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手放す勇気の先には

先日、今年のマイコーチあきかさんのコーチングを受けました。
継続コーチングですが、わたしの場合は、毎回テーマを変えています。
今回は、「今年のうちに手放したいこと」について。

更新という名の呪縛

わたしにはずっと当たり前のように更新してきたものがあります。
それらは大体、過去に取得した資格たちになります。
資格には一度取ったら、永久的に使えるものもあれば、毎年もしくは数年に一回の更新が来るものがあるかと思います。

資格を取った時には、「やったー!頑張ったことが報われた!」「これで正式にこの肩書を名乗れる!」なんて一瞬でも思うのではないでしょうか。

年末を迎えるにあたり、今持っているいくつかの更新し続けている資格を手放そうかと迷っていました。

資格が欲しいのはなぜ?

ところで、あなたにとって、資格って、何ですか?
何のために取りますか?
世の中には、オフィシャルな資格がなくても、しっかり活動して、信頼を得て実績を残し、売り上げを上げている方も少なくありません。

もちろん、携わる仕事上、必須の資格もありますが、何かを学ぶ過程で手にしたり、その上位資格として、認定をもらえたり、実際、世の中には多種多様な資格が溢れています。

今回は仕事では必須ではないけれど、プライベートで取得する資格について、話をしていきたいと思います。

自分を枠の中で守る

なぜ人は、お金と時間や労力をかけて資格を取るのでしょうか?資格があれば正式にその道で活動できる、というの以外に「資格があることで、他者からの信頼度が増す」ということが大きいかもしれません。
同じジャンルで活動しているAさんとBさんがいて、プロフィールを比較した時にAさんは保有資格はが明記されていて、Bさんは記載されていません。
第一印象でいうと、どちらが信頼できそうですか?

今までのわたしなら、答えは、Aさんです。
資格というのは、やはり他者から見てもわかりやすいです。その中身が何なのかというよりも、表面的な印象になりますが。
第一印象は大事ですよね。

資格を持つと、その枠の中で守られる気がしませんか?
たとえば、その資格を発行した団体からお墨付きをもらっている。その団体のコンテンツを活用できる。そこで知り合った仲間と横の繋がりができた、など。
ポツンと個人でやっているよりは、やはり安心感がある気がします。
つまり、資格がある=自分を守ることにも繋がるのかもしれません。

努力の証は簡単には手放せない

わたしは、新しいことを学ぶのが好きで、新しい人に会うことも好きなので、新たな場に行くことに抵抗がありません。
その時々の興味関心が変わっていくタイプでもあるので、その時に学びたいと思ったことを学んできています。
結果として、色々な資格を持つことになっています。そして更新料が必要なものに対しては、当たりまえのように期限が来たら更新しています。
たとえ、その資格を使って具体的な活動をしていなくても。

もちろん、支払う際に「あぁ、活動していないけどなぁ」と少し思うことはあります。いくつかは、更新料が数万円単位だったりするので。でも、結局、その資格を保有し続けたい気持ちが勝って更新してしまいます。

自分がこんなに時間もお金もかけ、努力した結果、手にしたもの。資格は「自分が頑張ってきた証」でのあるので、簡単に手放せないのです。

わざわざ名乗らなくても表現できている

最近、SNSを見ていると、わたしの中で感覚が変わってきていることに気づきました。あえて、正式な資格名を名乗らなくても自分のできることをしっかりと表現できていて、そこに確実に人が集まってきている方たちがいることに。
元々同じところで学んできた仲間だったりする方たちもいるし、知らない人もいますが、彼女らに共通しているのは、資格という枠を超えて、自由に楽しくやっているように見えるのです。
どこかイキイキとして見えるのです。
わたしもそっち側に行きたい、という憧れのような気持ちも湧いてきています。

自由と楽しいはセット

そう、わたしはコーチングを受けるときによく口にするのが、「自由」と「楽しい」というキーワードらしいです。うまくいっている自分を想像するときは、必ず「自由」にやれている状態、そして、顔が笑っていて、なんだか楽しそうにしている自分が浮かぶのです。
わたしの中で、この自由というのは、「ある程度の知識・経験がついてきたからこそ生まれる提供できることの幅」のことを意味します。
楽しいというのは、「自分が提供できることで、それを享受される方の生活にプラスの影響を与え、なおかつ今後の人生を好転させるきっかけを作れている状態」を意味しています。
この両方が叶っていることがわたしの理想形なのだとコーチングを通して気づきました。

これからの人生の土台で必要か

今ある資格を手放すかどうかについて、最後の方にフィードバックされた言葉、「きっと〇〇の資格は、みきさんの今後の人生の土台にはならないということなんでしょうね」が心に響きました。
「今後の人生の土台」かぁ・・・
資格の更新って目先の単位で考えていたから目からうろこでした。
手放すか迷っている資格たちは確かに今後のわたしの人生の土台としてはもう必要ないかもしれない、と。学んだことは仕事にも家庭での活かせるし、決して無駄にはならない。

さらにこのあと、コーチからとどめの一発があったんです(笑)
「今のみきさんの悩みを協会の代表が聞いたら、なんて言うと思いますか?」と。

それを聞かれた瞬間、代表の顔が浮かび、わたしに対して、ある一言を言ったのですが、それが決定打となりました。
わたしの迷いの核心をつくような、一言。←自分で想像したんですけどね💦
触れたくなかった部分、良かれと思ってやってきたことを否定されたような、そんな気持ちになりました。
けど、そこにあったのです。
ずっとこの資格を手放せなかった本当の理由が。
更新し続けていたのは、途中から自分のためではなく、それよりも周りへの恩や感謝の気持ちを大切にしていたから、ということ。

もっと自分のために生きてもいい

資格の話から発展して、生き方の話になりますが、これからはもっと自分のためにも生きてみたいと思ったんです。
資格にしばられなくてもできることはたくさんあるし、信頼を得ることもきっとできる。それよりももっとわたしが「自由に楽しく」生きている方が、周りの人にも伝えたいことがもっと素直にまっすぐ伝わるはず、と。
ということで、悩んでいた資格たちの更新を手放そうと思います!

そんな大切な気づきをくれたマイコーチのあきかさんのnoteはこちらから。
視野が広く、様々な角度から物事をとらえられているので、note読むだけでも本当に学びになりますよ~!





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