レビュー:時間革命



なぜ読んだ

堀江貴文の新刊。堀江貴文が好きかと言われたら好きじゃないけど、ツイッターかなんかの広告文で、
"悩みは過去か未来からしかやってこない"
"そんなものに囚われたところで意味はない"
の一文で、これまで読んできた本とリンクする事もあり、気になり購入。

感想

自分の時間を自分のために使えているか?
自分時間と他人時間を仕分けして、自分時間が一日にどのくらいあるかをまずは仕分けしてみる。

自分時間を増やす+他人時間を減らす
→人生の質が高くなる

他人時間とはそのまま、自分のために使っていない時間のこと。
例えば、やらされている仕事、めんどくさい飲み会、通勤やしたくないメール、電話。
自分時間とは、好きな仕事や趣味、楽しいイベントなど。

単純な事で、自分時間の比率を上げれば、1日の中で楽しい時間を過ごす割合が増えるから必然と人生の質は高くなるということ。

自分の時間は限られている。死刑は残りの自分時間を強制終了させることと同じような意味。

だから、自分時間を奪うような人とは距離を置けということ。

時間を取り上げることが刑罰になる、という発想の背後には、すぐれた人間的洞察があると思う。 時間を削り取られるというのは、人間にとって決定的なペナルティなのだ。
ストレスを減らすためには「ストレスがどこからやってくるか」を知っておくことだ。結論から言ってしまえば、ストレスの 99%は「過去」か「未来」に由来したものである

この本のキモ。
人生における最大のムダ、それは「悩み」の時間である。
たとえば、ホントは会社やめたいけど、30歳で無職は世間的にまずいよなあ。。という悩み。

自意識が描き出す「世間」は、心のなかの幻である。 あなたが勝手に気に病んで、勝手につくり出しただけの妄想――。そんなものは全部取っ払ってしまえばいい。

別に誰もそんなに他人の人生に興味ない。
そんなに関心寄せられてると思ってるならとんだ思い上がりだし、実際に今自分は誰かの職業状態を毎日毎日気にして見下したりしてるか?

つまり、今に集中して全力で取り組めってハナシ。
悩みは不確かな未来や過ぎた過去から飛んでくる妄想、
そんなもの相手にしてるのもったいないからシカトしとけってハナシ。

過去や未来について考えないようにするには、どうすればいいのか? これも答えは簡単だ。  極限まで予定を詰め込んで、忙しくするのである。

マラソンの大迫傑選手も言ってたなこれは。

時間の価値を高めたいとき、注意するべきは「多忙」と「多動」を勘違いしないこと。
目指すべきは「多動」だ。  
余計なことを考える暇がないくらいに、自分の心が踊る予定だけで、時間をしっかりと埋め尽くし、無我夢中で動き回るのだ。
過去や未来について考えないようにするには、どうすればいいのか? これも答えは簡単だ。  極限まで予定を詰め込んで、忙しくするのである。


成長のために計画は必要だが、長期目標に意味はない。短期目標を連続させていく。

意味があるのは、「短期的な目標」だけである。それを立てた1秒後には行動を起こさざるを得なくなるような目標でなければ、そもそも意味がない。 「今日から 30 日連続でブログを書く」 「10 日後に体重3キロ減を達成する」 「1カ月後に会社を辞めて起業する」


これは成長の螺旋階段と同じなのかなーと理解。
長期目標も大切だけど、それ以上に大切な事は動くこと。短期目標のためにすぐ動いて、達成したらまた短期目標、そうして少しずつ成功体験を重ねていって、アウトプット→インプットを繰り返していく。その内に達成感から楽しさを覚えてハマっていく。そうなれば成長のスピードは格段に上がるよね。
これは以前読んだアウトプットに関する本にも通じる。

スモールインプット→アウトプット→インプット→アクション
だったかな?

とにかく、多動!!



大事なのはこういうフットワークだ。 「ひとまず」「いったん」「とりあえず」何でもやってみる。

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