「自分の生命と世界のつながり」を意識したことはありますか？

『一灯照一隅』（いっとう いちぐうをてらす）は、
「隅っこを照らすかすかな光が、やがて世界全体を明るく照らす」
という教え

もう一つ質問ですが、普段自分が何気なくやっている目の前の作業に、
ふと「どんな意味があるのだろう」と物思いにふけることはありますか？

かつてのぼくは「よく耳にするキレイごと」に抵抗感がありました。

もし似たような気持ちがあるのであれば、
以下の2つの問いとゆっくりと向き合ってみてください。

いかがでしょう。

「一隅を照らして生きる」とは、世界とのつながりを感じながら生きるということ。

毎朝何気なく目が覚めて、食事を取り、電車に乗って、仕事をして、買い物をして、スマホを触ったり、動画を見たり、本を読んだりしている。

そのなんてことのない日常の営みすべてに、「感謝の気持ち」を持つのです。

それが「どこかのだれかのため」になっていると、ひとまず信じてみるのです。

例えばあなたがコンビニでちょっとしたムダ遣いをしてしまった時も、
そこで自己嫌悪に飲み込まれてはいけません。

　「こうやって数百円使うのもこのレジの娘のバイト代になって、もしかしたらそれが大切な人に買うプレゼントの予算の一部になったりするのかな」

　「せっかく生産者さんが想いを込めて育てて、どこかのだれかが作って運んでしてくれたもの、それを頂けるって本当にありがたいな」

ぜひ今日から、そのように発想を転換してみてください。

要するに、
『あなたは生きているだけでだれかの役に立ててるし、逆に、ふつうに生きているということは、顔も名前も知らないだれかに生かされている』
ということなのです。

生きてるだけでもそうなのだから、
笑顔で挨拶したり一生懸命働いたりしているぼくたちは
最高の社会貢献活動家じゃないですか！！
（なんて、さすがに言いすぎでしょうか。笑）

そうして一人ひとりが置かれた環境で精いっぱい生ききること。

その生命の光が各所で輝くことで、世界が明るく照らされているんですよ。

合掌

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