見出し画像

カウンセリングに行くべき?病院に行くべき?迷った時に読んでほしい記事

カウンセリングを受けようと思うけれど、できるなら心療内科や精神科で対応した方が安いし・・実際のところカウンセリングの機関と病院の違いが分かりづらいと感じたことはありませんか?


この記事を最後まで読むとカウンセリングと病院のそれぞれの違いがしっかりと分かるようになります。今あなたが抱えている状況にはどっちが合うのかを考えながらぜひ、読んでみてください。

1カウンセリングとは?

カウンセリングとは、主に2つの役割があります。それは、今抱えている悩みを解決することそして今後の人生のトラブルを極力回避すること。
この2つが柱になっています。

1-1状況の改善
とにかく今辛い状況を楽にしたい。今の現状の出口がほしい!!と思った時にもカウンセリングは有効です。


カウンセリングは決して心の病の方だけが利用しているものではありません。今の悩みを解決し自信をつけたり、自分のことを好きになることができるようにするツールでもあります。

1-2人生のトラブルの予防
あぁ・・人間関係が苦手・・。と感じたり、いつもストレスを限界まで溜めてある時にプツッと何かがキレて怒りが大爆発!という経験はありませんか?カウンセリングは今の悩みを解決するだけではなく生きづらさを解消するためのノウハウを学ぶ場所でもあります。

自分のことをよく知ると共にどうしたら、人と上手く付き合っていけるのかな?不安になった時にはどう対応したらいいのかな?と自分なりの解決方法を身につけます。


その一方で、精神科や心療内科ではどのようなことを行うのでしょうか?

2精神科や心療内科で行うこと

2-1薬の処方
多くの場合は、お薬を処方してもらいます。診断名に合わせてお薬をもらい辛い気持ちや衝動性を抑えることができるようになります。
そうすることで、突発的な行動を抑えることもできますし、どうしようもない苦しさを一時的に緩和することができます。

<一般的に処方される薬として>
・抗うつ剤
・抗不安剤
・睡眠薬

などが処方されます。
そうすることによって

・悲しくなくなる
・夜眠りやすくなる
・心が落ち着く

などの効果があります。


2-3症状を抑える
病院では、対処療法といい今ある症状を抑えることを行います。例えば、死にたいな。と思った気持ちを薬で緩和させたり、眠いのに眠れないな・・と思う状況からぐっすりと眠ることができるようになります。

そのため、薬を服用している時は気が楽になることが多いです。どうしても不安や苦しみを抱えているときはお薬を服用するのもひとつの方法ですね。


3心療内科に行った方がいいケース

自分は、精神科や心療内科にいくべきなのかな?それともカウンセリングでなんとかなるレベルなのかな?と疑問に思いますよね。
答えを書くと、「併用する」もしくは「カウンセリングだけ」がおすすめです。実際にどんな場合は心療内科や精神科に行った方が良いのでしょうか?
少し細かく見ていきます。


3-1自傷行為がやめれない
とにかく自分を傷つけずにはいられない場合は、まずは病院にいくことをおすすめします。特に、気分のムラが激しい場合は衝動的に自ら命をたつ行為を防ぐためにもおすすめします。


3-2人に危害を加える
誰かを傷つけてからでは、時は遅いですよね。実際に暴言だけではなく鋭いものを持って暴れてしまったり物を投げたりする行為があればすぐに病院にかかることをおすすめします。これは、自分を守るためや周囲の人の安全性をたもつためにも重要なことです。


3-3疾走する
いきなり家から飛び出てしまい、迷子になってしまった。家を飛び出たもののそこからの記憶がない・・。という場合も病院をおすすめしています。
えっ?そんなことあるの?と思うかもしれませんが、突発的に飛び出して外で倒れていた。とうケースも存在します。こうなるとカウンセリングの前にまずは物理的な安全が第一ですよね。


4カウンセリングを受けた方がいいケース

今度はカウンセリングを受けた方が良いケースをみていきましょう。

4-1自分を変えたい
・自信がない
・自分を好きになりたい
・感情のコントロールをしたい
・自分らしく生きたい

そう思ってはいませんか?自信をつけて堂々と人と会話をしたい。そして誰かのために役立つ仕事をいつかできたらいいな・・。そう思っている方には、カウンセリングがおすすめです。

