人生を変える見えない眼鏡

眼鏡を一気に2本作ってしまった。
パソコン用と普段用。
ざっと16万円のお買い物。
今使っている眼鏡だって1年前に買ったばかりの、
しかも結構お気に入りのデザイン。
お値段だってそこそこした。
それでも購入を決断したのは、
紹介してくれた方のトーク力と、眼鏡屋さんの信念に感動したから。


通常、眼鏡は「見えるようにするため」に作るものだという先入観がある。
けれども、豊福さんは「見えない眼鏡」を作る眼鏡屋として有名なのだ。
なぜ見えない眼鏡が必要なのか。
豊福さんとの会話から二つ理由を発見した。


1つ目は用途によって見える距離も変わるべきであるということ。
確かに100m先と手元とを見るために同じ視力は不要だ。
遠くを見るための視力で近くを見続けると目が疲れてしまう。
目の疲れが体の疲れ(肩こり、腰痛)、引いては脳の硬直化にも繋がるそうだ。

2つ目はそもそもそこまでの視力は不要だということ。
人間の視力は危機察知のためにあり、
危険を察知して対応できるだけの距離が見えれば良いらしい。
せいぜい10mほど見えていれば、その先はぼやけていても問題ないそうだ。
パイロットの基準でも1.0程度で、眼鏡やコンタクトレンズで1.5とか2.0にする必要は全くない。

豊福さんの話はどれも納得するものばかり。
見えすぎると目の疲れだけではなく脳が疲れて仕事のパフォーマンスが落ちたり、
発想が貧困になったり、反応・判断が鈍くなったりするらしい。

新しい眼鏡を使うとどのように感覚が変わるのか、
今から楽しみでならない。
眼鏡が届くまで、あと10日ほど・・・。

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