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内向型とHSPの違い②            物事の感じ方、感情体験が違う

内向的な人とHSPの人の大まかな違いは、前回の記事で解説した。
今回の記事では、もう1つの違いに焦点を当ててみる。
その違いとは、物事の感じ方、感情体験の違いである。


HSPの人は感情を深~く体験する

HSPの人は内向的な人に比べ、感情体験が物凄く深く、外的なもの、特にネガティブなことに強く影響されてしまう。
例えば、ニュースで戦争の映像を見たとする。
その際、内向的な人は、必ずしも心が痛くならない。さっと切り替えもできるし、あまり悲しくなることもなかったり。。。
しかし、HSPの人は、残酷な映像にかなり影響される。
非常に心が痛み、実際に涙が出てしまうことも。
また、そのあと、しばらくその影響が続いてしまい、何も手につかなくなってしまう、なんてこともある。
ちなみに、このHSPの特徴を英語で、depth of emotionと表現する。

HSPの人は、身体的な反応も強い

HSPの人は、感情体験をする際に、身体も反応する。
残酷な映像を見ると、内臓がひっくり返る感覚がしたり、体全体が硬直してしまったり、心拍数が早まったり、などなど。
強い身体反応を伴うことが、特徴の1つである。

内向的な人は、そこまで強い反応はない

そんなHSPの人に対し、内向的な人は、そこまで深く感情を感じるとは限らない。
むしろ、ドライな人もいるくらいである。
なぜなら、前回の記事でも書いたように、内向的な人は全ての刺激に対して敏感なのではなく、あくまでも、人間との関わりに対して敏感だからだ。
(これが、よくわからない人は前回の記事をご覧ください。)

まとめ

・HSPの人は、物事に対する感情体験が深い
・HSPの人は、身体反応も強い
・内向的な人は、ドライな人もいる


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