今抱えている生きづらさを解決するだけではなく、自分らしさとは?見つけ出すこともカウンセリングでは行うことができます。


4-2問題を解決したいとき
・不安感を解決したい
・眠れない日々を改善したい
・生きづらさを解消したい

このように、「改善」したい時にもカウンセリングはおすすめです。カウンセリングでは今の状況を改善や解決をするにはどうしたら良いのかをカウンセラーと一緒に探していきます。そうすることにより薬には頼らずに、生きづらさを根底から改善することができるようになります。


4-3未来のトラブルを予防したいとき
・コミュニケーション
・ストレスマネジメント

などの感情のコントロールや人間関係を円滑にするためにもカウンセリングは有効です。例えば、今ある問題を解決しても社会に上手に適応する必要があります。例えば、あなたが人間関係に悩んでいるとしたら今の人間関係を解決できたとしても、コミュニケーションを上手にとれるようにならなければ再び同じ問題に直面して、辛い思いをするかもしれません。

そう考えると、回避できるところは先回りして解決しておいた方が賢いですよね。カウンセリングでは、未来のトラブル回避もすることができます。
さて、カウンセリングを受けるべきか、病院に行くべきなのかはわかったけれど・・もう少し詳しく知りたいなぁ。と思った方のためにそれぞれのメリットとどデメリットをこれからお伝えしますね。

5カウンセリングのメリットとデメリット

メリット
・予防ができる
・人生の質を上げれる
・自信がもてる
・不安感から解放される

デメリット
・お金がかかる
・趣味の延長戦のカウンセラーがいる


6病院のメリットとデメリット

メリット
・安い費用で症状を抑えれる
・医師という権威性で信用できる

デメリット
・薬物依存になる
・状況は改善できない
・薬の副作用が出てくる

7やっぱり精神安定剤は危険なの?

精神安定剤は依存性があります。そして副作用で頭の回転が落ちる、楽しみを感じないという状況を引き起こしやすくなります。

そうなると、なんのために生きているのかもよく分からない・・。という状況を引き起こしてしまいます。もしも、本当に状況を改善したい場合はカウンセリングをお勧めしています。

8弊社の薬への考え方

精神安定剤を当たり前のように処方する日本の精神医療に疑問を持ったことはありませんか?既にイギリスでは政府が軽い鬱病なら認知行動療法だけでもいいと発表をしている。

おまけに、薬の種類は1つ〜2つ。その一方で、日本は薬を多量に処方するのが当たり前の状況。副作用を抑えるためにさらなる薬を処方して、一体出口はどこにあるのやら・・。と思うかもしれません。

弊社としても、あまりにも過剰な薬の量にドン引きをするときもあります。
そこで、これを読んで下さっているあなたには、薬に対して適切な知識を知っておいてほしいと願っています。

8-1薬はあくまでも対処療法
薬は、あくまでも「症状を抑える」ことです。例えば、あなたが肩こりが原因で、頭痛を感じているとします。でも、その場では、すぐに頭痛を緩和させたいので、ロキソニンやバファリンを飲みますよね。そして少し経過すると痛みが取れる。でも、根底の肩こりを放置しておくと、忘れたころに再び頭痛がやってくる。


精神安定剤も同じことです。一時的な辛さを緩和することができたとしても根底の問題をケアしてあげないことには状況は変わらないということです。
ちょっと厳しい言い方になってしまいますね。だからと言って、薬を断固反対しているわけではありません。あくまでも、薬で本当に心の状態が回復するの?ということなんですよね。

8-2適切な用法と容量を受けよう
薬は、適切な用法と容量があります。しっかりと守って利用をしてください。特に、睡眠薬を服用している方は日々薬への耐性ができてしまい服用する量を勝手に増やしてしまう方がいらっしゃいますが「絶対やめて」くださいね。

まとめ

カウンセリングに行った方がいいのか?病院に行った方がいいのかな?
そんな疑問を解決することはできたでしょうか。多くのひとたちは、心が不安定になってしまった!急いで精神科や心療内科へ行かないと!!と思ってしうかもしれません。

しかし、ちょっとだけ立ち止まってみて目の前にある選択肢を考えてみるのもひとつの方法です。あなたの人生、あなたの時間は本当に貴重なものです。今抱えている感情をいち早くとってしまいたい!!と思うかもしれません。

私も辛いことがあった時は「なかったことにしたい!」「逃げ出したい!」と思う時があります。そんな時こそ、冷静になって「本当に自分にとって最適な方法」を考えてみたいですね。

ご相談をしたい方はここをクリック

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?