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“差別化”で優位性を築く時代は終わった

ひと昔前に行われていた企業コンサルティングに、

“差別化”“USP”とか“付加価値”

があります。

あっ、
今でも、このタイプのコンサルされている方が多いですね(汗)


この“差別化”ですが、
売上増への寄与度はそれほど大きくないようです。

もちろん、
その“USP”がドハマりする消費者には支持されます。

それ以外の消費者にとっては、
その“USP”があるに越したことはないが、
他の要素“価格”“タイミング”などの方が優先されることが多々あります。


では、
何で戦えばいいのでしょうか?

“おもてなし”“接客”などです。

特に
インターネットを活用したマーケティングを採用している企業・事業者ほど、
“おもてなし”“接客”の重要度が高いです。

ほとんどのインターネット集客・販売では、
“おもてなし”“接客”が抜け落ちています。

インターネット集客して、
即ECページに誘導して購入を促す。

こんなパターンがほぼ全てです。

売り手の血に飢えた狼ぶりが出ていますよ。

買い手=消費者はどうだと思いますか?

①何かのきっかけであなたの商品・ブランド・業界に触れます。
②消費者個々の価値観・ライフスタイルに照らして、興味が持てるかのフィルターにかけられます。
③“興味あり”となれば、消費者自ら情報検索を開始します。
④比較検討し、消費者にとっての購入課題も認識されます。
⑤最終選考に残った商品から、実際に購入する商品が選別されます。
⑥消費者のタイミングで購入されます。

ざっと、
こんな流れですね。

あなたのインターネットマーケティングはどうでしょうか?
①で集客した見込み客に⑥を今すぐ求めていませんか?

リアルビジネスでは、
そんなことしていないはずです。

店舗を構え、
看板を出し、
チラシを配り、
来店客をお迎えして会話し、
販売商品の特徴を伝え、
一緒に悩んで、
その問題解決策として商品を購入してもらう。

こんな当たり前のことを、
インターネットマーケティングだと「サボる」人だらけです。


まとめると、

もちろん、
“差別化”“USP”とか“付加価値”は、
あるに越したことはないが、

それ以上に、
“おもてなし”“接客”が大切である。


あなたのビジネスに当てはめるとどうなりますか?


守錢堂
2021.3.6

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