Life Notes

※見つけていただきありがとうございます!! ・簡単な文章を創作しています!

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夜とブランコ 前編

「飲んだね~」彼女の声が、飲み屋街に放状上に広がる。 会社の同僚の桜井さんは、僕と一つ違いの後輩だ。 今日は彼女と会社で立ち上げた新しいシステムについて。 僕が助言をするという名目のもと、居酒屋で沢山のお酒と お腹が膨れるほどの食べ物を食べた。 二人で夜道を歩いていると、公園を彼女が見つけて僕に言った。 「ちょっとおしゃべりしません?」そして続けて「ブランコに座りながら」 と間を開けて話しかけた。彼女がブランコに座ると、彼女が僕の方に 顔を向けて「お疲れ様です」と小声で言って

    • 貴方への贈り物

      大切な人へのプレゼント。彼女は存在が可愛く、ただ彼女がそばにいるだけで愛おしい。プレゼントを選ぶ間、「彼女が喜んでくれるだろうか?」「彼女が受け取ってくれるだろうか?」と心配がよぎった。その不安からか、何だか胸が重くなった。店員さんに「ギフトでお願いします」と頼んで、一番豪華な包装をしてもらった。家に帰ってバースデーカードをはみ出すくらい書いた。美しい字で、彼女への気持ちを込めた。彼女にプレゼントを渡す瞬間、彼女が「何かな?」と言って、ドキッとした。心臓が飛び出るかと思ったが

      • 愛されるということ

        ・生きている。誰かが近くに居て、日々の変化を見届ける 瞬間に。「意見が入れ違う」・「お互いに寂しくなる」 こんな、感情が心を蝕んでいく。 でもそれは、「悲しみ」ではない「成長」の女神が、二人に微笑んでいるだけ。 プランターに花を生ける瞬間に、二人の視線が花の綺麗さに見とれている。 ベランダに花を育てて、休みの日に「カフェタイム」を作って 花という名の「観客」に普段のストレスを吸収してもらおう。 きっと、花の幹のように芯が固くなって素敵になれるから。

        • 都会うどん(サンシャインをバックに)

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        夜とブランコ 前編

          1000人ありがとうございます😭 これからもよろしくお願いします!

          1000人ありがとうございます😭 これからもよろしくお願いします!

          僕が記事を書く理由

          こんにちは「Life Notes」です。 まず最初に、日々「Life Notes」の作品を読んでくさだり ありがとうございます。 これからも作品を愛してくださると嬉しいです!!。 さて、今回の記事は。今までの作品の振り返りとして。 僕がなぜ[note]を始めたのかをお話出来ればと思います。 noteとの出会いまず最初に僕は、[note]は何だか敷居が高いなと感じていました。 なぜなら、他の「noterさん」の作品を見てみると、皆さん構成や 伝えたいことが明確で、読んでいて

          僕が記事を書く理由

          桜が咲くころに

          去年のここの桜並木で告白したのに。 もう彼女はいない、「空白の春」がここにある。 傘に桜の花びらが乗っかって、少し癒してくれる。 彼女が隣に居なくても「桜」は強く僕の隣に咲いている。 根っこが主体になって→栄養を作って→幹が支えて→花が1輪1輪綺麗に 色ずく。 人々が桜の開花を期待して待っている、そんな風に考えると。 さっき僕が思っていた、「春の空白」は悲しみではなく、新たな気持ちを迎え入れる準備が出来ている「余裕」と捉えることが出来た。 そうして僕は、新たな感情を躍らせなが

          桜が咲くころに

          バスで帰ろう

          夕方、バスに乗り込んだ。今日の出来事を振り返りながら、バスの揺られる車内で座席に身を委ねた。窓の外には夕日が沈み、車窓に流れる景色が目に映る。信号待ちの間には、小さな路地裏にある自販機や洗濯物が干してある様子が見える。それは今日も誰かがそこで生活している証拠だ。 そんな瞬間を感じながら、バスの車内には様々な人々が乗っている。自転車に乗った主婦や、保育園から帰る子供たちの姿が目に入る。バスが街を爽快に駆け抜ける感覚に、「まだ見ぬ風景を見せてくれる」というような言葉が浮かんでき

