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やっぱり、身体を整えることは最強!!

ここ最近
コツコツ継続して通ってくださってる生徒さんたちの
声の飛躍がマジすごい!

一人一人がもつ響きを使いながら
その歌に必要な表現をのびのびとできているなぁと
聴いていてうっとりするし

その心地よい響きを求めて
伝えてきたことを実践してくださって
声や表現が育っていったプロセスを思い出すと
本当に嬉しいし感動する

その飛躍的な変化をしたお一人
Aちゃんはレッスンを始めた頃
声帯が合わさりづらいのか
息漏れのある声で
中音域から高音が出しづらそうだった

レッスンを重ねるうち
徐々に出るようになってきて
その感覚の変化を
新鮮にとらえて感動している姿はとても美しかった

Aちゃんがレッスンに通いつづけてくれている間に
私のレッスンも変化していった

身体を整える歌のレッスンに振り切っていったのだ!

身体を知って感じてもらうために
歌う時に身体がどのように働くのか
その機能を説明することはしていたし
出しづらそうなところは
身体のワークを取り入れて

声=身体

ということを伝え続けていたけど

声を出す前に身体を整える時間を
長くとることに躊躇があった

歌のレッスンに来てもらってるんだから
たくさん歌ってもらわないと!!

って
自分が大切にしてる
「身体を整えることで、声を出すための機能が自然に動き出す」
という想いを無碍にしてきたのだった

振り返るとAちゃんが飛躍的に変わったのは
私が身体を整える時間を多く取り始めてからだ

Aちゃんは長い間
「ユミコア」で
身体のトレーニングとメンテナンスしてきている

Aちゃん曰く
私がレッスンでやっている
歌のための身体を整えるワークと
ユミコアのワークがつながるらしく
体感も理解も深まっていっているようだった

身体のことを突き詰めると
アプローチは違くても
辿り着くところは同じなんだよねー

私は、声の出し方
「〇〇のような声を出すには△△をこう使う」
と、いった
How Toを教えることはない

いつも身体の状態を感じてもらい
私も声を聞いて身体の状態を想像して
対話を重ねて
そこから必要な身体の意識やワークを提供するだけ

身体を整えるワークは増やしたけど
それ以外のやり方は以前と同じ

ということは
Aちゃんの飛躍的な変化は
間違いなく
身体の整い方と比例しているんだ!!

ミックスボイスやベルカントなど
発声法や歌唱法を

解剖学的に
科学的に

と、いったボイストレーニングが増えている

見えない声のことを伝えるために
感覚的なこと以外で学べることは
本当に素晴らしい!!

私も解剖学は好きで勉強を続けている
(発生学も好き)

発声法に関するHOW TOもたくさん持っているし
それが過去の経験と結びついて
感覚的なものも伝えられる知識もある

でも
発声法や歌唱法でラベルをつけたり
「こういう声を出すために」
という
ゴールを目指す声の出し方を伝えると
違和感がいっぱいになるからか
自然とそういうことを伝えることはなくなっていった

私にとっては
大自然の一部としての身体から
未知なる声が現れる瞬間を体験するのが楽しいし
その体験をできた時に

いのちってすごいなー

っていう
感動と歓びがあるから

長いこと
ミュージカルを演る、創ることをしてきて
その中に「教える」ことが加わったおかげで
ここに辿り着いた

歌・ミュージカルを教えよう

なんていうことを思ったこともなく
ただなんとなくそう流れていっただけ

そんな私に
習いたい、教えてもらいたい

と、いう気持ちを持ってレッスンに来て
出会ってくださった生徒の皆さんが存在してくださるおかげで

こんなに
深くて温かくて壮大なことを感じることができている

これからの未来はわからないけど
何をしていたとしても

いのちってすごいなぁ

という感動を感じながら
次の一歩を踏み出して
その感動を分かち合っていきたいなと
願っている





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