恋が上手く行かないとき、何故か恋愛作品を見たくなる。
ハッピーエンドで終わる「恋してる私幸せ〜」な作品ではなく、
どんよりした、けど後味がすっきりするもの。

それって多分、同じ状況の人に共感したいんだと思う。
「私だけじゃないんだ」って。

そんな時に出会ってしまったのが、魚喃キリコさんである。

アラサーにもなって友達にも言えなくなってしまった、
「本当はこう思ってるんだ」
っていうセリフが出てくる出てくる。

決して綺麗事ではなく、
まるで自分の気持ちを代弁してくれているかのような主人公たちの考え。

仕事に行く前から、号泣してしまいました。

「なんで自分はこんなに尽くしてしまうんだろう」
「なんでもっと自分を大切に出来ないんだろう」
「なんで幸せが続かないんだろう」

ここ最近ずっと頭の中に「？」が浮かんで、
辛くて、苦しくて、寂しかったけれど、
魚喃キリコさんの作品を読んで、考えを変えるきっかけになりました。

そして個人的に、絵と色使いがとても好きです。

ぜひ、これを読んでくれた人が
魚喃キリコさんの作品を読んで、私と同じ気持ちになってくれたら嬉しいです。

Mayu