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がん再発2ヶ月目③ Time is …

あらすじ

 わたし、つい2ヶ月ちょっと前、直腸がん局所再発しました。前も書いたんですが、これから一年生きられるとして、副作用なく元気な時間は、月に10日程度だから年間120日。そこから死ぬ前の寝たきりが1ヶ月として『110日』が元気な時間。2年だったら『230日』で、3年だったら『350日』、4年だったら『470日』。
 がんがなかったら、あと40年は生きられるとして『14600日』あるわけです。ということは、3年生存、元気な350日と40年生きられる人生と比較すると『2%』の元気な時間しかないわけです。

本編

 焦っております。そしてスケジュールがパンパンになりつつあります。やりたいこと、個人事業で予定というのは埋まるものですね。前よりも更に『即断即決即行』になりました。
 余談ですがこの心持ちで長い将来が見据えられる健康状態だったらビジネスで成功しそうな気がします。やっぱり人より多く行動して気づいて成功して失敗して、を繰り返した人がチャンスや運を手繰り寄せるんだと思います。個人事業をはじめてから周りのうまくいってる方はきっとそうされているんだろうな、と感じます。
 あと、近くに置いていた自分に必要だと思っていた『様々な物品』ですが『あれ?よく考えたらいらない』という気持ちに変化します。不思議なものでこだわりがそぎ落とされていく感覚です。これは今後も取捨選択が起こりそうですね。
 なぜこのように『焦るのか』『心境変化』が起こるのかは『死の意識の波』があるからです。私の場合、腹部の違和感を感じると『腹水=死が近し』とか、再発部位の違和感が強くなると『薬効果なし=死が近し』になります。特に化学療法時や副作用中に良くない波が来ます。
 というわけで『したいことリスト』も随時更新しながら達成したこともまたできました。ゴールがわからないマラソンも苦しいですが、いつ氷が割れるかわからない氷上を歩くのも怖いです。でも『氷は割れないはず!』と強く強く信じて一日一歩を大切にしていきたいものです。まずは次の『全身検索で化学療法効果の判定』でうまくいくことを願うのみ。

Time is Life

どう訳そうか。時は生命、時は生活。そんな気がします。

◯達成したこと(一部)
デジタルフォトの整理
フォトブックの作成(部分的に)
河崎リハビリテーション大学大学院の作業療法リスキリングコースを修了
断捨離(一部)

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