私の仕事 自殺防止(26)
はじめに
皆さんこんにちわ。他者支援のプロ ラングめぐみです。
人生の冬を過ごす方々と共に歩いてきました。日本及びドイツでお子さん、病気の方、高齢者の方の心のサポートをしてきました。
現在他者支援のプロによる元気が出るコーチングをモットーにボイスマルシェで活動しています。
米国アンガーマネジメント協会公認アンガーマネジメントファシリテーター及びACC公認NLP Neuro Linguistic Programmingライフコーチです。
ラングめぐみの自己紹介
はじめてこの記事に来てくださった方、どうもありがとうございます。
私の紹介はこちらです。宜しければお読みください。
またいつも見て読んでくださる方、今日も本当にありがとうございます。
今日のテーマ 自殺防止
さて今日は現在の仕事の一部であるボランティア仕事の自殺防止について書きたいと思います。
前回の記事はこちらです。
一般医にむけて自殺について書かれたWHOの報告を紹介しています。
今回も
【プライマリケア従事者のための手引き】
から自殺問題の2000年の状況を復習します。
今日のテーマは
紹介と援助源にどう接するかです。
いつ紹介すべきか
精神障害に罹患している。
以前にも自殺を図ったことがある。
自殺、アルコール依存症、精神障害の家族歴がある。
身体疾患に罹患している。
十分なサポートが得られない。
どのように紹介すべきか
プライマリケア従事者は時間をかけて、紹介が必要なことを説明すべきで
ある。
予約の手続きをする。
紹介することで、プライマリケア従事者がその人を見捨てるわけではない
ことを説明する。
紹介した後も、接触を保つ。
定期的に会う。
援助源
以下の人々や機関がサポートを差し伸べてくれる。
家族
友人
同僚
聖職者
危機管理センター
医療従事者
どのようにして援助源に連絡を取るか
まず本人の同意を取った上で、どこに援助を求めるかを説明してから、連絡する。
本人の同意が得られない場合、自殺の危険の高い人に対してとくに共感を
抱いている人を探すように努力する。
相手が傷つかないように配慮して、愛する人よりも、むしろまったくの他人と話すほうが楽だということを前もって十分に説明する。
行動に移す前に誰にサポートを得られるか検討しておく。
援助してくれる人の状況についても配慮する。
すべきこと・してはならないこと
すべきこと
共感を示しつつ、相手の訴えに耳を傾けるとともに、冷静な態度を保つ。
支持的な態度で接し、相手を思いやる姿勢を示す。
相手の置かれた状況を真剣に受け止め、自殺の危険の程度を判断する。
これまでにも自殺を図ったことがあるかどうか質問する。
自殺以外の可能性を探る。
自殺の計画について尋ねる。
十分な時間をとる。
自殺しないという約束をしてもらう。
どのようなサポートが得られるか検討する。
可能ならば、自殺に使われるそうな手段を取り除く。
実際に行動を起こし、他者に知らせ、助けを求める。
自殺が生じる危険が高い場合、その人と一緒にいる。
してはならないこと
状況を無視する。
狼狽したり、パニックになる。
何も問題はないと言う。
自殺してみろなどと挑発する。
些細な問題だととらえる。
誤った保証を与える。
秘密にすると約束する。
その人をひとりにしてしまう。
結論 慎重な態度で、自殺の危険の高い人に関わり、心底から相手を心配し、人生には価値があるのだと伝える。これこそがプライマリケア従事者が、自殺予防のためにできることなのだ。
です。
改めて今日は秘密を守る・とおくからでもその後も定期的に関わる
ということの大切さについて学びました。
コロナ禍に入りこのようなサポートが難しくなっていると思いますが、
小さな力を信じてこれからも頑張っていきたいです。
今日はここまでです。😊
記事を読んで頂きありがとうございました。
ラングめぐみからのお知らせ
お知らせ1
米国アンガーマネジメント協会公認アンガーマネジメントファシリテーター及びACC公認NLP Neuro Linguistic Programmingライフコーチの活動の一環として
私の実体験のアンガーログを書いています。有料マガジンで毎週1記事があがります。
ここから飛べます。
宜しければ是非読んで頂ければ幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?