この間、天才か！と思わずつぶやいた、ためになる格言のシェアです！

それはためになることしかない、オプラ・フィンフリー司会の「Super Soul」というポッドキャストの番組を聞いていた時のこと。聞いた時にピカッと閃きが心で起こりました、こちらの格言。

When someone shows you who they are, believe them the first time

自分がどんな人か相手が見せてくれたら、最初はそれを信じること。

どういうことかと言うと、もし相手の言っていることや行動していることに疑問を感じたら、「彼（彼女）はそんな人じゃない」と自分の考えを通さず、相手のありのままを信じること。
つまり、相手は自分の思った通りの人じゃないと思っても相手の言動を信じましょうという格言。

実はこれ、アメリカの有名な詩人であり活動家のマヤ・アンジェロウが、約束をいつも反古するダメ男と付き合っていたオプラに言った一言。

オプラ・ウィンフリーの名前を言われてもピンと来ないと思いますが、顔をみれば、ああこの人！となるかも知れません。オプラ・ウィンフリーはアメリカで最も影響力を持つ有名人の一人です。

特にテレビの司会者として知られ、自分のトーク番組を通して心や魂に響くメッセージを送っています。日本だと誰なんだろうと考えたら、美を追求しない女性の美輪明宏さん？（ちょっと無理があるかも、、すみません）

アメリカ芸能界の大御所であるとともに慈善活動にも積極的で、スピリチュアルな考え方やマインドフルな生き方を提唱しています。

世界中にファンがいて今や人々の心のリーダーにもなっているオプラ・ウィンフリーが一番信頼していた人生の師がマヤ・アンジェロウです。
マヤ・アンジェロウは生涯においてたくさんの素晴らしい人生の教訓を残し、亡くなった今でも全米で尊敬されている詩人です。（マヤ・アンジェロウ珠玉の名言・格言集）

冒頭の格言については、オプラ曰く人生で一番お気に入りになっている教訓で、このマヤの言葉を聞いてから何度も反芻する機会を経て、ようやくこの言葉の意味が分かったと言います。シンプルですが、深いです。

この意味が良く分かったのがオプラが不幸な恋愛をしていた時だったそうです。

ダメ男と付き合っていた当時20代のオプラ。まだ携帯の無い時代、彼からの電話を取れるようにと彼以外からかかってくる電話は無視して、ゴミ出しに外に出た間に電話がかかって来ないようにゴミ出しにも行かず、湯舟に湯を張っている時に彼が電話をかけてこないようににお風呂も早くすませて、、と、いつかかってくるか分からない彼の電話をずっと待っていました。

「待ってるのに、ありえない。彼から電話がかかって来ないの。一体どういうこと？」

電話で泣くオプラにマヤは言いました。

「ねえ、オプラ（慈愛に満ちた声で）相手が自分がどんな人間か見せてくれてるとき、何故本人を信じてあげないの？何故相手がどんな人か分かるのに29回も相手に同じことをさせるの？なんで最初に分かってあげないの？」

彼は何回もオプラに自分がどんな人か本当の姿を見せているのに、オプラは彼を信じなかったのです。

オプラは言います。

何かをするよ、君のそばにいるよ、と言われて相手を待っていても、それが果たされず待ちぼうけが続くなら。まさにその時、彼（彼女）はあなたに自分がどんな人であるかをはっきりと伝えています。

「私は信頼に値しない人なんだよ」と。

だから次からその人を信じればいい。

はぁ～。書いててもう沁みいります。

実は私も最近同じパターンに陥っていたので、めちゃ響きます。私事ですが、昔気になっていた人と最近また連絡が復活しました。

共通の友達が、彼が私のことを女性としてすごい褒めてたよと教えてくれて、嬉しくて彼にメッセージを送ったのが始まりです。

実は普段はシャイで自分からは連絡出来ないのですが、この時は「私の話をして恋しがってるくらいならラインしてくれて全然いいのに。」と彼の可愛さにキュンキュン❤しておりました。

途絶えていたチャットも再び始まり、一日目は二人とも大はしゃぎで2時間、気付いたら深夜になってました。また次の日話そうと言うことになり、次の日。

出張に出ていると知っていたので邪魔しちゃいけないと私から連絡しなかったら、その日彼からの連絡も無し。数日後にラインで「仕事中？」とラインしてみたら「うん、今取り込み中」と、短い返信が返ってきたのみ。

せめて「今忙しいから落ち着いたらラインするね」とか書いてくれればいいものの、、とそっけない態度にちょっと不貞腐れていたら、翌朝、深夜二時に彼から送られた「仕事やっと終わったー」のメッセージが携帯にありました。

そしてそこから、、いくら待てども連絡は来ません。最初の日にまた話そうと言っていたのに関わらず。

恋愛だと相手が特別枠になってしまうけど、一歩引いて、例えば友人で考えると。盛り上がってまた話そうねって終わった会話があったら、忙しくてもそのまま放置は私はしない。忙しくなって時間取れないならそれを伝えるのがマナーと思っている。

自分から気になる人に積極的に連絡するの苦手だし、毎回私からアクションを起こすのきついな。せめてイーブンならともかく、毎回私から連絡取らなきゃいけないならもやもやするな、と思っている時にオプラのこの話を聞いたのです。

ハッとしました。ええ。

彼は私に本当の姿を見せてくれているじゃん！！

彼が私に教えてくれていたのは、自分は恋愛にオープンになれない姿。＝私が手を引かないと関係は保てない。。

外内ともに（私の目に）魅力的な人で、社交的で職場でもみんなから愛されてるから、ついつい彼は忙しいだけだと自分に言い聞かせようとしてたけど。

友人として（もちちょっと恋心あり）普通の会話をしたいだけなのに、いつも自分から連絡しないといけない状態に「違う、あの人はそんな人じゃない。今は自信が足りないだけ」と言い訳して期待してしまうところでした。

あっぶない。。

彼は私に自分がどんな人かを見せてくれました。私が見ようとしなかっただけで。

もう今回この格言に出会って

納得。

もやもやもおかげで吹っ飛びました。

しかも個人的にこの格言の素晴らしい所は、相手を信じてあげなきゃ（Believe）って言っているところ。

相手を信じるってポジティブなので、そんな相手を信じてあげよう！というポジティブな行為が「違う、あの人がこうなのはたまたまなだけ」という自分のもやもやをかき消してくれます。
うん、信じるべし。（今も彼の恋愛奥手な部分を残念がる自分にこのマントラ唱える私）

この言葉は恋愛だけじゃなくて人生一般：仕事、友人、パートナーなどにも通じますが、恋愛に関してはピカ一で効果を発揮する教訓だと思います。

私はポッドキャストで聞いたのですが、調べてみるとこのエピソードを話しているオプラのビデオを発見。英語ですが、興味ある方は見てみてください。パワフルです✨