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0歳児、猫と一緒に長距離フライトに挑む✈︎

今回はオランダに移り住むために乗った長距離フライトの話。
出発に向けて成田からアムステルダム行きのフライトを予約していましたが、コロナに加え、ウクライナ事情により当初予約していた直行便のKLMエアラインのフライトは欠航になり、1カ所経由する代替え便へ振替に。今回は0歳の息子と猫も一緒に行くことから直行便をマスト条件と考えていたため、日付を変更して直行便を選択し直しました。しかし、さらにその直行便も欠航になり、また日付を変更し直行便を取り直す、ということを複数回繰り返し、結果、KLMの成田からアムステルダム行きの直行便はなくなってしまったため、成田→ソウル→アムステルダムのフライトに乗ることに。いやぁどうなることかとヒヤヒヤしながら出発当日を迎えました。

出発当日、この日のフライトは夜20時過ぎの成田発だったので、飛行機が飛ぶ3時間前の空港到着を目指すとしてもお昼過ぎに実家を出発すれば問題ないという状況。息子と猫はギリギリまで家でのんびりお昼寝をさせて、大人はお昼を食べてせっせと準備。出発直前に猫はケージに入れて、お昼寝から目覚めた息子はパジャマのまま車に乗せて最寄駅に向かいます。今回は母も成田空港までお見送りに来てくれました。

最寄駅に着いて、成田エクスプレスが停車する駅まで電車で向かい、成田エクスプレスに乗り込みました。成田エクスプレスはガラガラなので、息子が少し騒いでも気になりにくいです。荷物をおろして席に座り、少し落ち着いたら息子におやつをあげて着替えさせ、到着までゆっくり過ごしました。車内のトイレには、ベビー椅子、おむつ替えも完備されています。また、座席には電源の差し込み口もあるので、携帯も乗車中に充電することができました。

空港に着いて、ガラガラの成田空港で搭乗手続きを済ませ、息子のおむつ替えをし、持ってきていた水筒がすでに空だったのでに次のミルクタイムのためのお湯を授乳室で確保。200mlの水筒は機内持ち込み可なので持って行ってよかったです。猫はケージの中でじっと静かに座ってくれています。そして、出発までもう少し時間があったためご飯を食べることに。が、この時期で18時過ぎるとレストランはどこも空いていません。搭乗ゲート前のコンビニが1軒空いていたので、おにぎりなど軽食を買い込みゲート内に入ることにしました。

ゲートをくぐってからは、機内に乗り込む直前で息子にミルクを与え、飲み終えて数分で乗り込むことに。KLMは、諸条件ありますがケージにいれた状態での猫の機内持ち込みが可能なので自分の足元の前の座席下に置きました。成田→仁川のフライトは空いていて、前後も横も空いている!とちょっとホッとして出発です。
定刻より少し前には出発し、23時頃仁川に到着。同じ飛行機をアムステルダムまで使うということでしたが、一度降りて、乗り継ぎエリアでの待機が必要ということで寝ている息子を抱っこして、猫のケージと荷物を夫と分担して持って、乗り継ぎエリアに向かうことに。近くにカートもなかったので息子、猫と荷物の重さで大人はヒーヒーでした。

乗り継ぎエリアに着いて、目を覚ました息子をソファで遊ばせ、猫はお水やチュールのようなおやつをケージの中に入れて少し様子を見ます。チュールは食べてくれて、変わらず静かにしていたので、時々ケージに手を入れて撫でながら出発を待ちました。乗り継ぎエリアのソファでは成田の時よりもたくさんの人がいる気がしましたが、その予想は大正解。搭乗開始になり飛行機に乗り込むとCAさんから「今日は満席なのよ」と。これは覚悟しようと思い、座席へ。

CAさんの言う通り、前後はもちろん、3人のシートの隣の席にも人が座り、満席の模様。息子を膝に座らせ、あと12時間程度、このまま乗り切るしかないと覚悟したところ、CAさんが座席の方へ。私の隣の通路側に座っていた男性の方に、「前方で1席空いています。同じ通路側です。もし良ければ移動されますか?」とのこと。男性も移動してくれて、隣の席を使うことができるように。CAさんにも男性にもお礼を言いました。

乗り込んで少ししてから、ずっと抱っこしてると息子も寝にくいので、早速持参したクッションをバッグから取り出します。このクッション、空気を入れて膨らますと四角形の形をしていて足元に置くと普通の席がフルフラット仕様になります✨

座席の足元に置いて、寝かせてミルクを飲ませることも。
Amazonで2,000円くらいで購入。フットレストで検索しました。


この時すでに日本時間の深夜2時頃。早速息子を寝かしつけ、少しぐすりながらも眠りにつくことができました。大人も仮眠をして、息子が目を覚ましたらおしゃぶりをつけ直したり、抱っこしたりを繰り返していると到着まで残り3時間程度のところまで来ました。CAさんにミルクをもらい、落ち着かせて、あと少し。

機内食が到着し、においがしてくると今度は猫が反応し始めます。静かにしていた猫がにゃーにゃー小さい声で鳴いています。元々声が小さいので飛行機の音で周辺の方に届くほどでもなかったですが、お腹空いたのか主張し始めました。様子を見ていると5分ほどで鳴くのをやめて静かになってくれました。

息子が起きてからは、座席の上でおもちゃで遊んだり、モニターを触ってみたり(この時もフルフラットクッションのおかげで座席下に落ちる心配もなく大活躍!)、そんなことをしているうちに着陸態勢に入り、無事アムステルダムに到着することができました。アムステルダムに着いてからは、ロッテルダムまで電車で移動し、その日の宿泊場所に無事到着。
いやはや、長かった。
息子も猫も頑張ってくれて本当にありがとう!

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