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突然のがん宣告

厄年で42歳の申年になります。

先日、大腸がんと宣告されました。

結構な大きさで内視鏡ではとれないそうです。

医師から告げられたときは文字通り、頭真っ白、というか、ん?どういうことだ?助かるよね、生きられるよね、大丈夫大丈夫と根拠のない考えが頭をよぎりました。

それから、冷静になり癌かぁ。

あぁ、うーん、がん。うん、がん?

いつまで生きられるんだ?

子どもが大きくなるのを見届けられないのかな。

妻と一緒に歳をとれないのかな

親より先に死ぬのかな

という考えがぐるぐると頭をよぎり知らないうちに泣いてました。

その日の夜は妻に言わないと、と帰ってきた妻をみてフリーズしました。子どもがいたので別室に行き、話そうとしましたが号泣してしまいました。

落ち着いてから妻へ告げました。


翌日は転移していないかの検査です。不安な夜です。

もう転移してたらあかんなぁ、転移してるだろうな、否定的なことばかり思い浮かびます。

そして翌日。

胸腹部エコー、CT、造影検査などを行い妻と一緒に医師の診断を聞きます。

診断前は、転移してるか、やっぱりしてるよな、してたら、あと、どのくらい生きられるかな、子どもが成人するまでおれるかな。

と、不吉なことばかり思い浮かびました。

妻にも覚悟しててね、と声をかけました。

長い待ち時間のあと、医師から呼ばれ診察室へ。

結果は…転移なし。

ひとまずというか、めちゃくちゃ安心しました。

めちゃくちゃ泣きました。


落ち着いてからここでようやく両親に電話。

母は普通に話していましたがショックが大きかったでしょう、もちろん父も。妻へ告げたのと同じくこれもきつかったです。間をあけると泣いてしまい言葉につまるので一気に話しました。


とりあえず原発巣付近を取り除けば大丈夫なのか、ただ私の肛門はなくなる可能性が高いです。

これから、がんサバイバーとして色々と変わっていきますね。仕事もどうなるかな。


この手記が笑い話になるように家族のためにも自分のためにも生きないといかんな。

不安だ、とにかく。

まずは手術だ!転移する前に早く!

そして40代のみなさん、便潜血が陽性でしたらぜひぜひ大腸内視鏡検査をおすすめします。

検査は結構、つらいですが半日で終わりますよ!

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