Tenyuプロジェクト

このプロジェクトは私がここ数年取り組んでいたものです。

私はもともとソフトウェアのマネタイズ問題について根本的にどのようなシステムがあれば解決されるのかとか、MMOがすぐに廃れてしまう事についての解決策等を考えていました。

私は昔からそのような考察を良くします。ただ自分の状況をどうにかするというだけでなく、一般に、普遍的に同種の問題をまとめて解決するにはどうすればいいか。つまり自分のソフトウェアをマネタイズするだけでなくソフトウェアのマネタイズ問題を一般的に解決する汎用的なシステムを作れないか、と。

ソフトウェア一般の問題とMMOというゲームの問題は一見関係が無さそうですが、そうではありません。MMOはクリエイターによる制作、サーバーによるサービス提供、ユーザーによるアイテムの購入や使用に至るまで最も純粋にオンラインで完結しうる特殊な経済です。だからネット全体に跨る普遍的な経済システムを構想するならMMOは考慮する価値があります。そして私はMMOを組み込む事でソフトウェアのマネタイズ問題を(構想上)解決しました。

私はこの構想の理解者が増えて欲しい。

さらにTenyuプロジェクトはブロックチェーンを代替するP2P技術を含んでいます。これは私が2015年頃発明したものです。たぶんまだ世界的にも無い技術のはずです。桁違いの性能を実現しています。この発明はP2P分野に取り組む技術者全員が知るべき重要なものだと私は思っています。

P2P技術についても理解者が増えて欲しいし、レビュー記事を書いて欲しい。

さらにこのプロジェクトは作者権という概念を提案していて、著作権やソフトウェア特許を置き換えれる概念だと私は思っています。作者権は著作権より創発的で、本構想の相互評価フローネットワークを前提とするからこそ成立するものです。著作権より狭い保護範囲でも成立する、という面白いものです。

私が公開に踏み切った理由の1つは、SNSで反応を得ながらそれをモチベーションに進めていけたら良いだろうというのと、基礎技術の発明や説明用の用語の整備、基本設計等は既に固まったので、現在このプロジェクトの最大の難点は理解者が居ない事だからです。

このような独創的プロジェクトは理解されにくいだろうし、どうなるか分かりませんが、とにかく自分の頭で考える限り真面目に考えたらこれをやるべきなのでやっていこうと思います。

https://twitter.com/lifeinwild

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