          バスで帰ろう

          恋とか片思いとか・・・

          同じ人間なのにこんなにも難しいのだろう「恋」というものは? この世界で、CDにもレコ-ドにも無い「好きな人の声」が自分の 真横で自分の鼓膜が振動して、耳に入ってくる瞬間が話していなくても 緊張と嬉しさが心を満たしてくれるの。 「いつか彼女と何かしたいな~」と机の上で考えている時間が一番好き かも。でも、自分が持っている「彼女像」を前面に押し出して描いて いるのも疲れてしまうし、同時に彼女には幸せになってほしいし・・・ 難しい。でも「告白」する勇気はないし・・・じゃあ「心の推し

          恋とか片思いとか・・・

          夜とブランコ後編

          全編はこちらです、ぜひお読みください!!!          ↓ 「桜井さん、僕のこと好きなんじゃ?」恋に疎い僕でも、気が付いてしまった。なぜなら、彼女の口調が柔らかすぎるからだ。「ちょっとおしゃべりしません?」や「ブランコに座りながら」といった言葉。これはもう、「あなたと一緒に居たいです先輩」という意味なのではと脳裏をよぎった。 勇気を出して、同僚にこのことを話してみた。そうすると同期のAさんは、「お前と桜井さん、会議の時距離が近かったよね」とか、「仲いいわよね、お似合

          夜とブランコ後編

          ラッキーピエロが美味しい

          ラッキーピエロが美味しい

          星々の希望

          スキー場で、二人の男女が星を見ていた。 彼女の名前は「彩音」彼女はロマンチストだ。 そして、彼の名は「連」という。 彼らは、「小説」「詩」「俳句」などの物をこよなく愛する人だ。 「景色を見るたびに思い出が増えるね」が二人の口癖だ。 静かな雪のベットの上で、二人が手を繋いで同じ星を見ていた。 そして同時に。二人の指先が、重なる時新しい星に挨拶しているようだ。 温かいココアを飲みながら、「バカ笑い」をしてゲレンデマジックに罹った ような二人に幸せな時間が流れているのを説明をするの

          星々の希望

          恋愛時代

          貴方と同じ空間に居ることが嬉しい。 まるで、海で小舟に揺られているそんな穏やかな時間が好き。 顔、表情、笑い声、何気ない仕草。 全てが美しく心地がよい。 あなたが近くにいるのに、緊張が邪魔する。 話してしまえば「楽」なのに話せないから「不安になる」 僕と貴方が生きているこの時代しか、その姿がないなんて悲しい。 貴方の未来が明るいものだったら嬉しい。 そして、何気ない時に。自分のことを覚えていてくれると嬉しいな。 同じ月を見ているのなら、貴方が傍にいてくれているのと一緒だよね。

          君は誰なの?

          ある一人のプログラマーがいた、彼の名前はミスタ-M 彼はある事を疑問に思っていた。 それは、[AIだけが注目される社会が僕らが目指す社会なのか?」 この。広くて難しい問題を考えながら、彼はパソコンにプログラムを作り 自分で楽しんでいた、そんなある日のこと。 彼が深夜までプログラムを作っているとパソコンから大きな音がした。 まるでジエット機が自分の真上に飛んでいるかのような「轟音」だった。 しばらくして画面を見ていると、長髪の女性が画面の中から話かけてきた。 「私は、未来から来

          君は誰なの?

          冬の楽しみ

          窓ガラスを手で触って「冷たいな」と感じる瞬間が一番好き。 なぜなら、今ここに生きていることを実感できるから。 みかんを食べて、鍋をつついて、未知の食の世界へいざなってくれる。 夜は。ジャズを聴いて重い布団で眠るこれを繰り返すだけで どこか幸せになる、自分なりの「冬の過ごし方」である。

          冬の楽しみ

          交差点の響き(愛の儚さ)

          僕の好きな友達が死んでしまった・・・・・・・・。 この長い「・・・・・・・」は気持ちの困惑というべきなのか。 いや、もうあの子がいないという事実の羅列に過ぎないのか。 色々な感情が渦のようにまざって、気持ちが血走っている感じだ。 その子は交差点で不運にも、大型トラックにぶつかったらしい。 彼女はきっと、自分の人生を振り返っていたのだろうか。 彼女は、心の傷付きやすい人だった。 彼女がこぼす涙には、いつも重みがあった。 「僕」と「彼女」は一定の交友関係だった。 僕が彼女の葬式

          交差点の響き(愛の儚さ)