好きなようにしてもらいます。

偏差値71と偏差値70の学校、どちらを受験するか。

娘は、偏差値70の学校を選びました。

結果は不合格でした。

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